ネットでゴルフ親睦会に入会

2006.07.18
仕事をしていないので、私には有り余る時間があるので、パソコンをいじっている。加賀屋ゴルフのホームページを見ていて、「Gサークル」「シニア系」をクリックするとゴルフサークルが数多く案内されていた。公開と非公開があったので、公開の親睦会を順次閲覧した。その中で、立派なホームページを持ち、会員数が多く、頻繁にコンペを開催している親睦会に興味を持ち、入会しました。会員の大半がサラリーマンの定年者であろうし、年齢的にも60歳代が殆どだろう、似たような環境の人達だから話が合うと推測したのである。入会手続き後、幹事と自己紹介を交わした。

私の初登場は千葉国際カントリークラブでのコンペだった。当コースは30年位前に来たことがあるが、全く記憶に残っていない。当日は7時には会場に到着した。フロント前には30名くらいのゴルファーが待っているが、7時30分まで受付を始めない。仕方なく「営業中」の立て札があるレストランに行ったが、まだ開業していない。看板は前日のものだった。お客相手の商売で何たるお客無視のゴルフ場かと私は少しへそを曲げていた。メンバーコースだが、45ホールもあるので人でごった返しており、雰囲気はパブリックそのものであった。
さて、コースは白マークから打って6401yと程よい長さで、グリーンの手入れも良い。セルフ用にラフも刈ってある。当ゴルフ場はサービス精神に欠けるが、料金は食事込みで10,250円と千葉近郊の割には安価でグッド。
私が新入会員なので、幹事の一人と同じ組になっていた。この親睦会は、海外勤務中に親しくなり帰国後もゴルフ中心に交流していた人達が、いつも同じメンバーでない方がよいということで、ネットで仲間を勧誘・拡大したそうである。従って、会員は幹事の同僚や元商社の人が多いように思えた。初顔合わせの会員と親しく会話でき、楽しくプレーすることが出来たので、有意義な一日となった。私は初出場なので入賞資格なし。スコアは43・42の85で、当会のハンディは10と決まった。
 
2回目は神奈川県の座間キャンプゴルフコースである。
座間にゴルフコースを造るほどのスペースがあったのか、米軍キャンプ内のコースはどんな運営がなされているのか興味心を抱いて参加した。入門の際、金属探知機で車の下から検査するだけでなく、トランク・ボンネットまで開けて調べるのには覚悟していたものの面食らった。ゴルフは到着順のスタートで、バッグの積み込みを含め完全セルフだった。雰囲気は河川敷コースに似ていたが、思ったよりアップダウンがきつい。残念だったのは大幅改造工事中で、パー65になっていたことだった。私は強烈なアゲインストのショートホールで池ポチャの大ミスがたたり、下位に低迷した。

3回目は東京五日市カントリークラブである。随分、山の中にあるが東京都内にある。
今回も初めて顔合わせした者同志だが、親しいムードで緊張感はまったくない。驚いたのは、途中で雷の後、パチンコ球を思わせる大粒の雹(ヒョウ)が激しく降り、その後雹まじりの豪雨となった。サイレンが鳴り、プレー中断の指示が出る。我々は避難小屋が近くにないので、乗用カートの中で30分雨宿りした。豪雨が去って、プレー再開したのだが、前の組のカートが窪地に水没し動けなくなる始末。我々は数本のクラブを持ってホールアウトした。成績は39・41の80(par71)で3人同ネットがいたが、年齢差即ち最年長の私が優勝となった。賞金配分があり、結果的にはタダゴルフの恩恵に浴することができた。
次回のハンディキャップは7になってしまったので、もう入賞は無理だろう。

4回目は再び千葉国際。梅雨が明けていなのに猛烈な暑さで、汗が滴り落ちる。私はゴルフの時だけ眼鏡をかけているので、汗を拭くのが面倒だった。前日も他のゴルフ場で35度の暑さの中をプレーしたので、さすがにこたえた。おまけに前夜はスナックで焼酎を飲み、早朝に目が覚め、寝不足ときているのでコンディションがよくない。全員、水をがぶ飲みした。疲れからか、後半シャンクが2回出て乱れ、41・46の成績。猛暑の中、全員スコアは悪く、26名中私はこれでも9番目の順位だった。余談だが、前日は同伴者がホール・イン・ワンを達成したのだが、セルフプレーなので、証明が下りず何のお祝いもなく、本人は淡々としたもの。今後このようなケースが増えるだろう。因みにこのホールの4人の合計スコアは9と珍しい記録だった。
往復6時間に達する運転の疲れと猛暑の疲れが残ったので、翌日の卓球を珍しく休んだ。室内でも熱中症は起こり得る。

会員が話していたが、元勤務先の人達とのゴルフは、威張る先輩や複雑な人間関係で不快な思いをすることがあるが、このような会は全員対等で和やかな雰囲気なので良いと・・・私もまったく同感である。


− 私の名前は渡若造 49話 −

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