2006.03.29 |
心筋梗塞は、加齢からくる動脈硬化で血管が細くなっているところに、過労や強いストレスで血液が濁り血管が詰まる、と聞いている。3年5ヶ月前に発症したのは、某ゴルフ倶楽部の無責任な経営者に対し憤慨していたのが原因だと私は思っている。
しかし、今回は胸が痛くなった原因が分からない。2月には種々事件が起こったが、何れも解決済みで、格別悩んでいた訳ではない。
大学病院で医師から「ストレスはないか」と質問されたので、出来事を説明した。
@卓球で他人の頭が顎に激突したAゴルフクラブが顔面に当たったB駐車中の車が損傷を受けたC年下の友人が亡くなったD親睦会で立腹することがあった、と幾つも事件はあったが後遺症はないし、何れも大したことではなく、悩んではいないと・・・ ところが、医師が言うには「どれ一つ取っても十分原因になり得ます」と。
仕事をしていた時には、これよりもはるかに大きいストレスがあったが、乗り越えてきた。仕事を離れても、社会生活をしておれば何らかのストレスは必ずある。この程度のストレスでも血液が濁るのは、『老化』以外に理由が見当たらない。
さて、入院検査の結果は異常なしで喜んでいるが、ゴルフはさっぱり駄目になってしまった。スコアにこだわらず、『楽しみゴルフ』を意識すればする程、緊張感がなくスコアは良くないのである。集中心がないからであろう。『適度の緊張感を感じながら、ストレスにならないように楽しむ』このバランスを取ることが、すこぶる難しい。
仕事でも同じことが言える。精力的で、テキパキ仕事し、周囲に気遣いするタイプの人は心の病気にかかり易い。逆に、のんびりとマイペースの人は病気にはならないが、会社や得意先からは評価されない。精力的に仕事をこなしても、病気になったのでは元も子もない。健康でのんびりしていても、周囲から軽視されるようでは、社会人として駄目である。この適度のバランスが難しいのです。
50歳を過ぎれば動脈硬化は始まる。心臓病はストレスが原因とも言われるので、50歳を過ぎると、立腹せず、遊びもムキにならず、大らかな気持ちを持つことが肝要なのだろう。ゴルフのスコアが悪くても気にしないということか。
なお、心臓病歴者の40%は精神的不安を抱くとのデータがあるらしい。私も検査を受けるまでは、心配で胸の動悸を感じた。たった3日間の入院で体重が1kg減ったのには驚いた。原因は食事にある。病院食は1日1700カロリー、塩分6グラムに過ぎない。如何に健常者はカロリー過多で、塩分の多い食事を取っているかが分かる。カロリーを落とせば簡単に減量できるのです。
第4回加賀屋ゴルフコンペ参加者へ送った私のメッセージを添付します。
皆様、こんにちわ、渡若造です。
『加賀屋ゴルフホームページ訪問者100万ラウンド達成記念、第4回加賀屋ゴルフコンペ』の開催を、心よりお祝い申し上げます。
私は、本日の記念すべきコンペに参加することを楽しみにしておりましたが、急遽、心臓の精密検査を受けることになり、参加できなくなりました。
改めて言うまでもなく、@に自分の健康、Aに家庭の平和、Bに仕事の充実、があって初めてCのゴルフの楽しみが実現できるのであります。
どうか皆様、@ABを達成してCの「ゴルフの楽しみ」を満喫されるよう病室から期待しております。最後に、加賀屋ゴルフ並びにホームページ愛読者の益々のご発展とご健勝をお祈り致します。また、ホームページでお会いしましょう。
平成18年3月9日 渡 若造
改めて、私の健康をご心配くださった多くの方々に厚く御礼申し上げます。
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