読者の感想文を一挙に公開

2006.02.01
この連載を始めて、早いもので1年7ヶ月、第38話になりました。これまで読者から寄せられた感想文を紹介します。例え、筆者と異なる見解や批判であっても掲載するつもりでしたが、幸か不幸か、見当たりませんでした。

ゴルフエッセイは奥深く、感心したり、頷いたり、勉強になります。前立腺の手術は(11話)様子がよく分かり、友人にも解説しています。女性軍との交流が面白く、交友の幅が広いのが伺えます。

「闘病記」(9〜11話)は自分を沈着に見ており、周囲の観察もよくされている。よく書いたものだと驚きます。

「ホール・イン・ワン」(17話)はキャディとのやり取りがフランス人が喜びそうな内容です。渡さんはゴルフのお陰で下らぬ仕事人間にならず、交友を広げられたと思います。

軽妙、流麗な文章で、随所に筆者の硬派面と暖かい人柄が滲み出ており、楽しく読んでいます。サンデー毎日の日々とはいえ、著作能力の高さに感服しております。技術系の私にはとても成し得ないことです。女子プロのへそ出しなど恥じらいや慎みのない行為に対する批判に大いに共鳴します。頭の劣化防止のためにも連載を続けて下さい。

渡若造さまのエッセイはゴルフのみでなく、豊富な人生経験に裏打ちされた、読む者にとって大変参考になることが多いです。私の腕前はまだまだ未熟ですが、人様に迷惑をかけないゴルフを心がけています。若造様、もっともっと後進にアドバイスをお願いします。   <しがない田舎のサラリーマン、56歳の方より>

毎朝、新聞を見るけれど、読まない記事が多いのに、渡氏のエッセイは必ず読ませて貰っています。評論内容が辛口であるが、真実をついていて興味深く、スカッとした気分で読むことが出来るからであります。ゴルフ以外も筆者の人柄と見識の高さが滲み出ています。筆者は私より年齢が若いが、人生の考え方、特に定年後の過ごし方を教えられ、参考になります。高頻度の執筆と継続、努力、熱意に敬意を表します。

「ゴルフ仲間のお通夜で想う」(30話)を読みました。感動の一言に尽きます。渡さんが友人を思う気立てが伝わってきます。過去を思えば、悔いることばかりですが、せめて元気でいる間に少しでも「悔いを残さない」ように努力したい。

「ゴルフと卓球とカラオケと」(31話)を読ませてもらいました。よくぞきちんと3種目を分析されて、すべてのものに3段階があり、一つ一つが大事な要素であることが納得と同時に勉強になりました。

文章全体をとっても楽しく読みました。若造氏の主張がビシッと書き込まれていて、それでいて表現が固くないので、グングン引きつけられます。闘病の苦しさを一言も書かないでいながら、いかに健康であることが素晴らしいかを伝えている表現に感銘を受けました。樋口久子プロへの上申書もすごいなぁ、と思います。渡若造氏はなかなかの行動派ですね・・・藍ちゃんのへそ出しにこだわるのは、やはりゴルファーとしての思いなのでしょうね。一般観客の感覚では、特にこだわることはないように思います。タレントになってしまっているとの意見には賛成です。このままでは伸びないかも知れませんね。でもお父さんがついているから大丈夫かな?という気もします。<定年まで数学の教鞭をとっておられた女性の方より>

最初に読んだ時、落ちがあって面白いけれど何時まで続くのかと思っていました。ここまで連載されたことにびっくりし、この努力は立派です。印象に残っているのは、バーのママにパターを間違えら優勝を逃した話(4話)とへそ出しルックの話(23,27,36話)です。読んでいて気になるのは強気で我が道を行く渡若造さんらしくなく、「飛ばなくなった」とか「スコアが悪くなった」とか言っていることです。弱気にならず、これからもゴルフ、卓球、カラオケに精進し、もっともっと上手くなって、ますます人生を楽しんで下さい。  <神奈川県のK.Uさんより>

日頃、年配の方と接することがないので、自分にない考え方や視点が勉強になります。

月2回のペースでの執筆、ただ敬服する次第です。正論を、言いにくい事をはっきりとおっしゃられ、私を含め読者の方も読んでいてスッキリしたのではないでしょうか。「アベレージゴルファーのスコア分析」(21話)は、プレー中にどのように記録されるのでしょうか。研究熱心さ・姿勢が私とは違い過ぎますね。「悔いのない人生」を意識していない自分を痛感致しました。自分はどちらかというと、上辺だけを見て判断しているように思うので、もっともっと見識を広め、勉強しなければならないと反省しております。

長い期間の執筆ご苦労さまです。加賀屋ゴルフに投稿を続けている者として拍手を送りたい。渡若造さんのように人生経験豊富で文才のある方なら大して苦になっていないのかもしれませんが・・・結構大変ですよね。自分には想像できない視点からのお話も多数あります。お体に気をつけて、これからも好きなことを好きなときに思う存分楽しんで、感じたことを表現して下さい。 <「BUNのゴルフ日記」の筆者BUNさんより>

<渡若造から一言>                            
 身に余る賛辞を頂戴し、恐縮の至りです。社交辞令のお褒めの言葉だと割り引いて受け取っておりますが、激励の言葉だと理解しております。ゴルフ好きな皆様に役立つ題材がないかと、広角打法でネタを見つけたいと思っております。暫くの間、お付き合い下さい。


− 私の名前は渡若造 38話 −

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