解決策はないのでしょうか・・・スロープレーが最も嫌われる<その2>

2005.10.19

 数多くの友人や見知らぬ人とのプレーは楽しいが、解決策がなく困り果てるのは、プレーが遅い人との同伴プレーである。前の組との間隔は空き、グリーンは空いているのに、我々の組は進行が遅く、常に後続の組は待っている、そんな状況をしばしば体験する。

スロープレーの内容を観察すると、大体4つのパターンに分類される。
@なかなか次の動作に入らないケース。                
 アドレス後、何回も素振りをする人、構えたまま打つまでの時間が長過ぎる人。
A要領が悪いケース。                        
 次に使うクラブを2〜3本持って行けばいいのに、手ぶらでボールを捜しに行き、キャディにクラブを持って来させる人。初心者ならいざ知らず、何十年間もゴルフをやっている人に意外に多く見受けられる。こういう人は結果としてキャディを独り占めする。
B必要以上にグリーンを読むケース。
 グリーン上を行ったり来たり、小さな砂を拾ったり、グリーンを直す。プロの競技でもなく、全国レベルの試合でもないのに時間をかけ過ぎる人。
C自分で判断しないケース。
 長いキャリアなのに、グリーンまでの距離やグリーンのラインを毎回キャディに聞く人。

このようなスロープレーヤーは初心者でなく、ゴルフ歴の長い人に多い。自分が進行を遅らせていると自覚していない場合もあるが、多くは他人の注意に聞く耳を持たない場合が多い。もっと正しく言えば、認識しているが長年の習性で、改めることが出来なくなっている。
ゴルフを一緒にプレーして、『スロー過ぎる人は管理職には向かない』と評定されることがあるから、就業中の人は注意した方がいい。私の体験でも、仕事でなかなか判断しない人にスロープレーヤーが多いのは事実である。

私が最近、一番よくプレーするコースでもスロープレーヤーがおり、会員や従業員に知れ渡っている。
私は事前に組み合わせを確認し、同じ組であれば変更するように申し入れている。古い会員なので、コースの担当者も困惑している有様だ。友人・知人がスロープレーヤーの場合、どう対処したらいいのだろうか。同伴プレーを避けるか、ひたすら我慢するしか方法はないのだろうか?と思案しています。皆さんはどうしておられますか?

今春、「ゴルフ日記」さん、「BUNのゴルフ日記」さん、「芝先案内人」さんと、ご一緒させて戴きましたが、彼等はゴルフの腕前だけでなく、テキパキとした動作、ゲストたる私への気遣い、愛する所属コースとはいえ目土をしながらラウンドする姿勢はご立派でありました。


− 私の名前は渡若造 32話 −

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