格安ゴルフツアーの紹介

2005.08.27

毎日が日曜日と言うより、毎日が大連休になって以来、私は土曜日・日曜日のゴルフをしないようにしている。
土日にビジターでプレーするのは高額だからやらないばかりでなく、メンバーコースでも平日にプレーしている。
それは、仕事している人達に土日は譲るべきだと考えているからである。また、何も混む土日に無理にプレーすることはなく、空いている平日に気持ちよく回ればよいと思うからである。
最近、平日はバブル時代には考えられなかったくらいビジターのプレー費が安くなった。
毎年、インターネットで格安ゴルフ場を検索し、練習場の仲間等を誘って遠征している。
格安ゴルフパックを時間がたっぷりあるリタイア組に紹介したい。

一昨年8月下旬は、八ヶ岳高原CC。中央道須玉ICから45キロ、高山植物と白樺林に囲まれたコースで6271y(BTは6621y)と距離は長くなかったが、あいにく雨と霧だったので深いラフに泣かされスコアは冴えなかった。ロッジは綺麗で窓から見る白樺が素晴らしかった。
2日間ともセルフプレーで、交通費頭割りを入れて総額37,000円でした。

昨年8月上旬はサンランドゴルフクラブ那須コース。東北道那須ICから13.5キロ。
那須インターから東側は過当競争で格安プレー費が多い。
なんと1泊2プレー4食付で驚きの19,000円に魅せられて行った。ロッジは西欧風のしゃれた建物だった。コースはグリーンの手入れが良く、6242y(BTは6627y)でセルフ用にラフの刈り込みは短めだったので好スコアが出た。特別料理と焼酎を飲んで、総額27,000円は超格安のお薦めプランです。

今年7月の梅雨明け前はセントラルゴルフで、東関東道潮来ICから25キロ。東コースは日本オープン他数々のトーナメントが開催された名門コース、6739y(BTは7261y)と飛ばし屋向き。
翌日はトム・ワトソン設計のスコットランド風のNEWコース、6206y(BTは6817)と短いが、うねりのあるフエァウエーと中国海南島から取り寄せた砂のバンカーが難しくしている。前経営母体が破産して外資系のアコーデァグループに経営が代わり、セルフプレーが可能となった上、ロッジ宿泊代が値下げされたので格安となった。2日間共セルフプレー、現地料理屋とスナックの2次会を含めて総額27,000円は安い。同伴者に喜ばれたので、今秋再び企画する。

今年7月中旬は中央道諏訪南ICから12.5キロの鹿島蓼科GCと中央道晴が峰CC。
前者はパブリックコースで6384y(BTは6747y)後者は6382y(BTは7024yと長い)で共に八ヶ岳・蓼科を一望できる高原コース。宿泊は旅館で、ご主人が採った山菜料理を食べ、たらふく飲んだ。初日はキャディ付で総額35,000円でした。

8月上旬は関越道渋川・伊香保ICから9キロの白水CC。プレー終えて、沼田まで足を伸ばし初穂CC白沢高原コース。前者はコース入り口からハウスに至るまで豪華そのものにびっくり。
6567y(BTは7021y)と本格的なコース。オープン時に会員に特権を持たせるためであろうと思われる会員専用のアプローチ練習場があったが、ビジターは利用できず、ビジターは良い感情を抱かないからこんな運営を疑問に思った。昼食時キャンペーン中でドリンク105円は魅力だった。後者は高原型リゾートコースで温泉付の6425y(BTは7120y)。温泉はゴルファー以外にも開放しているが、昼間1000円、夜間600円は妥当だろうか? 温泉や練習場で地元住民を呼び込む営業手法は今後のゴルフ場経営の方向を示すものとして注目したい。ここもバブル崩壊で、経営を心配させる程の豪華なハウスだった。初穂CCの宴会パックとロッジを利用し、総額37,000円でした。

プレー費が安くて良いコースを探し当てると、何だか得をした気分になる。
自宅が比較的近くに集中している練習場仲間4人で行くと、交通費が割安で遠方でも負担になりません。時間がたっぷりあるリタイア組ならではの特権です。平日に時間を取れる方は、インターネットで調べて、私のように『快感』を味わってみて下さい。


− 私の名前は渡若造 29話 −

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