インターネットとゴルフ場の予約

2005.07.12

『私の名前は渡若造』を連載して早や13ヶ月、第26回目を迎えました。
何時打ち切るか決めていませんが、私は次のどれかに該当した時に執筆を止めるつもりでおります。
まず、書くネタがなくなり執筆を苦痛に感じるようになったとき、次に健康を損ねゴルフを出来ない身体になってしまったとき、もうひとつは読者の評判が悪いときです。
幸か不幸か、一部の方ですが「長期連載すべし」と進言される人がいるので、当分続けることに致します。

今回はインターネット利用によるゴルフ場の予約について触れてみましょう。
インターネットは便利なもので、短時間で各種の情報を知ることが出来ます。私は、主にニュース・天気予報・株価情報・プロ野球速報・バス電車の時間表・地図・グリーティングカード等々の利用とメールに利用しています。
ゴルフに限定すれば、遠隔地や外国の天気予報・ゴルフ場の下調べ(ホームページがよい)・ゴルフクラブの買物(中古、オークション)とゴルフ場の予約に利用しています。
行ったことがないゴルフ場を知りたい時は、該当コースのホームページとあちこちの書き込みを参考にします。
「書き込み」で注意すべきは、ゴルフ歴が浅く、スコアも悪い若い人の書き込みは当てになりません。何故なら彼等に共通するのは、コースの良し悪しでなく、キャディやフロントの応対が悪いとか食事がまずいとか、浴場が汚い等に重点が置かれているからです。これらをどう受け取るかは当然人によって異なるものです。私はこれらの項目は普通であれば良いのです。私の知りたいのは、コースの長さや広さ・芝つき・グリーンの状態・コースレート・平坦度そして大事な料金です。これらを調べて、良いコースを比較的安い料金で見つけ、片道3時間以内なら、1泊2プレーのゴルフツアーを企画し、仲間に案内しています。
ゴルフ場を予約する際は、加賀屋ゴルフのホームページの『ゴルフ関連リンク』をクリックし、『ゴルフ場予約』を利用すると便利です。

私の体験から言うと、便利なインターネットも所詮、これを扱う担当者が怠慢やミスを犯すと却って逆効果で印象を悪くさせることです。ホームページに質問コーナーを設け、申し込みのフォーミングを設定しているのに、返答がないことが度度あります。そんな不真面目なゴルフ場へわざわざ行くことはありません。今夏も泊りがけの計画を立て申し込んだのに、確認の返信がないので取り止めました。そして別のゴルフ場に変更したのですが、ここも担当者の怠慢で返答が来ないのです。東京事務所があったので、そちらに電話して確認を求めました。東京事務所の応対が良かったので取り止めずに行くことにしましたが、そのゴルフ場のイメージが悪くなりました。このように一人の担当者の怠慢がゴルフ場全体の評判を落すことになります。そんな担当者を置いておくのならインターネット案内をすべきではありません。
インターネット申し込み専門の楽天ゴルフ(GORA)やゴルフダイジェストオンラインで申し込むと、数分後に確認のメールが入ります。確認の返信を求めても無視するゴルフ場とは大きな違いです。
「おまたせしません」を社是とする加賀屋ゴルフの会社方針は、当然のこととはいえ、大事なことだと思います。

先日、『インターネットの直前予約』で安い料金で案内してきたので行きました。プレー後、支払うと案内の料金より高いのです。電話受け付け、ネット申し込み、直前申し込みと何種類も予約方法があるので、フロントも理解出来ておらず、異議を唱えても分っていないのです。私は幸いネット予約を印刷して持参していたので、主張が通りました。
ネットで案内する以上、フロントは全員理解し適切な措置を取れなければ、サービス業として失格です。
インターネット予約の場合は、時間・人数・名前・料金・食事込みか否かを記載した印刷物を持参することをお奨め致します。
結局、分りきったことですが、文明の利器もそれを扱う人間次第で、価値が上がったり下がったりするということです。


− 私の名前は渡若造 26話 −

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