あちこちにいる元気な老人・・・恐るべき老人パワー<その2>

2005.06.06

渡若造も遂に満66歳になりました。医学界では『老人の定義は65歳以上』を言うし、行政上でも同様である。
私は、若いつもりでも世間は『老人扱い』である。老人になって、メリットがあるのは、田舎のゴルフ場でゴルフ税が半額になることと、市によっては健康診断費用を市が負担してくれる例があることくらいか。反面、65歳から介護保険料の支払い義務が生じる。これが高額なので痛い。
ハンディキャップ11だったゴルフクラブを退会し、新たに入会したゴルフクラブで取得したのはハンディ12でした。従って、今回から私の紹介を「66歳、ハンディキャップ12」に変更してもらいました。

元気にゴルフと卓球に励んでおりますが、プレー中は感じませんが、翌日から疲労を感じるようになりました。
特に好きとはいえ、2日続けてラウンドすると疲労が残り、一週間はクラブを握りたくなくなります。
しばしば、平日は仕事で週末は2日間ともゴルフプレーなさる「芝先案内人」さんや「BUNちゃん」それに仕事がらみとはいえ、4日〜5日連続でラウンドしても平気な「ゴルフ日記」さんの体力と若さは羨ましい限りです。
私が彼等と同年齢の頃でも、通勤でくたくたになっていたので、週末2日間ともゴルフで静養なしの生活は出来なかった。

久しぶりに休日に一人でゴルフへ行ったら、若いゴルファーでごった返していた。若い3人組に入れられるとまずいなぁ、せめて50歳代と一緒にならぬかと思っていたら、年配者と同組になった。
お一人は容貌より若く70歳、もう一人のYさんは今年81歳を迎えるとか。Yさんは現在ハンディ12だが、最高ハンディは2で、関東各地の試合に出ていたとおっしゃる。さすがにドライバーは200ヤード未満しか飛ばないがアプローチが見事である。私はYさんのプレーをじっと観察し勉強した。世間は狭いもので、第16回に登場したAさんとは知り合いで、年何回か一緒にプレーなさるらしい。ハンディ2まで行った人は各地の競技会で顔を合わせ、知己の関係になっているのである。Aさんと私は、その後ゴルフ場だけでなく練習場でも鉢合わせし、親しく会話を交わしています。本当に世間は狭いものです。なお、今回のYさんは年間80回以上も高速道路を1時間半も運転してゴルフ場へ来ておられるとは、恐ろしく元気な方だ。当然、シニア選手権もグランドシニア選手権も優勝しておられる。

別のゴルフ場では83歳の方と同伴しました。Sさんはドライバ―ショットを180〜190ヤードも飛ばします。
そして年間100回近くこのゴルフ場に通うとか。この方達はお金はともかく、信じられない体力をお持ちの方である。80歳になった頃、自分はどんな姿でいるのだろうか、ゴルフは出来なくとも、健康な心身でいたいものだと心から願う次第である。


− 私の名前は渡若造 24話 −

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