素敵なプロゴルファーで賞 選出・表彰の提案

2004.06.21

「ゴルフは紳士・淑女のスポーツ」と言われて久しい。
従って、襟なしシャツやノースリーブ、短すぎるスカート、ジーパンなど禁止の掲示をしばしば見かける。
関東では見かけないが、九州では全員着帽が義務付けられ、その掲示が出ている。名門コースでは、クラブハウス入室時にブレザーコート着用を義務付け、着用していない者へは貸し出して再入室させるところまである。
また、県単位でブレザー着用をPRしている所もある。(例えば兵庫県、岡山県など)

 プロゴルファーを観察してみると、総じて男子プロは茶髪を除いてひんしゅくを買うようなファッションは見かけない。尤も、プレー中の喫煙は見苦しいが。
20年ほど前の日米対抗戦で、尾崎将司や飯合肇のジャンボ軍団が真夏に半ズボンを着用しアメリカからクレームをつけられた事があるが、高湿度の日本で何故いけないのか私には理解できない。テレビで見るアメリカのメジャートーナメントでは選手は着用していないが、キャディは半ズボンで、大きな選手名入りの布を付けている。
ファッションとして実に変だと私は思う。
 さて、テレビで見る昨今の日本の女子プロゴルファーのファッションは目を覆うばかりである。まず大半の女子プロが髪を染めているが、下品、体形との不釣合いから醜い場合が少なからずある。東洋人が持って生まれた毛色は黒なのに、無理に西洋人に見せかけようと茶色や金髪にすることはない。美しい黒髪を更に黒光りさせればよいではないか。宮里藍が人気急上昇なのは、単に若くて有望だけではなく、清楚な服装や髪、礼儀正しいマナーに多くの人が魅力を感じているのである。
醜い金髪・茶髪、太い脚、臍だし、喫煙など、これでも人気商売を業としているのかと疑う女子プロが沢山いる。へそにピアスをしている『へそピアス女子プロ』が本当に実在する。森口祐子は若い頃から脚に自信がないとの理由で半パンツをはいたことがない。自分の顔立ち・体形などを考えて、服装や毛髪に趣向をこらして貰いたいものだ。

 そこで提案する。素敵なジーンズで賞や眼鏡で賞などを真似て  『素敵なプロゴルファーで賞』の設定・選出をして欲しい。
 実力があることを前提とするため、
@ 賞金ランキング20位まで
A 髪、服装
B 顔立ち、体形
C マナー、愛嬌、ファンサービス、社会貢献度
D 既婚、未婚、年齢を問わない

ABC各1/3ずつのウェートで採点し、プロゴルファー協会公認の表彰とする。

これを実施すれば、ファッションやマナーの向上に繋がるだけでなく、トーナメントの人気上昇に貢献するだろう。特に女子プロ部門で顕著な成果を期待できると思うのだが、、、。

 こんなことを考えながら、日本陸上選手権、アテネオリンピック予選会を見た。驚いたのは選手のユニホームがまちまちなことである。
男子は昔ながらのランニングにパンツだが、体にフィットした水泳選手や競輪選手のようなものもある。ビックリしたのは女子で、半数はビキニスタイルだった。肩から吊るすブラジャーとパンツで、腹を露出している。マラソンでこの格好の外国人選手を何度か見たが、遂にビキニスタイルが日本陸上界の主流になってしまった。私にはあの服装が風の抵抗が少なく、好記録を期待できるとは思わないのだが。

ああ、はしたない!大和撫子の控えめな美しさは何処へ行ってしまったのか?日本の伝統的な良さがスポーツ界でも消えて行く・・・と嘆く私は、時代遅れのオジンなのだろうか?皆さんは如何お思いですか。


− 私の名前は渡若造 2話 −

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