ゴルフ会員権を購入され、ゴルフライフを楽しまれたいお客様のご参考に

井上誠一に抱かれる関東レクタングル

先日ゴルフネットワークで「鳴尾ゴルフ倶楽部100年の旅路」という番組が放送されて、その中で、倶楽部ライフについて、倉本プロや水巻プロのコメントは次のようなものであった。

本物の倶楽部ライフを満喫することは、最終的には一か所のゴルフ倶楽部に属して、毎週末にはその倶楽部で会員同士ラウンドや食事をともにして、過ごすことだと。

また、終の棲家となるそのゴルフ倶楽部への「愛」も大切だとも。

小生も昨年、関西の友人の同伴で「鳴尾ゴルフ倶楽部」をラウンドした。番組での紹介通り「山のリンクス」という表現がピッタリだ。

そんな鳴尾でも、前田社長の独りごと「人の振り見て我が振り直せ」のように、伝統を守っていくのは、なかなか一筋縄ではいかないのも現実だと思った。

確かに、両プロの仰るように、一つのゴルフ場に決めて、そこでのクラブライフを満喫するというのも理解できる。

しかしながら、欲張りな自分としては、終の棲家は、季節と地域で検討してみたいと思っている。

関東にある「大洗」「龍ヶ崎」「日光」および「大利根」は、どのコースも、井上誠一氏の設計で、「大洗」は、ワングリーンのシーサイドコース、

龍ヶ崎」は、何としても残さなければならない(改造してはならない)ツーグリーンのコース、

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「日光」は、広く雄大なコースだが、水流が作り出した自然の起伏と男体山からの傾斜に影響を受けた難解なグリーンのコース、

そして「大利根」全く起伏のない地形に、雄大な西コースと戦略的な東コースを有する36Hのコースだ。

この4コースをラウンドしてみると、井上誠一という設計家の凄さが実感できる。

全く異なる自然の地形に、のびのびと筆を動かせて、Thrill of Natureを引き出し、ゴルファーを色んな意味で、「夢見心地」に誘ってくれる。

自分の「終の棲家」の一つの候補が、この4コースを存分に楽しめる北千住近辺での居住である。
北千住に住めば、「龍ヶ崎」「大洗」「大利根」そして「日光」のすべてが電車とクラブバスで通える。
「龍ヶ崎」と「大利根」は、約1時間、「日光」「大洗」へは、2時間20分で到着する。

これらのコースは、夫々が提携関係にあり、凡そ現時点で下記の通り。
「大洗」と「日光」には、格安で宿泊できるロッジがあり、その周辺の食事もレベルが高い。

「龍ヶ崎」・・・「日光」(月~土曜:メンバー料金)、「大洗」(月~金:メンバー料金+3,000円程度)、「大利根」(月~金:メンバー料金+3,000円程度)と提携。
       その他に、井上誠一関係では、「愛知」「西宮」と提携
「大洗」・・・「龍ヶ崎」(上記の逆)、「日光」(月~土曜:メンバー料金)、その他に井上誠一関係で「那須」「湘南」と提携。
「日光」・・・「龍ヶ崎」(前記と逆)、「大洗」(前記と逆)その他に「那須」(井上誠一)「鳴尾」と提携
「大利根」・・・「龍ヶ崎」(前記と逆)、その他に井上誠一関係で「那須」「湘南」と提携。

北千住に居を構える前提だと、日常的に行くコースは「大利根」と「龍ヶ崎」、趣の異なる18Hを3つラウンドできる。
そして、「大利根」や「龍ヶ崎」のメンバーと一緒に、宿泊を兼ねて、「日光」と「大洗」を訪れ、井上誠一三昧で過ごせると思う。

実際、加賀屋さんにお願いして、「龍ヶ崎」に入会して6年が過ぎ、その間、「日光」(5回)「大洗」(6回)「大利根」(4回)「西宮」(8回)「愛知」(1回)「ABC」(6回)「ザサイプレス(現在は龍ヶ崎と提携解消)」(1回)と龍ヶ崎の会員と一緒に訪れている。

龍ヶ崎は、海外のコース(マレーシア、シンガポールおよびオーストラリアの名門コース)とも提携しており、これら4コースの中では、井上誠一関係に留まらず、提携コースが多い。

従って、「龍ヶ崎」ともう一つ会員となれればと考えていた矢先、2020年10月1日より「大利根」の平日会員(火~土曜)の募集が始まった。(2週間ほどであっという間に50人の募集枠が終了)
すかさず、前田社長にお願いし、申し込み書類を郵送いただき、準備する書類もあって時間を要したが、何とか間に合ったのである。

「大利根」か「大洗」が希望だったが、やはり日常的に伺える「大利根」が良いのではないかと判断してのことだった。
双方とも、「那須」と「湘南」とも提携していて、更なる井上誠一ワールドを旅できることとなる。

このように提携コースがいくつかあると、その倶楽部での友人と一緒に提携コースでのラウンドや宿泊、食事などを通じ、更に仲良くなれる。
ゴルフを通じそのような縁が広がっていくことは、会員になる前には、あまり想像してなかった。

勿論、ゴルフ場の会員としての基本的な権利は、好きな時に一人で行ってもラウンドができるということだが、その権利が確保されれば、その倶楽部での会員同士の交流が自分の人生を豊かにしてくれる。

そんな機会や気づきを提供してくれる前田信吾社長に感謝している。

酷暑の夏と厳寒の冬を除いて、井上誠一の関東レクタングル(四角形)に散りばめられた宝石の如きゴルフ場で、人生の締めくくりを出来ればと願っている。

 

掲載日:2020年10月31日