ゴルフ日記

房総 東 1.0R 晴れ 7,107y アウト40 イン53

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 今日は実に16ヶ月ぶりの房総である。早めに着いて、アプ練習と打球場でショットの練習。アプ練習時、Kさんから「久しぶりじゃないか!ロッカーが泣いてるぜ!」と声を掛けられ、「僕のロッカーないんちゃいますか?」と返すと、「大丈夫、僕の後ろに今もちゃんとあるから」と笑われてしまった。
 この1年間で房総の東は随分と変貌を遂げ、グリーンは全てデカクなり、距離が100yほど伸びて、更に難易度が増した模様。
 今日は、その房総東にチヤレンジである。
 神奈川県の10年前は超強豪プレーヤーM.Tさん、千葉県のS.Sさん、H.Sさんのメンバー4人で廻る。
 1番447yミドルは、ドライバーは右のラフへ。3wで打つも全然届かず。AWで1ピン手前に3オンするも入らずボギー発進。
 2番411yミドルは、ドライバーはフェアウェイへ。残り175y上りを5アイアンで打つもどダフリ。PWで1ピンに寄せるも入らず。
 3番562yと距離が大幅に伸びたロングは、ドライバーは竜巻球で左のラフへ。4アイアン、4アイアンで狙うも右のバンカーイン。距離が55yほどあり、難易度が高いが、これを1ピンに寄せる。が、入らず。
 4番205yとこれまた距離が伸びたショートは、4アイアンで打つも左に外す。アプは1ピンにしか寄らずもこれを沈めナイスパー。
 5番422yとこれまた長くなったミドルは、ドライバーは右のラフへ。木があり、狙えないので4アイアンでレイアップ。55yからのアプは絶妙でナイスパー。この長くなったミドルで、元チャンプは見てて気の毒なゴルフを展開してしまわれる。
 6番553yロングは、ドライバーはフェアウェイへ。3w、AWで3mにつける。飛ばし屋H.Sさんが3打目をOBする中、3mを真ん中から沈めてナイスバーディ。大漁節をゲット。ウッシッシ。
 7番393yミドルは、ドライバーはフェアウェイへ。が、距離は随分と残る。が、飛ばし屋H.Sさんはなんと残り100y。飛距離の差に愕然とする。で、3アイアンで打つも右にすっ飛ばす。アプは寄らずボギー。
 8番207yショートは、まずは、飛ばし屋のH.Sさんが5アイアンでピン手前2mに。私は4アイアンで打つも手前のバンカーイン。寄らず入らずボギー。H.Sさんは勿論バーディ。ゲッ。
 9番421yミドルは、ドライバーはフェアウェイへ。6アイアンで8mに2オンし、無難にパー。40回。2時間。
 いやー、とにかく長い。このコースで70台はちょっと厳しいんじゃないの?グリーンは総じて滑らかで素晴しいのだが、セルフプレーのせいかフェアウェイの状態は良くない。その為、ボールは沈みがちになる為、難易度が高くなっていまう。
 昼食は、時間が早いため、朝のバイキング時間だったので、皆で朝食のバイキングを食す。結構、イケル(600円)。
 ただ、セコイ性分の為か、食べ過ぎてしまい、体が重い。
 インコースへ。
 10番424yミドルは、ドライバーが竜巻球。隣の9番へ打ち込んでしまい、6アイアンでコース内に戻す。AWで7mに3オンするも3パンチダボ。痛い。
 11番430yと大幅に伸びたミドルは、ドライバーはフェアウェイへ。以前なら9アイアンとPWで打てたが、今はそうはいかない。6アイアンで打つも風を間違えてオーバー。難しいライからトップしボギー。スーパーショットを放ったM.Tさんが30センチにつけるバーディで急に雄弁になりだす。
 12番540yロングは、ドライバーはフェアウェイ。3アイアンで残り155y付近へ。7アイアンでのショットはシャンク吟味に飛ぶ。飛ばし屋H.SさんがSWで3オンする中、こっちはアプもミスし18mに4オン。ファーストパットは2mにしか寄らない。ここで、H.Sさんが難解な8mを放り込んできた。まずい、この2mは外せない。慎重に慎重に読んでボギー。負けは負けだが、最小に食い留める。
 13番379yミドルは、3wでフェアウェイへ。残り170yを6アイアンで打つもバンカーイン。が、ナイスバンカーで凌ぎパー。
 14番141yショートは、8アイアンで打つも左のバンカーイン。砂が薄いため、バンカーショットが難しい。結局2オン3パンチのダボ。かなりマシンがイカレて来た感じ。
 15番360yミドルは、ドライバーが右にすっ飛ぶ。以前のトラウマが顔をのぞかせる。幸い、セーフで4アイアンで右手前に。アプはまずまずのパターがグッドでナイスパー。
 16番221yショートは、5wで綺麗に打ったが、ちょいとショートでバンカーイン。寄らず入らずボギー。
 いよいよ自分の最大トラウマホールにやってきた。なんどこのホールで沈没したことか。でも、今はゴルフ人生で一番ドライバーが安定している時期なので、切り抜ける事が出来ると言い聞かせる。
 17番441yミドル。ドライバーはど竜巻球でOB。3打目も同じ球でOB。5打目はなんとかフェアウェイへ。が、この左の位置からだとフックを掛けるしか手はない。残り200yから5wでフックを打つも、全然掛からず。大丈夫と思ったが、念の為、暫定球を打つ。今度はフックが強く左のOBゾーンへ。多分、大丈夫だろうとボールの位置に向かう。が、ガビーンの奥へOB。皆さんに謝りながら、その辺にドロップし11打目を打つ。夢遊病者は3パンチで14を叩く。確かに14はすごすぎるスコアであるが、ここで、私はついに、ゴルファーとして言ってはならない言葉を吐いてしまう。「もう、2度と房総へなんか来るものか!」と。
 自分の腕の未熟さを棚に上げ、同伴競技者のお三方と帯同してくれたキャディさんが気分を害し、そして、そこで働いておられるスタッフの方々に対して誠に申し訳ない言葉を吐いてしまったのである。この言葉を吐いた瞬間、私は情けなさと恥ずかしさで胸が一杯になり、その場を立ち去りたい心境になった。
 18番550yロングは、気持ちの整理がつかないまま、ドライバーは大きく右にプッシュ。バンカーからクリークの手前にPWで刻む。私の放ったセカンドの10y手前に飛ばし屋のH.Sさんの1打目のボールがあったが、デビルウッドショットを放ったH.Sさんのセカンドは私のボールに直撃(私のボールは20yほど動いた)しながらも、残り100y付近まで運んだ。なんという怪力。だが、このユニークなショットのお陰で私の精神状態は少し落ち着きを取り戻す。私はボールを基に戻し、3wで残り25y付近に運ぶ。そして、これを寄せてパーを拾った。スコアは53回。2時間半。
 サウナ、冷シャワーを繰り返し、2階レストランでお茶会を開いて解散。
 私は自分の車に乗り込む際に、コースへ一礼し、コースを後にした。そして、ゴルファーとして恥ずべき言葉は、大好きなゴルフを今後も続ける限り、絶対に2度と口にしまいと誓ったのである。