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ゴルフ日記/2007年12月15日(土)

きみさらずゴルフリンクス 1.0R 晴れ 6,833y アウト52 イン44

 前日、忘年会で遅くなったのだが、日付が変わる頃、帰宅してみると健吾の様子がおかしい。ワイフが言うには暫く前から「頭が痛い!」と云っているらしい。
 ベットで健吾に「健吾、頭の何処が痛いの?」と優しく尋ねると、右の耳を指している。私は中耳炎ではなかろうかと感じた。ただ、私もワイフも掛かったことがない病気だけによくはわからない。
 1時半、かなり痛がっているので、近くの救急病院の海浜幕張病院に車を走らせた。診察の結果は、やはり中耳炎でしょうとのことであった。
 私は近くにおられた救急隊員に、この時刻でも見てくれる耳鼻科の病院に心当たりはないでしょうか?と尋ねると、千葉大病院ならもしかしてと聞き及ぶや、電話帳から千葉大病院の番号を調べ、公衆電話から電話を入れた。当直の先生が電話口に出られたので、私はとにかく低姿勢に健吾の病状を伝え、これからなんとか診て下さらないでしょうかとお頼み申し上げるも、先生は「皆さんからそのようなお話をお聞きしますが、抗生物質の痛み止めを貰ったでしょうから、それで今晩はしのいで、明日の朝、近くの耳鼻科で診察をして下さい」と仰った。ワイフも、きっと大丈夫よと云ったので、我々は仕方なく、自宅に帰った。
 健吾は座薬の痛み止めが効いたのか、帰って暫くすると、そのまま眠った。
 それから暫くして、俺たちもそろそろ休もうとベッドに入った。

 6時半、健吾の病状は気になったが、ワイフに託し、きみさらずへ向かう。
 7時20分、きみさらずに到着。メンバーズ来場ネームを見ると、おっ、知ったお名前ばかり!思わずビックリ。
 今日は、私を含め、新規にお入りになった神奈川県のN.Mさん、千葉県のK.Fさん、S.Mさんとのプレーである。4人して、モーニングブレイクの後、アウトコースから。
 1番395yミドルは、ドライバーはヘナチョコ球であったが、なんとかフェアウェイへ。残り200y上りを3アイアンで打つも全然ショート。アプもショートであったが、なんとかボギーで食い止める。
 2番203yショートは、かなり緊張を強いられるホール。5アイアンで打つもちょいとショート。PWで1mにつける。が、これを外す。ガクッ。
 3番548yロングは、ドライバーは綺麗にフェアウェイへ。まずまずのボールであった。が、セカンドを4アイアンで打つも左だけはダメなのに竜巻球を放ちOBを打つ。結局5オンのダボ。うーん、勿体無い。
 4番355yミドルは、ドライバーを右ラフに入れるも、AWで2オンを果たしようやくパーが来た。首吊りホールで、なんとかパーが来たので、素直に嬉しい。
 5番385y右ドッグのミドルは、ドライバーは竜巻球であわやであった。左ラフからの傾斜地なので、7アイアンでグリーンを狙わずレイアップ。ここまではナイスであったが、60yからのアプはグリーンにも乗らず。本当、泣きたくなるね。結局ダボを打つ。
 6番161y綺麗なショートは、8アイアンで打つも竜巻球でお池にジャブン。再度8アイアンで打つも今度は右に外す。アプはナイスでダボで食い止める。
 7番526yロングは、前回はドライバーで打って痛い目に合ったのに、またまたドライバーで竜巻球を放つ。流石に、打ち直しは3wでフェアウェイへ。絶対乗らないのだから、アイアンでフェアウェイに置いておけば良いのに、3wで右からフックを狙う。右の小山に一直線。またまたOB。結局、9を打つ。
 8番448yミドルは、フッカーには打ちにくいホール。私は綺麗にフェアウェイへ。残り200yを4アイアンで打つも右に外す。アプを1ピンに寄せたが、ここから怒涛の3パンチ。どうやら50をまたまた越えてしまいそう。同伴のS.Mさんは「このスコアも載せちゃうんですか?スキップしたらいいのに」と仰ったが、これも載せるのですと答える。しかし、情けない。しかし、久し振りに廻るN.Mさんが随分と成長しておられ、「前田さん、私も随分と成長したでしょう!」と嬉しそうに話していたが、この響きは、私にとってもとても嬉しかった。
 9番433yミドルは、ドライバーは綺麗にフェアウェイへ。しかし、まだ200y上りが待っている。3アイアンで打つもちょいと足りずバンカーイン。上手く出した。1ピンのパーパットを打とうとしたら、傾斜でボールが動いてしまう。アーである。しょうがなくボールを戻し、打つも外れる。1ペナを足して6となる。52回。2時間40分。時間は掛かっているが、このコースではスムース廻りでも2時間15分位が普通ではないだろうか?
 ワイフから、健吾は耳鼻科でやはり中耳炎と診断され、膿を出してもらい、超元気になったとのメールがあり、私はホッとした。
 昼食は、人気があるというお奨めのポーク厚切りしょうが焼きを食したが、私にはイマイチであった。スコアはスコアで置いておき、4人でクラブハウスの改修が楽しみであるという話で持ちきりであった。昼食時、今日初めてご一緒したK.Fさんからは「前田さんはおこりん坊なんですね」とのお言葉を頂戴する。アイアンの名手とか言われ、確かに自分でアイアンには自信があったのだが、ここ数ラウンドはフェースに当たらず、酷いアイアンばかりであり、思わず涙が出てくるときがあったが、自分では気づかぬうちに、同伴競技者に対して失礼に当たる振る舞いがあったのかもしれない。気をつけなければならない。
 インコースへ。
 10番493yロングは、ドライバーはど引っ掛け球。4アイアンのセカンドはヒョロヒョロ球。残り150yから7アイアンで3打目を打つも左にショート。アプは寄らずボギー。
 11番バンカーで固められている190yショートは、5アイアンで打つも右に外す。アプは寄らずボギー。
 12番359yミドルは、4アイアンでティーショットを放つも、どダフリでブッシュ群をちょいと越えた地点へ。セカンドは7アイアンで打つも右にすっ飛ばす。ようやくボギーで。
 13番380yミドルは、先日はちょいと足りず左の土手下に落としたので、今日はその右のフェアウェイを狙ったが、同じような球が出る。しかし、今日はラッキーにも土手を越えて、フェアウェイに出ていた。絶好のポジションからの9アイアンはどダフリで左のバンカーイン。泣けてくるところだが、泣かずにグッと我慢。バンカーショットはまずまずもパターが入らず。
 14番531yロングは、ドライバーはど引っ掛けで左のクロスバンカーイン。5アイアンで打つもどチョロ。再度5アイアンでフェアウェイへ。残り100yからのSWが完璧で1mに。これを慎重に沈めパーを拾う。
 15番463y上りと長く、更に左にはバンカーが海のように広がっており、いつもはこのバンカーに入れているので、今日は右に打つ。残り230y上りのフェアウェイから3wでフック目に打つもどダフリで30yしかゲインせず。今度はUTに持ち替え打つもトップさせる。まさに目を覆いたくなるようなボールの連続だが笑って我慢。ダボとする。見るに見かねたS.Mさんから「前田さん、力みすぎではないですか」とのアドバイスを頂戴する。
 16番417yミドルは、ドライバーはフェアウェイへ。S.Mさん、ワンポイントアドバイス有難う。しかし、セカンドの8アイアンは右にすっ飛ばす。絶妙の寄せでナイスパーを拾う。
 17番183yアイランドグリーンのショートは、5アイアンで打つもちょいとショートで手前のバンカーイン。バンカーショットはナイスだったよう(私のところからはアゴが高くて見えない)であるが、パターは貧弱でボギー。N.MさんとK.Fさんは池に落とすもナイスリカバリーを見せる。今日は風が穏やかなので、怖くはなかったが、向かい風だと恐怖のホールである。
 18番363yミドルは、ドライバーで左ラフへ。7アイアンのセカンドは弱々しい球で随分とショート。アプは完璧もボギー。44回。2時間半。
 フェアウェイは綺麗だし、ラフの刈り込みも良し。グリーンは遅めだが、しょうがないかも知れない。
 スコアは無茶苦茶であったが、私は今日一日が大変楽しかった。スタッフの皆さんが、元気に動いておられてのが私には心地よかったのが要因かも知れない。来年はもう少し成長して、このコースをやっつけてやる。
 お風呂に入った時、お三方に、来年にはこのコースにサウナと水風呂が出来ますよ!と話すと、私と同じサウナ好きのS.Mさんの目がこの時キラリと光った。
 この草臥れたクラブハウスが4月には新装され、これからは新装クラブハウスでくつろげるのかと思うと、私は思わずワクワクしはじめた。
 4人でお茶会の後、解散。

 健吾が待つ家路に急がねばならない所だが、おこりん坊になる要因はショットが酷いことによるのだからと私は姉ヶ崎インター近くの桜ヶ丘ゴルフセンター(オーナーのブログはなかなかよ!)へと車を走らせる。ショットが良くなれば、落ち込むこともないでしょうからね。
 私がここへ行くのは初めてであるが、ここのオーナーY.Aさんは「俺と前田さんは、考え方や行動パターンが良く似てる」と過去にメールを頂いた方である。それ以来、ゴルフやゴルフ談義を数回している方である。往年の名プレーヤーではなく、現在の名プレーヤーの方である。M.Tさん、ゴメン。(笑)
 すると、本当は木更津東から乗るはずの見たことのある車が、私のすぐ前を私と同じように走らせている。そう、私が骨折時に夜にも関わらず、丁寧に安静の仕方を教えて下さり、時々ゴルフ日記やコツコツ日誌にも登場された事のある、きみさらずメンバー、K大附属病院の整形外科T先生ご夫妻の車である。
 桜ヶ丘ゴルフセンターに到着するやいなや、T先生は早速「ずっと後をヤクザな車に付けられて怖かったよー」と笑いながら仰った。もう、まったくーである。
 このオーナーは弊社のHPをいつも見て下さっておられるゴルフのお上手なY.Aさんである。Y.Aさん、そしてTご夫妻と軽くお茶を飲み、練習に入る。
 その時、Y.Aさんからワンポイントアドバイスを頂戴する。するとどうだろう、あれほど醜い大ダフリがなくなったのである。目から鱗である。
 私は一心不乱にボールを打ち続けた。この練習場は1時間1000円で打ち放題である。途中、ワイフから「あなた、何してるの?」と電話が入ったので切り上げることに。多分、1時間以上打ったと思うが、サービスしてくださった模様。
 道具に無頓着な私だが、私に合いそうなドライバーをY.Aさんにお頼みし、ルンルン気分で家路へと急いだ。K.Fさんの一言から、生きる活力が涌いて来たぜ。そして、Y.Aオーナー、サンキューでした。

フェアウェイ ラフ グリーン