ゴルフ場再生情報

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2002年12月24日(火)  支援企業に米ローンスターが決定

経営会社:エスティティ開発株式会社
適用:民事再生手続き 2002年10月18日(金)
該当するゴルフ場:
千代田カントリークラブ ザ・ゴルフクラブ竜ヶ崎
ザ・インペリアルカントリークラブ グランドスラムカントリークラブ
プレステージカントリークラブ ピートダイゴルフクラブ
千成ゴルフクラブ 富岡カントリークラブ
パーシモンカントリークラブ
            
 民事再生手続き中のゴルフ場経営大手、エスティティ開発(東京・港、清水栄吉社長)の支援企業に米投資ファンドのローンスターが決まったことが二十四日明らかになった。破たん規模としては今年最大の総額四千九百二十二億円の負債を抱えて行き詰まったエスティティ開発は、ローンスター傘下で再建をを目指す。
 二十四日に締結した契約によると、エスティティ開発は100%減資した後で増資。ローンスター傘下の特別目的法人が全額を引き受けて完全子会社化する。ローンスターは金融機関などがエスティティ開発に対して保有する担保付債権の買い取り交渉を始める。来年二月以降に民事再生計画案を策定し、四月以降の債権者集会で認められれば実行する。
 ローンスターは、茨城県の名門コース「千代田カントリークラブ」(千代田町)などエスティティ開発が国内で保有する十一コースの会員について、追加負担なしでプレー権を保護する。他の優遇策も検討中。五ー七年後をメドにエスティティ開発を第三者に売却するか株式上場させる考え。
(日経新聞より)