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千葉県千葉市にある袖ケ浦カンツリーに行きました。
例年秋のブリジストントーナメント後に行くのですが、今年は春にも参戦です。
絶対に晴れると言い切っているＭ社長とのラウンドです。本当に晴れました。
このお方、気象予報士の資格は絶対持っていないと思います。
ただ、物事の先が見えているのでしょうかね。見ようとしているのだろうか。
暗示すれば、その見た事になる確率は上がるのでしょうかね。
とにかく不思議な人なので、まだ未体験の方はぜひ一度一緒にラウンドする事をお薦めします。

２階レストランに行くと、Ｍ社長が先にいて一人ミーティングをしているので　参加する事に。
いつものルーティンで、ゴルフクラブのようにグラスを傾けます。
ここのレストランは、９番　１８番のグリーンを見ながらの朝食で　景色がとても贅沢です。
そして、前日の独りごとの話題になり盛り上がりました。見る視点がある意味　異色な方です。
和定食とても面白いし、総武コースに朝食べに行きたいと思いました。
独りごとに、反響が多くあったようで話が盛り上がりました。

そんな会話をしながら、Ｍ社長はハムエッグで　私はベーコンエッグ（洋定食）を袖ケ浦で食べていました。
私は、日常あまり食べないベーコンをゴルフ場で注文してしまいます。
どうしても、非日常の体験を求めてしまうのでしょうかね。
そう言えば、昨日　自分は会社で　ベーコン状態だったと反省しました。
カリカリしていた自分を振り返りました。
昨日を反省する自分と　先の先を考えているＭ社長とは違い、学びが多い朝でした。

いよいよスタートです。朝１時間練習したＫさんと３人です。
当然のことながら、フルバックの７０００Ｙ超えへの挑戦です。
松にセパレートされた林間コースで、距離があります。４５０以上のミドルも多いです。
１打のミスはダボ以上になってしまいます。この緊張感の連続です。
ボギーで上手に行くことが、スコアを出すコツかもしれません。

本日は若いキャディさんで、平成２桁生まれだそうです。
親の年齢を聞くのはやめておこう、ショックを受けるだけだからだ。
とても若いのに、話し方はしっかりしているし　仕事は完璧でした。
私に代わって、打ってもらおうと思いました。
だって、全国大会などに出ており、プロを目指しているので。
自分の情けない恥ずかしいゴルフを見ていただきました。

ＯＢ３回、消息不明１回、竜巻発生７回、水辺に飛込１回でした。
私のボールは、体操の白井健三選手のように横へのひねりが凄いのです。
縦回転（バックスピン）して、内村航平選手のように　グリーン上でピタッと着地して頂きたいものです。
１打打っては、反省の繰り返しを行っていました。

２日に１回ゴルフをしているＭ社長が上手なのは分かりますが、一緒のＫさんもバーディ２回でＭ社長とスコアはあまり変わりませんでした。
週１ゴルファーですが、朝１時間・帰りも２時間以上練習している意味が分かりました。
特に１７番２３１Ｙのバーディは、素晴らしかったです。
自分とは、ぜんぜん違い　頑張らなければと思わせてくれました。

Ｍ社長からは、
・１００点のショットはいらない。６０点でよい。１８ホール継続する事が重要。
・２００Ｙ打っておけば十分。
・右側に転がしておけば、何とかなる。
・ピンでなく、グリーン近くにおいておけばいい。
・ここのホールは、寄せワンしかない
など、いろいろアドバイスを頂きました。
とにかく、袖ケ浦は距離があるので　考え方を変えなければと思いました。

一緒にプレーしていて、Ｍ社長は先にいると思いました。
２打目地点から、自分が打っているティーグラウンドを見ているのではないか。
ホールアウトしてスコアをつけている状況から、自分のプレーを見ているのではないか。
１８ホール終えた状況にいて、テレビ中継のように自分の各ホール戦略を見ているのではないだろうか。
Ｍ社長は常に起点が先にあり、そこから現存する今をどうするか　を考えて行動しているように思いました。
自分の立ち位置が未来にあり、常に先にいる感じです。

自分は、〇〇していれば　〇〇ならば　と過去を悔やんでばかりです。
過去を反省して、今をどう過ごすかばかりを考えていました。
そんな自分とは、考え方も見方もぜんぜん違いました。

明日の自分になったつもりで、今日を過ごしてみよう。
自分が先にいる事で、今日の自分に力を与えてくれるのだろう。
未来から、振り返ってみよう。反省ばかりの自分が変えられると思う。
自分は先にいる、そう考えて今を過ごします。

 

掲載日：2016年