ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

不完全さを知る in 大利根カントリークラブ東コース

ゴルフ場レポート>ぽっちゃり王子の人生“簿”>不完全さを知る in 大利根カントリークラブ東コース

 

 

大利根カントリークラブに行きました。
私はゴルフ仲間に、とても恵まれています。
お誘いを頂けるのは、こんな嬉しいことはありません。
ゴルフ人生で、もしペナルティがあるとしたら お誘いを頂けなくなった事でしょう。
自分から誘って、参加してくれなかったら 厳しいレッドカードでしょうね。
だから、常に感謝し 大切にしておきたいものです。
『いつもありがとうございます』、と加賀屋ゴルフHPに掲載しておきます。
心のペナルティは受けたくないものです。

 

本日は、電車で行きました。筑波エクスプレスで、守谷駅からバスになります。
30毎にクラブバスがあり、25分ほどでコースに到着します。
ちょっとバスの時間が長いですが、電車でゴルフ場に行くのは楽で好きです。
ある意味では、とても贅沢な事だと言う事を 再認識しておきます。

 

到着すると改修中のクラブハウスでした。耐震強化工事をしているそうです。
内装も抜本的に変える方向で、掲示板に記載がありました。
現状が完成品でなく、常に更新しているのが素晴らしいです。
受付の時『工事でご迷惑をおかけします』とのことで、ボールを頂きました。
このような、ちょっとしたサービスが有難いです。

 

コースは、超平坦で 松・松・松 と言う印象です。
コースの仕切りはすべて松で、一年中緑色は景色としては美しいです。
大きな松に囲まれているゴルフ場です。もちろんFW中央にも松があります。
名匠井上誠一設計ですので、ある意味当たり前なのかもしれません。
これだけの松を維持するのも、大変な事と思ってしまいます。
それを当たり前のようにしている大利根の価値を教えられます。
その松も、数百本単位で伐採するそうです。
大きくなりすぎて、密度がありすぎ 光が入らないとかの関係があると聞きました。
現在が完成とか 完璧な状況とは考えず、向上していく考え方ではないでしょうか。
更に良くしようと 変えていくイメージがあります。

 

グリーンは、密度があり 固く引き締まっています。
傾斜は素直で、見た目通りでよいかと思います。
大きい2グリーンになっています。

 

今日も、フルバックの7000Y以上です。
2打目がだいたい180Y〜200Yの残りではグリーンオンはないです。
ボギーがやっとです。一生懸命、必死のボギーです。
スタートホールの8、14番の9がとても痛いです。
両方ともOBがあり、大たたきがあると すぐに50近くになります。

OUT
PAR 4 4 3 5 4 4 3 4 5 36
王子 8 5 4 6 6 5 3 6 5 48
IN
PAR 4 4 5 3 4 3 5 4 4 36
王子 5 5 6 4 9 3 5 5 5 47

 

 

理想のゴルファー青砥のオッチャンさんが、いい事を教えてくれました。
『ボールを上手にコントロールするには、まず自分の意思をコントロールする必要がある』
だそうです。すぐに、スコアカードに書いておきました。
自分の意思をコントロールするのは、なかなか難問です。
しかし、一つ 青砥のオッチャンさんを見て分かったものがあります。
それは、"リラックス" です。力を抜いて、気を抜く ダラックス ではありません。
気を集中させ、体幹でショットするイメージです。手の力は不要なのでしょう。
そして何より、とても呼吸が安定しているのです。
自分のリズムがあり、それは崩さず 18ホールプレーしているように感じました。
私は、ホール毎で呼吸も心拍数も 話すスピードも何もかもリズムが変わっています。
一緒にプレーしていると、とても勉強になります。
これが出来れば、少しでも近づけるような気がしました。

 

ゴルフは自分の不完全さを教えてくれます。
常に自分は未熟であると、一打一打が私に伝えてくれます。
もっとこうして行きたいとか、こうすべきだったとか。
こう打っていれば、あの一打が、、あのOBが、など後悔の連続です。
現状に満足することがなかなか出来ないものです。
逆に上手く行ったときは、更に上のレベルを考えてしまいます。
見果てぬ、終わりのない、完全を求めているのだと。

 

自分は不完全な人間です。
だから、他人の不完全さを指摘する資格は全く持っていない。
まずは、その事実を強く自覚しておこう。

 

毎回ゴルフをするたびに、自分の不完全さに気がつきます。
不完全な自分を完成したいが、なかなか出来ない。
少しでも、成長して完全な自分にしたい。
周りの人も、私の不完全さを親切丁寧に教えてくれていると思う。
だから、またゴルフ場に行き 仲間とプレーをする。
その自分の不完全さが好きで、それを知ることが出来るから、ゴルフがやめられない。

2015年