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想像性が豊かに in 鷹之台カンツリー倶楽部

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2000年問題(Y2K)が騒がれた時代から15年です。
あの時は会社で年越しをした、とてもいい思い出です。
自分は20代で全く見えない、2000年問題を待っておりました。
結果は、何の問題もなくとても良かったです。

そんな2000年に私は初めてゴルフトーナメントを見に行きました。
当時、数千円を支払ってゴルフを見るなんて考えていませんでした。
自分でプレーした方が楽しいと思っていたからだ。
しかし、メジャー大会 日本オープンが近くで開催されたので 初めて行きました。
そうです、千葉県の名門 鷹之台カンツリーで開催されたのです。
私は、その時 初めてプロゴルファーを直に見ました。

主な思い出は、
・すげーラフ、ボール探し大変
・プロはデカいな、色まっ黒(日焼け)
・無言のプレーの恐ろしさ、会話ゼロの世界
・ドライバー飛びすぎ、音スゲー
・鷹之台は木が大きい、超平坦ゴルフ場
と言う印象でした。

グリーン付近で見ていたら、なかなかバーディが出ないというのもありました。
テレビで見ているのと、ぜんぜん違い 苦戦をしているように感じました。
考えてみれば、アンダーが優勝ラインに設定されてたのですから当たり前です。
結果は、アンダーでプレー したのは2名で 尾崎直道プロが優勝しました。
1流プロなのに、ハウスキャディと一緒にプレーしていたのが不思議でした。
また、ロングのティショットをアイアンで行っていたので驚きました。
プロトーナメントを見て、想像以上の衝撃の連続がありました。

そんな思い出が、2000年にあります。
鷹之台は、雲の上の人がプレーするゴルフ場と言うのが印象でした。
いつかここでプレーしてみたいなー  と思っていました。
そうしたら、15年後に実現するとは その時想像すらしていませんでした。
ありがたい事です。加賀屋縁に恵まれたからです。
加賀屋ゴルフのHPに掲載し、3年で実現できました。
チャンスは来るものですね。

鷹之台カンツリーは、千葉県で一番会員権が高いゴルフ場です。
名匠井上誠一設計の歴史のあるコースです。
昭和7年に赤星設計でオープンしたそうですが、戦況によりクローズしたそうです。
再度、昭和29年に井上誠一設計で再オープンし現在の状況になっております。

場所は、京成電鉄大和田駅から徒歩7分ぐらいです。
徒歩で行けるゴルフ場(駅前ゴルフ場)は、関東では佐倉と鷹之台ぐらいと聞きました。
関西では、廣野が有名だと思います。もちろん行った事はありません。

住宅地を抜けると、すぐにゴルフ場があります。
きっと、ここも後から住宅が出来たものと思われます。
今年は、1月からクローズして 1か月半でクラブハウスを一気に改修しておりました。
新規オープンしたので、お誘いを頂きとても感謝です。
とても落ち着きのある綺麗な仕様になっておりました。
ロッカー室もメンバーと分かれておりますが 広くて利用しやすいです。

コースは、木が大きくとても広いです。
ティーグランドに立つと、思いっきり来い! と言われている感じです。
距離があり、グリーンが砲台になっており 周囲にバンカーがあります。
何回もバンカーに入るし、アプローチはなかなか寄りません。
今回は、コーライでのプレーでしたが この速さは驚きしかありません。
12フィート以上はありそうです。こんなコーライグリーンは初めてです。
OKの位置にはなかなかできないです。しのぐ、2パットの連続です。

フルバックからの挑戦です。とても距離がありました。
ダブルパー1回、トリ2回、ダボ3回が痛いです。
9時スタートで3時に終了は嬉しいです。




OUT
PAR 4 4 3 5 4 5 3 4 4 36
王子 4 3 3 5 8 6 5 4 4 42
IN
PAR 4 4 4 3 5 3 4 4 5 36
王子 4 5 7 3 6 6 5 5 4 45
OUT
PAR 4 4 3 5 4 5 3 4 4 36
王子 6 4 3 5 6 5 4 4 5 42

ここは、どのような方々がメンバーなのだろうか。
経済的に凄いことは確かだが、人間性を知りたいとか考えてしまいます。
きっと、従業員とかを大切にして 社会貢献しているのだろうとか。
想像してしまいます。

そもそも60年前のメンバーの方々は、どのようにプレーしていたのだろう。
竹のようなクラブで、糸で巻いたボール、黒い帽子に 蝶ネクタイでプレーかな。
どうやって、パーを取ったのだろう。どのような会話をしていたのだろう。

2000年の日本オープンのプロは、本当に大変だったと想像してしまう。
どんだけ練習していたのだろう、どんだけ努力を重ねてきたのだろう。
あの頃、ゴルフをやっていたが プロは上手なのが当たり前と考えていた。
実際に同じコースでプレーしてみて、ひしひしと分かってきました。

プレーしていると、松の前におおきな桜の木があります。
4月上旬はきっと綺麗なのだろう。松とのコントラストが素晴らしそう。
桜の木の中でプレーしている自分を想像してしまいます。
桜の写真は、M社長撮影 2014年4月1日のゴルフ日記参照願います。

あまりにも、歩きやすいコースです。
歩いている時に、次か次に新しい想像が出て来ます。
過去に見たことも 経験したこともない 出来事が思い浮かびます。
このコースと混じり合い、この日の体験を自分の心に取り込もう。
自然の素晴らしさや、これまで作って来た歴史も文化も 取り込もう。
鷹之台が自分の感性を大きくし、想像性を豊かにさせます。





2015年