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空は青い in 根室ゴルフクラブ

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毎日の当たり前がいやになる時がある。
この日常から、離れたくなる事がある。
ほんの小さな出来事でも、いやな方向に感じてしまう。
もっと違う人生があるのではないかと考えてしまう。
このままで良いのかと、変えられないかと 思ってしまう。

こんな事は、誰にでもあるかと思います。
肉体的、精神的に、辛い時こそ このようになってしまう。

こう感じたら、まずは上を見てみよう。
足を肩幅に広げ、両手を上げて 青空を見てみよう。
深く息を吸い込み、肺をいっぱいにしてみよう。
そして、ゆっくりと息を吐き 心を落ち着くようにしてみよう。

青空を自由に飛んでいる鳥のような気持ちになろう。
都会の鳩のように地面を歩いても意味がない。
一生懸命羽を動かすカラスより、風に乗る鷹になってみよう。
風に乗り高い位置に行って、見てみよう。
高い位置から見れば 全体が俯瞰(ふかん)で見れ何かが変わるでしょう。

そんな気持ちで、私は羽田に向かいました。そして、飛行機に乗りました。
高く飛び立ち、たんちょう釧路空港に飛び立ちました。
ここに行けば、何かが変わると思ったからです。

目指すは、日本最東端にあるゴルフ場です。根室ゴルフクラブです。
今から54年前の1960年にオープンした歴史のある メンバーシップゴルフ場です。
“まこっちゃんの本棚  第42巻 されどゴルフ” に記載がいろいろとあるので もう一度読んでいただければと思います。もともと、まこっちゃんの本棚で昨年の夏に掲載され、気になるゴルフ場でありました。
8番ショートホールでヴァイオリンとトランペットの音色は聞こえるのだろうか。

根室ゴルフクラブに到着し受付を行い、ロッカー室で簡単に着替えてスタートします。

準備が出来たら いつでもどうぞ  と言うことすぐにスタートしました。
ここは、9ホールを2回プレーすることになります。
1番ホールと5番ホールの2箇所からスタートします。
午前中は5組だそうです、午後はクラブ選手権を行う予定だそうです。

1番ホールに行くと、目標が分からない大草原に見えます。キャディさんなしでは分かりません。
前日から全英オープンをテレビで見ていましたが、同様の光景かもしれません。
ホール間がセパレートされていなく、大パノラマです。
バンカーも見えにくいため、どこに打つのかをキャディさんに確認してから打ちました。
こっちの方向と右手を出して、表現するぐらい 目標がわかりにくいです。

前半は、パーが何回か続きましたが、最終ホールでトリを打ってしまいました。
ここは、7〜9番が距離があって難しいのかもしれません。
芝生はしっかりと駆ってあり、北海道のベント芝が気持ちよかったです。
ショートアイアンで打つと、ターフが飛び 何とも言えない感触です。
水泳の北島選手でないのですが、『ちょー気持ちいい』と言いたくなります。
この流行語は、もう10年前になりますがね。
グリーンは、ものすごく小さく、アプローチ勝負になります。
グリーンオンはなかなか出来ません。相撲の土俵ぐらいの大きさです。
私は力士ではありませんよ。四股は踏んでませんよ。

後半は、なんとなく目指す方向や コースが頭に入るので何とかやれそうな感じです。
しかし、7番(16番)の景色は思考です。海が見えて、青空とのラインがしっかり見えます。
この木々のない、大パノラマ 海に 青空に 打っていくショットは気持ちがいいです。
高く、もっと遠くへ、と心で叫び ボールは空気を切り裂いていきます。
弾道を見ていると、足元の出来事や いざこざ 悩みの小さいこと 小さいこと。
広い気持ちになります、気持ちを変えさせていただきます。

8番(17番)は、打ち上げのショートホールです。
ヴァイオリンとトランペットの音は、全く私には聞こえませんでした。
2回行きましたが、何の音もありませんでした。
9番(18番)は、何とかパーで行くことが出来ました。


OUT
PAR 4 4 3 4 4 4 5 3 5 36
王子 4 4 3 6 4 4 6 4 8 43
IN
PAR 4 4 3 4 4 4 5 3 5 36
王子 5 4 4 6 5 4 6 5 5 44



青空の澄んでいること、素晴らしいこと、空気が透き通っている事。
大きく深呼吸してみると、とてもおいしい酸素に感じます。
私はとても小さな出来事で悩んでいたのではないかと思う。
近くの人と小さな争いは醜いだけですよね。
もっと、この青空のように 寛大な心を持ち 大きくなろうと思う。

目標を持って高校や大学に入学したときも、同じように空は青かった。
緊張しながらの入社式も、同じように空は青かった。
3.11の悲惨なテレビ映像を見ながら絶望になったときも、空は青かった。
そして、根室に来たときも 空は青いです。

上を見ていると、何かが変わる。この広い青空が、心を広げます。
上を向いていこう、空を見ていこう。
 雨でも、曇りでも また青空が戻ってくる。
 この青空のような澄んだ心を持とう。
青空のように、志は大きくそして高く ですね。


2014年