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個性が魅力的 in 大洗ゴルフ倶楽部

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ついに来ました。来てしまいました。
必ずゴルフ場ランキングで上位になるコースです。
茨城県北東部にある、大洗ゴルフ倶楽部に来てしまいました。
今年もプロトーナメントが行なわれ、松山プロが優勝したコースです。
1988年には日本オープンが開催され、田中秀道プロが優勝しておりました。
18番ティーショットを右の松林に入れ、絶体絶命からのナイスショット
 スーパーボギーで優勝した記憶がよみがえります。
『大洗で勝つことに意味がある』 と言った言葉は印象的でした。

常磐道を走り、水戸大洗インターから近くになります。電車ですと時間がかかりそうです。
名匠、井上誠一設計の難コースです。
龍ヶ崎、大利根、武蔵笹井、鶴舞、浜野、武蔵豊岡、札幌由仁、札幌輪厚に続いてきました。
また、このフレーズ記載してしまいました。でも、そのぐらい井上誠一コースは素晴らしいです。
どれもが完成された本格的コースで、名匠には惚れ惚れします。
そして、最高峰の大洗ゴルフ 一番の会心作に到着しました。

入口に入った時から、松の風格を感じます。
黒松の本数が多い事、2万5千本はあるそうです。
そして、海の音です。波が防波堤にあたる音です。海の匂いです。潮風です。
シーサイドにこれだけのゴルフ場、50年以上も前に作ってしまうのですから。

レストランに行き朝食を取り、練習場へ行き1コイン パターアプローチと行いスタートです。
練習場も充実しており、名門コースはスタート前から楽しめます。

フルバック、7180Yへの挑戦になります。かなりの距離になります。
コースレートは、74.4 でとてつもなく難しい事が分かります。
INからのスタートです。右側が海になります。
10番ホール、ティーグランドになった時に 『やってやるぜ大洗!』 と心で叫びスタートしました。
コースは平坦で、両サイドの松によって仕切られています。
松がない所が、FWと言う感じです。松がかぶさって来ております。
松の木すべてが高く、松のトンネルと言う感じです。
丸の内・大手町のビル街を歩いている時を考えれば、なんとも不思議な空間です。
ベントのワングリーン、傾斜より曲がらず まっすぐのラインになります。
難コースでパーをそこそこ取れましたのが、良かったです。3パット2回は痛いです。


IN
PAR 5 4 4 4 3 5 3 4 4 36
王子 5 5 5 6 4 5 4 5 4 43
OUT
PAR 4 5 4 3 4 4 5 3 4 36
王子 7 6 5 3 5 5 7 4 8 50

18番のティーショットは右の松林に行きました。とても前に打てなく、横にちょい出ししました。
キャディさんから、『この松が15年前に田中プロが出した松よ』 と言われました。
そこから、ナイスオンの1パットでパーを取り 自分もやるなー と思いました。
後半は、ガンガン攻めていこうと思ったが 50 でした。情けない。
最終の9番ミドルはパーで行って、80台と考えていたら 倍返しの 8 で終了です。
実力もないのに、攻めるとやられてしまいます。

コースは、荒々しく 本当にすごいです。レイアウトは最高です。松も一番です。
どのホールも印象に残ってしまいます。一つ一つのホールに魅力があります。

1番、100Yの場所のFWのくびれは美しいです。中央の王道を歩きましょう。
2番、右ドックは松の高さでショートカットは、必ずブロックします。成功への近道はない。
3番、ティーグランドは、松の隙間を通す必要があります。何でも最初が大切です。
4番、両側の松に当たったら池になります。ラッキーだけではいけません。
5番、難しいS字のミドルホールです。左右に動ける寛大さがいつも必要です。
6番、短いミドルですが、アンジュレーション(高低さ)があります。自分の物差しを調整しましょう。
7番、松林の中にすぐ入るロングです。横にちょい出し連続です。まずは立て直しましょう。
8番、1オンが難しい、長いショートです。2オンで良いでしょう。結果を急いでは行けません。
9番、100Yの左の松1本がせり出し難所です。邪魔だから必要なのでしょう。
    邪魔するから結果を出した時に価値があるのでしょう。

10番、まっすぐ行けば難しくないロングです。ぶれない事が重要です。
11番、海・池・松・FW全体が見れる、打ち下ろしのミドル。物事の全体を見ましょう。
12番、右側1本だけFWに飛び出ています。変だから印象的になる。
13番、長いミドルは、距離が出ると有利です。思いっきりが成功への秘訣です。
14番、低く強い球で松の隙間を通し グリーンを狙う必要があります。リスクを恐れず挑戦です。
15番、FW中央の1本松が美しい。普通でないから印象的になる。
16番、太平洋を見ながら打ちおろしのショート。広い心を持ちましょう。
17番、距離があり、両サイドの松、砲台グリーンの難ホール。精神力で戦いましょう。
18番、左ドックの長いミドルホール。最後よければ良しです。

どのホールも記憶に残ります。
それぞれ独特の表情を持っており、個性を感じます。
平均的でなく、それぞれのポイントがあります。
この普通でないところが、魅力があります。
邪魔している松が狙い目だったりします。
変だと思うところが、印象的です。
大洗ゴルフは、非日常の空間です。普通のゴルフ場ではありません。
ここでしか味わえない特別な場所です。
来てみて、プレーすると分かります。

人もそれぞれ違うから、魅力的なのでしょう。
同じでないから、いろいろな人に会うと楽しいのでしょう。
自分も多くの個性を持てば、魅力的な人生になりますね。

2013年