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いろいろな色 in 飯能ゴルフクラブ

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緑色の高台に立ち、右手に持った白いボールと赤いティーを一緒に芝生にぐっと押しティーアップ。
白色のグローブをした左手で、黒いグリップ、金色シャフト、黒いヘッドのドライバーを持つ。
一度、素振りをしてリラックスし、そして集中ししっかりと打ち、快音を響かす。
白いボールは、緑の大地から、一気に急上昇し青空に吸い込まれるように高い弾道で飛んでいく。
もっと高く、もっと遠くへと念じて、白いボールが黒い点に変わり、やがて消えていく。

黒色の幹、深緑の松林に視点を変え、だいたいの着弾点を見ると、澄み切った青空から白いボールが上空から落ちてくる。
白いボールは、黄緑色のFWを大きく弾み、また2回、3回とバウンド はるかかなたへ行きやがて止まる。
打った場所からは、緑の芝生の地平線向こうになりボールは確認できない。
250Y以上は飛んであろう、FW中央である。『ナイスショット』の声がかかる。

さすがイケメンゴルファーTさんです。
私もこのように打ちたいと思ったが、左へひっかけ練習場方向へ。
暫定球を打っても同じ方向へ、何とか両方ともセーフ。ダボ。
そんな飯能のスタートであった。

飯能ゴルフクラブに来たのは、2回目である。50年の歴史があるコースです。
池袋からレッドアローで40分,飯能駅に到着し、そこからクラブバスで10分程度です。
車の場合は、圏央道狭山日高インターから5分程度です。川越インターからも行けます。
ここのあたりは、埼玉で名門コースが集中している場所です。

飯能は、河口湖と提携しており、平日であれば双方安価にプレーできるようです。
夏の平日は涼しい河口湖へ飯能のメンバーが行き、冬は河口湖がクローズになるので河口湖のメンバーが飯能に来るようです。

クラブハウスは、シックで落ち着いている雰囲気です。
過度な原色がなく、白・ベージュを中心としております。
2階のレストランからは、INコースが良く見え、窓面からは緑が良く見えます。
枝切りを良くしている高い松の木が多く見る事が出来ます。

練習場環境も、少し歩きますが素晴らしいです。
緑の木々に向かってしっかり打てます。
アプローチ練習場も広く、多くの人が朝は練習しておりました。
練習ボールも置いてあります。

コースは、OUTの5ホールが道路を渡った場所にあります。
アウトですと練習をして、そのままスタートできます。 
距離は6882Yですが、ミドルホールがとても長いです。400Y以上が続きます。
ロングがその分、500Y前後になっております。17番だけが580Yです。

深緑の松の木がたくさんあり、コース間を仕切ってくれます。
松の木が大きく、コースの歴史を感じる事が出来ます。

ところどころに、さるすべりが満開に開き、紅色や紫色の花を咲かせております。
緑一面の景色にアクセントを与え、目を引きます。
澄み切った池も、何か所かあり、とても潤いをくれます。
白やピンク色の蓮の花々が、気持ち良さそうに浮かんでいる感じです。


本日は、日曜日なのですが競技会などもなく、9時13分で最終組でした。
暑い期間はいつも空いているそうです。

さて、プレーの方はダボスタートでしたが


OUT
PAR 4 5 3 4 4 3 4 4 5 36
王子 6 5 3 4 6 3 4 5 5 41
IN
PAR 4 4 3 4 5 4 3 5 4 36
王子 5 7 3 5 4 4 4 6 4 42

スタートのダボ、5番のダボ、11番のトリが悔やまれます。

飯能は、本当に景色がきれいです。ティーグランドに立つと分かります。
黄緑の芝生と黒と深緑のストライプ模様の松。
松の背景にある青空。
青空とそこに浮かんでいる白い雲。
自然が出す色のハーモニーに感動していた。

私は、このような松の林間コースがすっかり好きになってしまっていた。

今日4人でプレーして、ドライバーでガツンと行き、ショートアイアンで攻めて、ダボやトリがあっても、とにかくバーディー狙いで行く人。
とにかくFWで、FWウッドでグリーンそばへ行き、アプローチでパーをとる人。
無理はせずに、レイアップをしてでもボギーで抑え、ダボやトリを打たない人。

本当に人によって、いろいろな特色(カラー)があると思いました。
自分の特色を生かした、ゴルフってなんだろう。
自分の個性は何か、を考えてしまった。

帰りは、2階レストランでかき氷を食べて反省会を行いました。
ゴルフ後、みんなで話をして、すごく盛り上がってしまいました。
マンゴかき氷(オレンジ色)美味しかった。
ゴルフライフしているなー。

明日の月曜日、白のワイシャツに黒のスーツ。
白い用紙に、黒文字でいっぱい埋め尽くされた資料。
目を白黒しながらの会議、議論を行い白黒をつける。
そんな場所に、緑や青、赤や紫を入れたいと思った。
新しい、何かが生まれそうだ。

2012年