ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

      

松任谷由美の『中央フリーウェイ』を思い出しながら中央道を走り、八王子インターへ行きました。
八王子に荒井呉服店があり、そこの娘、松任谷由美（当時 荒井由美）は、そこで感じた景色を歌にしたものと聞きました。

八王子を降りて、約10分程度で到着いたします。
50年の歴史がある、武蔵野ゴルフクラブに行きました。

クラブハウスは、とてもコンパクトな作りであります。
入口を入って、２、３歩でフロントの受付であります。
省エネ（節電）が社会的責任になっているので、このコンパクトで機能的なクラブハウスがいいと思う時代になりました。
トイレ・ロッカーなどは、改修していてとてもきれいです。

今日は、キャディー付、乗用カートのプレーになります。
月曜日は、セルフプレー営業もあるそうです。

ここのゴルフ場、4回目のプレーなのですが、だんだんスコアが悪くなるゴルフ場であります。
８０台前半、８０台後半、９０台前半、そして今回、９０台後半、危なく１００打ちです。
コースで経験していくにつれ、OBの恐怖を感じてくるようになりました。
過去のミスがトラウマになってきて、思いっきりクラブを振れていない感じであります。
消極的になり、どんどんミスの連鎖が始まります。
これは経験が邪魔をしているのだと思います。

キャディさんから、

・『右がOBになります、打たないようにお願いいたします』
・『右１ペナ、左OBです』
・『グリーンの奥は禁止です、すぐにOBになります』
・『正面の的を狙って打ってください、右のOBに行きやすいですから』
・『ティーグラウンドが右に向いていますので、右のOBに注意してください』
・（7番）『左右OBです、浅いから注意してください』

などなどコース説明を聞いていると、OB打ちたくないーとなってしまいます。
ティーグランドに立った時に、白杭が良く見えてくるのです。危機感を感じます。
ティーショット、ドライバーの恐怖にびくびくしていた。
これでは、スコアは作れません。
自分でかってに恐れているだけなのであろう。

本当なら、ドライバーでしっかり当たればショートアイアンで打てるのに。
ショートアイアンなら、グリーンに乗せることも可能であろう。
バーディーを狙えるかもしれない。最初から、このチャンスを放棄しているのかもしれない。

何回もOBを出す前は、確かに思いっきりドライバーを振っていた。
いつしか、だんだん合わせるようになり、スライスやひっかけが発生し、ダボ・トリになっている。

リスクを極度に恐れてはいないのだろうか。
リスクとの戦いをしているのだろうか。
多少のトラブル、何回も経験してきた。余裕はあるはずだ。
ミスを恐れて、逃げているだけかもしれない。
逃げているだけなので、逃げる事しかできなくなってしまう。
怖い事、リスクがある事、ミスが出やすい事へ立ち向かうべきである。
それを超えた時に、本当の楽しさがあるのであろう。

自分の独自性は何か、自分の持ち味は何か、自分の特徴は何かをもっと知るべきかもしれない。
　
そうしないと恥ずかしい人生になってしまう。

2012年