ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

いわゆる普通のゴルファー

 ほぼ半年ぶりの更新です。個人的な事情(自身の不注意によるけが)でゴルフができない状況となり、どうしてもゴルフについて書くモチベーションが上がらないでいました。申し訳ありませんでした。(ゴルフができる状況も戻ってきました)
 今回は茅ヶ崎ゴルフ倶楽部のご紹介です。名前の通り茅ヶ崎の海岸近く、国道134号線沿いにあるシーサイドコースです。東海道線茅ヶ崎駅から市営バスで10分ちょっと(200円だったか)、で電車利用でも行きやすいです。
 クラブハウス等の設備も立派なもので、これはもう普通の18Hのゴルフ場と変わらないレベルです。ちょっと前までは会員制のゴルフ場だったと記憶しています。現在は暫定的なパブリックとして運営されているようです。
 9Hレギュラーティーから約2,850yのPAR35、設計は有名な上田治です。前半後半でティー位置、グリーンを変えてリモコンカートでラウンド(セルフ)します。
 
 1Hで前組の人を見ていると、全員アイアンでダフッて数10yしか前進していません。うーん、今日は長い1日になりそうかな、等思っていると、みなさんボールを拾ってそのまま歩いて行かれました。???です。
 よくよく見ると、1Hはローカルルールが2つも設けられており、1つは7番アイアン以下(女性はユーティリティ可)、もう一つはあるラインまで飛ばない場合は、前進2打でそこから打つ、ただしOBとか1ぺナゾーンに打った場合はおのおの罰打がつくというものでした(左側民家への打ち込み防止のため)。前組の方は罰打のリスクを回避しつつ、アプローチの練習なんかをしたのかもしれません。今日の同伴者は、「せっかくだからちゃんと打ちたい」、と7番アイアンでフルショットしましたが、私はSWのフルショットで前進2打を味わってみました。
 2H以降は特別なルールはなく、普通のゴルフが楽しめました。

ゴルフ場の感想
 1Hのローカルルールは残念ですが、今までご紹介したゴルフ場の中では最も本格的なゴルフ場として楽しめると思いました。前半後半2つのグリーンのデザインも異なり、配置等も斜めにずらす等の工夫が多くみられます。さらに特徴的なのはバンカーです。迫力があり、バンカーが苦手な私には相当なプレッシャーでした。私が入会している龍ヶ崎、カレドニアン、狭山もバンカーにおのおの厳しい部分があるのですが、茅ヶ崎のバンカーはそれらとはまた違った剛直な感じがします。何かの本で柔の井上誠一、剛の上田治とか記されていたことからくる先入観もあるかもしれませんが。
 もう一つ素晴らしく感じたのは、景観です。主に、海風に煽られた松の低木に囲まれていますが、これが独特の雰囲気を醸し出しています。少なくとも都心から手軽に行けるところで、こういう景観のゴルフ場はないように思います。若洲ゴルフリンクスが少し似ているかもしれませんが、こちらはもっと素朴で、何となく、ミニ大洗gcのような感じが個人的には致します。ほとんど海沿いなのに海が見えるところがないのは、ちょっと残念ですが。
 コースのメンテナンスは、格別ではないですが充分といったところです。食事は何を食したか覚えていませんが、特に?と感じたことはないはずです。スタッフの対応も良かったと思います。
 プレイ代ついては今までの9Hのゴルフ場より当然本格的です。
 ただ、それであっても処々の事情により、今後長く存続できるかどうかわからないようです。これほどの素晴らしいコース、なんとか存続してほしいです。この時は3月の寒い時期の訪問でしたが、次回は真夏に是非行ってみたいコースです。

 

スコア アウト47、イン48(白(レギュラー)ティー5,700y前後) 2018年3月

掲載日:2019年1月22日

ネルソンAさんのゴルフ場レポート