京カンの教官 目土盛造

京カンの教官 目土盛造/ハーフタイム

ハーフタイム

2006.03.20

暖かかったり、かと思えば急に冬のような寒さの日があったり“春先の気候”は本当に拙者のような老人にはきつうございます。皆様方も風邪など召されないようご自愛くださいね。1月に故障した拙者の肘もそのような“春の訪れ”とともに、徐々に良くなってきた気配でございます。3月の月例競技に続いて、9日の加賀屋杯と少しだけクラブが振れ出してうれしい盛造でございます。これからは、まさにハイシーズン!皆様とご一緒にプレーさせていただくことも多々あることと存じます。もうだいぶ“正体”がばれてしまっておりますので、京カンでお会いした時にはぜひお声をおかけください。目土盛造、必ずご挨拶をお返しいたしますぞ!

さて、このコーナーも前半9ホールを終了し「そろそろ美味しい食事でもいっちゃおうかな!」ということに相成りました。今回は“ハーフタイム”ということで、少し違う話をさせていただきましょう。

皆様もご存知のように、京カントリークラブは昨年経営母体が変わるという事態になりました。外資の雄/ローンスターです。拙者は今さら預託金を返還しろ!等と現実味の無い意見は持ち合わせておりません。むしろ旧大洋緑化のワンマン放漫経営よりも良くなるのではないか?という期待を持っております。バブル崩壊後の我が国のゴルフ場は、その放漫経営が災いして次々と経営が崩壊。さらに将来的な顧客となりうる次世代ゴルファーの育成や、メンバーとの真摯な「ゴルフ場を良くしてゆく」対話を怠ってきた“つけ”が破綻を呼び込んだといえるでしょう。その結果、大手と言われたゴルフ場経営会社は軒並み“禿鷹ファンド」などと揶揄された外資系投資会社に買収され、預託金という“不思議な預かり金”は購入時の何十分の一と言うあきれた結末になっております。

しかしながら、今そんなことを嘆いても何も始まらないというのが、拙者の考え方です。皆様のほとんどの方が「京カントリークラブのコースやお風呂、それにスタッフの応対が気に入った!」「京カントリークラブで腕を磨きたい!」等といった動機で入会なさっていることと存じます。それは突き詰めて申せば「京カントリークラブを愛している!」ことに他ならないと思います。旧大洋緑化経営陣がなし得なかった“メンバーの為の運営”を運営会社のPGMに期待することはもちろん、メンバーの皆様自身が「よし!京カントリークラブを日本一の評価をもらえるゴルフ場にしていこう!」という気概を持って、いろいろな問題に真摯に取り組んでゆければ、外資であろうが国内資本であろうが“本当のクラブライフを共有できるゴルフ場“に出来るのではありますまいか?

先日京カンの理事さんにお会いして、その辺のお話をさせていただきました。ゴルフ場の理事会というものは、そのゴルフ場で一番発言権のあるメンバーの代表機関だと思います。現在の京カントリークラブに必要なものは、メンバーの様々な意見を前向きに集約して本当に京カントリークラブの運営を“日本一”にしてゆく為の活発な委員会とそれをまとめる理事会に他ならないと思います。ゴルフ場とは、本来“プライベートクラブ”として発祥しています。皆さんひとりひとりが、クラブメンバーとしての自覚と誇りを持って“小さな事からコツコツと”京カントリークラブをよくしていけたらとても素敵な事だと思っている目土盛造でございます。お気づきになった事や、困った事があるのなら拙者はもちろん、前田社長に何でもご相談くださいね。微力ではありますが、必ずや皆さんのお力になれると思いますぞ!

今回はずいぶんと堅苦しいお話しになってしまいましたが、目土盛造、心の底から京カントリークラブに愛着を感じております故の乱暴狼藉としてお読みくだされば幸甚です。次の10番ホールからは、またまた笑いと涙のエピソードなど交えた駄文を皆様にお届けします。どうかこれからもご愛読くだされ!
明日は運営推進委員会主催の“桜花杯”です。拙者の肘の具合も春の訪れとともに良くなってまいりました。そろそろひと暴れしてやろうなどと“不遜”な事を思っております。え?活躍しなくていいって?ま、そんな事をおっしゃらずに仲良くしてくださいな!(笑)

せっかく“昼飯どき”ですので、今回は京カンのランチメニューについて少しだけリクエストをいたしましょう。経営が変わって以来、プレーフィーにランチ代が含まれるようになってしまい、以前のようにいろいろなメニューの中から「あ〜でもない、こ〜でもない。」
とチョイスする楽しみが減ってしまった気がいたします。拙者と拙者の仲間たちは「俺はアスリートだかんね!」と言っている割にはランチタイムに“爆飲!”(*注:大きな競技の時は別!)はじめのビールは“お約束!”の上に「お〜い!お茶割りくれ〜い!あ!3杯ね。よろしく!」あげくの果てが「飯はいいから、おつまみセット持ってきてね!」午後のスターティングホールでは、これも“お約束”の誰かがOB!ご迷惑おかけしておりますです。
京カンのレストランは、以前から「おいしい!」と評判が高く、スタッフの気のきいた対応も大変好評です。しかし!最近のメニューの少なさは、食事を楽しみにして来場していただいているお客様にちょっと不親切かなぁ・・・と思ってしまいます。10年ほど前は「ねぇ、本当に悪いんだけど“刺し盛り”作ってくれない?」と言えば「分かりました!なんとかしましょう!」と乱暴なリクエストに応えてくださったものです。(Hさん、ご迷惑おかけしております。)まぁそこまでは無理としても、もう少し“選べるメニュー作り”をしていただけるといいですね。大変でしょうが、目土盛造からレストランに対するリクエストでした!
では、お茶割りで酔ってしまったところで、次回10番ホールでお会いしましょう!皆さんもくれぐれも酔ってしまわれないように。
後半すぐは、OBが待ち構えておりますぞ!(笑)