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一昨年の10月から、ゴルフに取り組んで来ましたが、中々、思っているような形にはならず、ストラグル（もがく）状態のまま、時を過ごして来ました。
とはいえ、少しづつは、改善されているのも、疑いのないところなんでしょう。
しかし、もっと出来るはず。こんなはずじゃない。考えることは、そればかりでした。
ラウンドを増やし、レッスンも取った。練習もしている。そして、泳いでもいる。ただ手をこまねいているのではなく、過去のゴルフ人生の中で、今が1番ゴルフに取り組んでいるはず。それなのに結果がついて来ない。そう思うと、不愉快な1年半でした。
1つ目の転機が訪れたのは、昨年の12月30日。
ゴルフが良くなって来たので、その方向性に間違いはないか。チェックとデータを取るために、コーチに連絡を取りました。
暫く振りでしたが、スローのビデオを見たコーチ。全く問題ないですね。今より、スイングを良くすることは、難しいと思います。
ドライバーの飛距離を10y伸ばすには？・・・確かに、もう少し身体を使うようにすれば、飛距離は出ますが、その動きは、ボールを曲げる可能性が高くなります。
どうせなら、シャフトを長くしたらどうです。理論上は絶対に飛ぶのですから。
しかし、パワーの落ちた人が長くしても、振り負けてしまうので飛びません。
私は試したので知っています。
グリップを太くして、ヘッドバランスを軽くすれば、大丈夫だと思います。
年明けに、やってみると、飛ぶんですね。振り負けもありません。
それから、色々と試した結果、15yぐらいは飛ぶようになりました。そうなると、今度はゴルフが楽になる。言い換えれば、パーを取る作業が簡単になりました。15y飛ぶといっても、必要な時に飛ばすということで、セカンドの距離が余っている時は、飛ばす必要がないので、今までと同じです。
ショートゲームやセカンドもルーティンを変えました。今までの私は、全てのクラブを打つ際、まったく素振りをしませんでしたが、セカンドやアプローチの際、イメージを出す為に、素振りをするようにしています。
更には、グリーン周りのショートゲームの際、打ってしまってから、上っていた。下っていた。傾斜があったなどに、気づくことが多くなっていたので、グリーン上の傾斜を考えながら、打つようにしています。
今までの私は、ケアレスミスは加齢のせいにして、仕方がないと諦めていました。確かに、鈍くなっているのですから、そういったことはあるでしょうが、加齢とかたずけていては、ただの負け犬のようなもの。
昔はこうだった。みたいな人になってしまいます。今、出来るだろう、可能なものは、全てつぶして行こう。
今までやらなかった、素振りや、確認作業をルーティンに加えることで、このところ、つまらないミスが随分と減っています。
このところ、ゴルフをする度に強風の中でやっていますが、驚くほど打たなくなっています。
2つ目は、私と一緒にゴルフをする人たちです。
Yさんは、言うに及ばず、ゴルフに対して貪欲なほど、上手くなりたいと努力していますから、四六時中、質問されます。私はそんな彼に、ラウンド中、ラウンド後を問わず、アドバイスや指摘をしていますが、HC4ですから、どうせ下手くそ。と、余裕をかましていると、20歳も若い彼は、吸収も早く、みるみる上達しています。
私に近い、また同世代のおっさんたちも、彼に刺激を受けたのか、メンバーになったのを機に、上手くなってみようと、やりだしています。
私たちは、毎回ゲームをしていますが、私の性格上、ただただ勝つのは、面白くない。充分な、ハンデをあげて勝たなくてはという、私なりのポリシーも影響しているし、Yさんだけでなく、みんなにアドバイスをしているので、明らかにみんなが上手くなっています。
そうなると、当然のごとく、私は負けることになります。12月中は、やると負け選手のようなありさま。
これではまずい。更には、普段から偉そうなことをいっているのに、みんなの前で、つまらないミスをすれば、笑われてしまいます。
今後は、新しい仲間が入って来るので、強さを見せつけなくてはなりません。
ということで、私も進化していかなくてはと、注意深くゴルフをするようにしたところ、劇的に良くなっています。ゴルフですから、調子の悪い時もありますが、今の私の感覚としては、調子が悪くても、出っ張りは、3つから5つ、バーディーが2つなら、ボトムラインが75になります。
そうなってくれば、良いときは、1つ2つは潜ってくる。
大きなスコアは難しいでしょうが、72プラスマイナス3ストロークという程度なら、それほど、難しい感じでは、なくなりました。
取り組みだしてから、17か月、やっと戦う準備が出来ました。今年は、スパー爺さんとして、暴れようぞ！！！（笑）
掲載日：2021年2月4日