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9月5日、知り合いがミッドシニアの予選に出ると聞いていたので、そういえばとネットで検索をしていたのですが、その時、偶然に茨城県のシニア選手権が26日にあり、締め切りが6日というのが目に入りました。
申込書もありませんから、取り敢えず、協会に電話をすると、とても親切な女性の方が応対してくださり、今、参加すると決めてもらえれば、エントリーの中に名前をいれますよ。書類はこれから郵送しますから、書き込んで返送して下さい。

正直なところ、茨城県のローカルな試合だからと、軽~るく考えていました。60歳になった、じいさんとはいえ、そこは腐っても鯛。
全英シニアのシードを取っていた選手なんだから・・・少しして、協会のHPから過去の試合結果を見てみると、例年の優勝者のスコアはアンダーパーとなっていました。

会場の玉造捻木コースに練習ラウンドに行ってみると、結構、トリッキーなゴルフ場でしたし、何よりもグリーンが大きので、ややこしいゴルフ場です。
当日、私のスコアは76でしたが、試合当日、アンダーパーで回るのは、今の私の実力では無理だというのが、私の正直な結論です。
仮に練習で72,3でラウンドしても、実際に試合では、そうはいかないものです。
急にビビったのはそれからでした。周りの人には、散々、所詮はローカルな試合なんだから、私が負けるはずがない。誰だと思ってんだ。みたいな・・・
よくよく考えてみれば、茨城県の人だって関東シニアに出ているし、日本シニアだっていますよね。参加者の中には、それぞれのゴルフ場でクラチャンになっている人も多くいます。
私が参加を決めたのも、会場が比較的近いところだったというのが大きいし、もし水戸の先なんて出ていたら、間違いなく参加はしていません。 ところが、参加者は水戸は当たり前、日立那珂や高萩の方からも参加していますから、みんな勝ちに来てますよね。

私のことを言えば、中々調子は戻らない。しかし、そう思っているのは、自分だけで、ある人からは、1度は引退した選手なんだから、そうは簡単には行かないでしょう。
考えてみたらお説ごもっとも。妙に説得力があったので、私も納得でした。しかし、どのような理由があるにせよ。ほぼ勝てないのが判明した以上。
今まで散々、茨城に関して言い放った、しっぺ返しは覚悟しなければなりません。

そうなると、考えることは2つ。
1)試合の前に、腰痛になる。風を引いて参加が出来なくなる。急な法事。あるわけない。
2)試合当日、風が吹く。雨がふったり条件が悪くなる。ピンポジションを難しいところに切ってもらう。つまり、勝ち負けになるスコアが、私の届く75辺りまで下がる。

試合当日は晴天。しかし、少し風が吹いています。
午前中はミスパットで、ボギーを打つも、2回あった3mのバーディーパットを決めたので、35回で回れました。後半、パープレーで回れば自力で何とかなるかも。それにしても、やっぱり私は本番に強いのか。ピンポジションも難しいので、同伴者はパッティングに苦労している。

後半3番でスリーパット。4番でのアプローチ。グリーン上、芝生のカスだと思っていたら、実際には木の実で真横にはねてしまい連続ボギー。まずい。
パーで逃げようとした消極さが良くないと思い。ギアを上げて、それからは、ショットも良くなりましたが、今度はパターが入らない。
17番で7mのバーディーパットが入り、イーブン。18番も4mに付いたが入らなかった。
微妙なスコア。
クラブハウスに戻り、スコアカードを出すと、まだ数組ありますが、有力選手は概ねホールアウトしているので、優勝だと思いますから新聞社のインタビューを受けてもらえますか。
2位の人が去年の優勝者で76回。去年は71回だったので、やっぱり今年はグリーンにみんながてこずった様子。
4打差をつけての優勝。

良かった。

 

掲載日:2019年9月27日