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今年、新たなオージーが、日本ツアーに挑戦します。 オーストラリア支局長メルウェイ

 

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ディランはプロで27歳。私が知り合った時は、20歳でした。現在はメルボルンから3時間も離れたところに住んでいるので、この数年間は会っていません。 私のどこが気に入っているのか、未だに分かりませんが、ゴルフ場にいるときから、まめに世話を焼いてくれるし、引っ越した今でも、こちらに来る際は、必ずといって、連絡をよこします。少し前には、結婚しました。と連絡をもらいましたが、数日前、オーストラリアンデイ(建国記念日)に行くけど、ゴルフに付き合ってくれませんか? もう一人、デイブ(David・Bransdon)というプロが行きます。彼はヨーロッパツアーでやってたんですよ。去年、日本のQTに通ったので、今年から日本ツアーに参戦します。ということでした。 現在、オージーはブレンダン・ジョーンズを筆頭に数人がシードを持っていますし、下部ツアーのチャレンジまでいれると10人位いるでしょうか・・・

 

と、いうことで、久しぶりにロングアイランドに行って来ました。私が始めてメンバーになったところですが、メンズコンペの日だったこともあり、それこそ、久しぶり。と、あちこちから声を掛けられ、少なく見積もっても50人とは握手をしたでしょう。 テリーを見かけたので、我々のところに入ればと勧誘しました。クラチャンにも3回なっている男です。

 

デイブ68、ディラン70、テリーは73。先日、カナディアンとやった時は、ショートゲームが冴えて、ことのほか上手くいったのですが、そうは問屋は卸さずで、大暴れの79・・・誰かのセリフではありませんが、生まれてこなければ良かった。一人だけ、ついでのゴルファーです。 ディランはガッチリとした体躯ですから、1番飛びます。先日のカナディアンより飛ぶかな・・・デイブはディランより、15yは後ろです。テリーも270位は打ってくる飛ばし屋ですが、15yから20yはデイブの後ろです。私は・・・黙秘権。普段なら、飛距離なんていんだよ。スコアで勝てば。そう言い放つ私も、言葉がありません・・・再度、黙秘権行使。 自らが、太って行く過程では、私からみて、それまで、同じように太っていた人が、普通に見えてきますが、更に進むと、そのうち、周りの人が、みんな瘦せたんではないか、と錯覚すらするものです。 近頃、ゴルフをするたびに、この人こんなに飛んだっけ。と、そう思うようになりました。つまり、それだけ飛ばなくなったということですね。・・・ガクッ

 

ディランは、去年ヨーロッパツアーのQTを受けました。普段、回ると、67辺りで来ます。本人曰く、4日間やると、どこかで1日、悪いスコアが出てしまう。この前は、69、67、69、しかし最後が76だった。. 彼はボールも飛ぶし、アイアン、ショートゲーム、パターまで、そつなくこなします。HC+6、しかし、時たま、ポカをする時があります。普段なら、その時は、ボギー、ダボになったとしても、プレッシャーはないし、すぐにバーディーを取るので、幾らでも取り返しがききます。しかし、プレッシャーの掛かる試合やQTでは、簡単にはリカバリー(私の好きな言葉ではありませんが、今流行りのバウンスバック)出来ないのでしょうね。

 

デイブは鍛えているので、ガッシリしていますが、背も高くないし、年齢も40歳を超えているようです。私は全く知りませんでしたし、歳だから、幾ら日本でも厳しいのではないか?それが第一印象です。 ところがゴルフを見てみると、もしかしたら、ある程度やってくれるかも・・・そう変わりました。 平均すれば、ディランが15yぐらい前にいます。しかし、ディランが100で振っているとした場合、見た目、デイブは60ぐらいでしょうか、もちろん、60では、実際に飛びませんから、ディランとの比較にすれば80、もしくは90ぐらいで振っているのだとは思います。 それぐらい、ゆっくり振っているように見えるし、力みを感じません。 その上、ゴルフが緻密です。それぞれ、人によってゴルフのプレースタイルも特徴があるので、良い悪いは別として、とても安定したゴルフです。練習だからという感じではなく、試合の状況を想定して回っているような感じでしょうか? だから、おそらく振ればもっと飛ぶだろうし、練習だと割り切ってやっていれば、もっと良いスコアにもなるかもしれません。だから、ゆっくり振っているように見えるし、余裕を持ってプレーしている気がします。

 

ゴルフの後、レストランで色々と話をしましたが、日本のQTに関しては、やはり期間が長すぎる。何度も往復しなくてはならないので、費用も掛かるから挑戦しづらいということでした。 ディランも当初は日本のQTに出たい。といってましたが、余りにも時間が掛かるので、費用を考えると無理だということで、ヨーロッパに行ったし、クリスも同じ理由で、ウエブドットコムツアーのQTに行きました。 では、彼がどうして行ったのか?行けたのか?そういう疑問が残ります。彼の名前を検索すると、すぐに出て来ました。2014年はオーストラリアのツアーで安定した成績を残しているし、過去に2勝しています。それ以後は、ヨーロッパでやっています。 これが決めてだ。そう思ったのは、タイトリストとツアープロとしての契約をしているので、日本での移動を含めて、ホテルの予約から一切を、タイトリストがサポートしてくれているそうです。

 

東建から、最低でも8試合には出られるそうで、その後はリランキングされるので、それまでの成績で更に出られるか、そうでなくなるのかに分かれるようです。 ゴルフは相当上手いので、実力的には足りているように思いますが、日本の場合、日程が飛び飛びになるので、続く試合以外は、その都度、オーストラリアに戻って出直すそうです。タイトリストも手伝いはしてくれますが、費用までは出してくれないので、日本に留まることは、資金的に厳しいそうです。 東建も試合の3日ぐらい前には、日本に来るというのですが、時差は少ないとはいえ、10時間も飛行機に乗ることになるし、言葉も分からない。季節も真逆のところから行くのですから、すぐに対応するのは難しいと思います。

 

来週、ハンティングデールで行われるPGAの試合。勝ったことのあるパース。ニュージーランドと、2月から3月の始めに掛けては、久しぶりに、こちらの試合に出るということでした。その後は、少し休んで日本へ向かうのだそうです。 去年はアメリカツアーで40歳を過ぎたオージーの、グレッグチャーマーズとロッドパンプリングが優勝しています。デイブには、ぜひ日本ツアーで頑張って欲しいものです。