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今年もお世話になりました。 オーストラリア支局長メルウェイ

ゴルフの数も減りましたが、試合にも出なくなったので、オーストラリアのランキングも34位まで落ちました。 春から初夏に向かっているこちらでは、シーズン到来という感じですが、私は未だに冬眠中です。ゴルフ自体は、相当下手になっていますが、試合に出ていないと、プレッシャーもないし、普段から知っているコースでプレーをするので、今のところはHCも+1のままです。しかし、どんどん悪くなることは確かなことでしょう。

アメリカでは定期的にEmaiでこのようにデータが送られて来ますが、この表にあるように、11ラウンドしていますが、コースレーティングで72を超えているのは3つしかないし、スロープレーティングで130を超えているのも、3つしかありません。オーストラリアでは、地元ということもありますが、CRで72、Slopeで130を下回るコースではほとんどプレーをしませんから、アメリカの方が、どうしてもスコアが出やすくなります。その上、カードも全てが入るわけではありませんから、どうしてもHCは甘くなってしまいます。


先週の女子のトーナメントで、どうしても?なことがあります。
上原彩子選手の68打罰。彼女が普段、戦っているアメリカでは、同じような場合、1クラブレングス以内にドロップでやっているから、ついということでした。罰に関しては、日本でやっている以上、彼女のケアレスミスですから、仕方がありません。
ローカルルールとは、その時、そのコースで採用されるものですから、間違いが多くなるものです。日本の場合、ロッカールームやテントに掲示してあるということになっていますが、ティーでの説明はないのでしょうか?
海外では必ずローカルルールについては、ティーで説明と確認がありますから、選手も不審な点があれば、その場で確認をしてスタートして行きます。
プリファードライの場合、元の位置にリプレースして打てるのであれば、本来、そのままで良いのではないでしょうか?
もし、状態が悪ければ、カジュアルウオーターの処置もあるのですから、紛らわしいことはやらない方が良いし、もしやるのであれば、アメリカで採用されている形にするべきです。私はアメリカに迎合したほうが良いというのではなく、今後は世界が同じフィールドになっていくと考える場合、海外からの選手が増えていく、言葉の問題もあるのですから、掲示してあります。確認してくださいというより、もう1歩進んだ方が良いのではないかと考えます。
それには、ルールもなるべく共通にして、選手が間違えない形を採用する方が、トーナメントを見ていても楽しいでしょう。日ごろから、日本ではローカルルールの処置を間違えて、ペナルティーになったり、失格になるケースが多くみられます。それも、同じ場所が多かったりもするのですから、この辺りは、改善されるべき点が多いと思います。


もう1つは、松森彩夏選手の投げたボールが、池に入って2打罰になったケースです。若い選手なのに落ち着いているし、数週前に優勝もしたので、これから楽しみな選手だと思っていました。
彼女曰く、いつもの癖でつい投げてしまった。私の不注意でした。ということです。ゴルフボールは2,3mからでも当たれば、相当痛いです。相手が受け取る準備、またはこちらを見ているのか、確認しないで投げてしまうという感覚は、私には理解できません。
確かに選手がキャディーを雇っているのですが、パートナーでもあります。ついとはいえ、キャディーを下に見ていなければ、やれることではありません。
キャディーは責任を感じて、冬の池に肩まで浸かってボールを探しました。しかし、池に入る際、どうやっても止めてほしかった。ろくに準備運動もせずに、冷たい水の中に入って、万が一の時はどうするつもりでしょう。仮に風邪を引いても次の試合には影響が出ます。もちろん、言葉では止めたかもしれません。シード権の心配もない、優勝争いでもないのだから、賞金が減るのも大したことはありません。どうしてキャディーを優先に考えないのでしょう。明らかに彼女の責任もあるのですから、どうしても探すというなら、一緒に入って探して欲しかった。


写真は私の住まいから見える景色を夕方と、昼間に写したものです。この辺りには高い建物がないので、ここが出来た際、ここに住めば、毎日、絶景を堪能出来ると思わず入居しましたが、いざ、住んでしまっては、景色などほとんど見ることもありません。考えてみれば、もともと、そのような風情を楽しむという素養を持ち合わせてもいない男が、また無駄なことをしてしまいました。それどころか、大きな幹線通り沿いの為、車の交通量も多く、うるさくて仕方がありません。
早く引っ越したい。


来週より、暫くの間、旅に出ることになりました。従って今年、最後になりますが、皆様、良いお年をお迎えください。