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ゴルフへの復帰は、ちょっと先になりそうです・・・ オーストラリア支局長メルウェイ

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2月の中旬、タスマニアシニアで3位となって以降、ランキングイベントには出なくなり、ビクトリアの試合に3月の始めに出たのを最後に、ゴルフをしていません。日本で大利根に行きましたが、その前日から腰痛も始まってしまい、戻ってからも腰の状態がイマイチということもありましたが、結局、ゴルフをしないまま4月も月末となりました。
本来の予定では、先週はシドニーでのランキングイベント。来週はビクトリアの試合、メルボルンから4時間離れたマリーリバーでの3日間の試合も、エントリーは済ませてありましたが、結局、両方ともキャンセルをしました。

ゴルフの数は少なくなりましたが、この数か月、試合での成績は決して悪くなかったので、ビクトリアのランキングは1位。こちらに戻ってから調べた、ナショナルランキングは7位に上がっていました。
ところが、ゴルフは勿論のこと、試合にも出なくなってしまった為、暫くぶりにランキングのチェックをしてみると、ビクトリアのランキングは3位、ナショナルランキングも11位へ後退しました。

まぁ、仕方がないのですが、これだけゴルフをしなくなると、恐らくウエッジは赤錆びが出ているでしょうね。確認はしてませんが・・・

5月の中旬にもランキングイベントがあり、ビクトリアの試合も幾つかありますが、エントリーすらしていませんし、全くクラブを握らなくなってしまった現状では、行ってもダメでしょうけど・・・
6月にはメジャーのマッチプレー選手権があります。ランキング上位32名だけで行われますが、数試合出なくても32位には残れるでしょうから、出ることは可能ですが、ブリスベンまでこの状態で行っても・・・・
7月はランキングイベントが2試合、その前には、ナショナルチームとニュージーランドの対抗戦も控えています。当然のことながら、今のランキングでは選ばれませんが、それは別にしても、今年が最後かもしれない、全英シニアの本戦から出られる権利があるので、7月の後半にあるグイーンズランドシニアに出た後、日本に渡り、そこから全英シニアに出場し、次はアメリカに渡って全米シニアのプレコーリファイ、通過した場合にも備えて、一端、日本に戻ってから、9月の中旬には、またアメリカに戻り、本戦に出る日程でチケットも取ってあります。
もっとも、プレコーリファイに落ちても、ゴルフの代わりにポーカー三昧が出来るからですが・・・笑

10月の始めにはオーストラリアシニアがあるし、後半にはビクトリアシニア、その辺りからはゴルフシーズン真っ盛りですから、大きな試合が目白押しです。
ランキングイベントは年間で16試合。ビクトリアの試合は40試合。その他に全英、全米、ニュージーランドシニアと出る気になれば、毎週試合が組まれているのですから、ある程度出ようと思ったら、結構、忙しい生活になります。
もっとも、全米、全英シニアは、この状態では恥ずかしくてエントリーすら出来ませんが・・・

今の状況を考えると、一体、何試合に出るのか?・・・出られるのか?・・・私次第ということになりますが、先行きは相当暗いといわざるを得ません。


あとがき・・・


今年が最後だろうとはいえ、全英シニアに本戦出場の権利を持つ私が、何で明らかにレベルの低い、日本シニアには出られないのでしょうか?
私が出ようと思ったら、予選、関東シニアに出ないと日本シニアには出られません。時間の無駄だし、大きな試合がこちらにあるので、始めから考えもしませんが、考えてみると、おかしな話です。その上、もっとおかしな話は、仮に私が出ようと思っても、日本のゴルフ場のHCを持っていないという理由で、予選にも出られないはずです・・・
逆に日本の選手がオーストラリアシニアに出場したいといった場合、レベルはこちらの方が、断然上なのに門戸は広く開けられているんですから、不思議ですよね・・・

こんな書き方をすれば、日本でやっている人たちは、間違いなく面白くないでしょうし、不愉快になるはずです。
では何で、こんなことを書くのかといえば、我々のようなアマチュアのゴルフですら、日本のゴルフ界は鎖国状態になっていますが、この姿勢はプロ達にも同様で、QTは数か月に渡る日程を組むので、海外の選手達は出るのが大変です。オーストラリアの若手でも、日本ツアーは賞金も良いので、挑戦したいという人が多くいますが、実際に調べて行くと、時間と費用の負担が余りに大きく、ほとんどの人が断念してしまいます。
韓国や近隣のアジアの人達なら、距離も近いし、日本に住んでいる人を頼ることで、遠征の費用も軽減出来ますが、オーストラリア、アメリカ、ヨーロッパからでは大変です。


韓国は勿論のこと、最近はアジアの選手も世界で活躍するようになって来ました。ところが日本はどうかといったら、衰退の一途です。スポンサーしている関係で、多くの日本人選手がメジャーに出たりもしますが、松山選手を除いたら、数がいるだけで、近ごろは予選を通過する選手すらほとんどいなくなってしまいました。
ゴルフを盛り上げようとするなら、世界で活躍する選手を多く出すことが1番の早道です。
レベルを上げる為には、強い選手、これから伸びていくだろう若い選手に門戸を広げるべきでしょう。盛り上げることは日本人だけが活躍するということではなく、仮に無名の若手が日本のツアーから出て行って、活躍した場合でも、あの選手は日本のツアー選手だ、いうことで、応援することにも繋がります。また普段一緒にやっている仲間が活躍することで、俺にも出来る。そういう効果もあります。ところが日本では、むしろ逆で、どうしたら彼らが来れなくなるかを考えています。その上、海外に立ちむっかて行こうとしている日本人選手に対しても、応援するのではなく、邪魔ばかりが目立ちます。


海外で活躍した、青木さんが会長になったので、そういった点も、少しづつ良くなるかも知れません。しかし、日本ではスポンサーの意向も強く、また協会幹部の頭の構造に大きな問題があるので、簡単ではないかもしれませんし、青木さんが前向きに考えていたとしても、魚が住めない濁った水を浄化して行くには時間も掛かります。
ただし、他の選手が言ったら、一蹴されてしまうようなことでも、青木さんが言えば影響力が違いますから、本当のところ、私はとても期待しています。

写真は2月4日に、ロイヤルパースのジョン(ナショナルチーム)がゴードンと一緒にキングストンヒースでやりたいというので、午後2時から3人でラウンドをしましたが、まだ暑かったんですね。・・・強風でこんなに大きな木が倒れました。