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大利根CC オーストラリア支局長メルウェイ

思い起こすと、最後にラウンドしたのは、もう20数年前になるでしょうか?
関東アマの決勝が西コースで行われ、私は当時大学の4年生だった、横田選手と回ったのだけを覚えています。
あのころ君は若かった!・・・ではありませんが、随分と昔の話です。
私の今回の日本滞在は4日間、着いてすぐに、何時ものようにあんなことやこんなこと・・・・定宿が一杯だったこともあり、2日間、違うホテルに泊まった際の、ベットの硬さ、枕が合わなかったのか?・・・目が覚めると、すぐに違和感。腰痛さんがやって来ました。
お風呂にお湯を張り、ゆっくりと浸かって温めます。

マエシンさんが迎えに来てくれて出発です。
大利根のイメージはとても良かったので楽しみにしていましたが、これではゴルフ自体が出来るかどうか分かりません。
練習場に行ってみると、結構、来てます。来てます。人でなくて痛みが・・・
ショートアイアンは身体を曲げるので厳しいのですが、長いものは、そっと振れば何とかなりそう。
残念ですが仕方がありません。出来ずにみなさんを待っていることを考えれば、良しとしましょう。

長い年月を経ていますが、何度も回っているので、レイアウトは全て覚えていました。

コースは相変わらずメンテナンスが良く、桜の時期でもあり、とても綺麗でした。グリーンは9から10フィートでしょうか?
スピードはそこそこですが良い出来です。
私がオーストラリアに行った際、素晴らしいコースを見る度に、大げさですが、比喩の1つとして、大利根の100倍良いと、そんなことを思っていたのですが、久しぶりに行った大利根の感想は勿論、素晴らしいということです。
ただ、残念な点は、日本はどこでもそうですが、グリーンのコンパクションが軟らかい。もう少し深いとイメージしていたバンカーは浅く、白い砂で綺麗ですが、トラップと呼べるプッレシャーにはなりません。
グリーンは砲台で、落としてしまうと厄介だと思っていたスロープも、手立てが浮かぶのでとそんな感じです。
こちらでは、フェアウエーを外すと、あちこちで砂がむき出しだったり、ラフも刈って無いような場所も多いので、庭園のような大利根の美しさはありませんが・・・やはり難易度という点では、ちょっと差がありますね!
まぁ、しかし、クラブハウスやレストラン、お風呂も清潔で、キャディーさん、従業員の方々も申し分ありません。このレベルのゴルフ場の清潔感といったら間違いなく世界一でしょう。


今日はマエシンさんは勿論のこと、SさんとHさんが共にHC3ということで、メンバーも揃っていたのでサクサクと回りました。ドライバーでは皆さんに30y40yと置いて行かれ、クラブを杖に歩き、カップインしたボールは拾ってもらうなど、みなさんにはご迷惑を掛けてしまいましたが、楽しくラウンド出来ました。またゴルフの後も色んな話が出来てとても有意義な日となりました。

さて、ほとんどの方は、今日、回った人たちのことを想像すると、HCからいっても、さぞかし上手い人達でドライバーからパターまで、何でも、そつなくこなしてしまうのだろう。私とは違う世界の人達だと思っていませんか?
しかし、そんな心配はしなくて大丈夫・・・・良く観察して来ましたが、まぁ、みなさん、良くこんなに曲げられるものだと感心していました。

そこで上達を目指す皆さんに一言。

90点、100点のボールは要りません。そんなものを何時も打とうと思ったら、プレッシャーも掛かるし、10点、20点も出るので台無しです。50点、60点のボールを打ちましょう。たまに出る90点、100点を、これだと思わないで下さい。ラッキーな間違いです。