ゴルフ会員権 ゴルフライフ

あれこれ オーストラリア支局長メルウェイ

私がさっさと帰って来てしまった、NSWシニアクラシックは結局、トーナメント自体がキャンセルになりました。酷い悪天候でしたが、ニュースを見ると亡くなった人まで出たほどですから、それはもう凄いものでした。
ゴードンから連絡があり、正式に承認され、ウエイティングリストに入ったので、メルウェイも書類にサインをするからということで、キングストンヒースで待ち合わせをしたのですが、私が行くと、黙々とアプローチの練習をしていました。ゴードンはNSWから戻ったばかりですが、 すかさず練習を始めるのですから立派ですね。数日後には、また5時間も離れた試合会場に移動をするのですから頭が下がります。


今日は久しぶりにハンティングデールに行って来ましたが、来週からアマチュアのトーナメントがあるので、コースも1週間クローズとなりますが、雨の後でも、グリーンは11フィート程度の速さですから良い感じでした。
コースがクローズになると、その間は代替えのコースが用意されるので、普段は行かないコースを選んで、2回ぐらい行ってみようかと考えています。


そう言えば、先週のNSWで、スタート前のレイクスGCで、私がロッカールームから出ると、おはようございます!と声を掛けられました。
はっとしてそちらを見ると、日本人のお2人さん。出られるのですか?と尋ねると、私に声を掛けた方が、私はここのメンバーで、友人が出るのでキャディーをするんです。
日本の人など見たことがなかったので、初めてですか?・・・と聞いてみると、選手の人が・・・いや、何度か出てますよ。・・・こんなやり取りがありました。
ドロー表を見てみると、英語表記の名前だったので、見逃していたのですが、ナショナルランキングを見ると、去年から参加しているので、多分、私と同い年の方でしょう。
私と同じ試合にも2試合は出ていたので、会場ではニアミスもあったのでしょうが、全く分かりませんでした。
ロイヤルメルボルンにも出ていたということですから、HCも2か3だと思いますが、ランキングを見ると266位となっていました。この辺りの選手だと、残念ながら、組み合わせの際、私と組まれる可能性は、ほぼありませんから、一緒にまわるチャンスは、今のところないようですが、もし彼にその気があれば、練習ラウンドなど一緒にしたり、彼の地元のトップ選手を紹介も出来るので、スキルアップには良いと思うのですが、さてどうなりますか・・・


普段、ゴルフ場で中国人かな?と思う人は、中国系マレーシア、シンガポール人で、彼らは英語しかしゃべりません。台湾、香港人もいますが、中国本土から来たという人は少ないのが実情です。
韓国人は、私にも数人友達がいますが、大勢いるし、ゴルフ人口という点では、日本人、韓国人の数はかなり多いと思います。しかし、日本人は日本人同士、韓国人は韓国人同士、常に一緒にやっているように、例えメンバーになっていても、ゴルフ場の競技会にも出ないという人が多いので、残念ですが、実際のところ、ランキングイベントに行くと、アジア人を全くといってよいほど見掛けません。
そう言った点から見ても、彼の存在は貴重ですし、是非、頑張ってほしいと思います。


今回、ハンティングデールで行われている試合は、各州の代表チームの選手がマッチプレーで戦っていくので、州単位のペナントのようなものですが、選手並びに引率の各州役員たちは、先週の土曜日にはビクトリアに入り、日曜日は練習ラウンド、試合は月曜日から金曜日まで続く大がかりなものです。
ほとんどの選手は高校生、大学生だと思いますが、彼らは1週間、学校を休むことになるし、ハンティングデールも総勢50人程度の選手に対して1週間コースを貸し出します。
その上、1週間、メンバーがゴルフをする為の代替えコースを用意するのですから、こちらも大変です。
普段は近所のティアワンコースが用意されますが、今回は期間も長いので、毎日午前と午後、7,8コースから選ぶことになりました。予約はHPからそれぞれのコースが載っている時間帯をクリックすると自動的に予約され、支払いは直接クラブに請求ですから、楽ちんです。


毎回、名門とはいえ、近所のゴルフ場に行っていると、飽きて来るので、今回は変ったところに行こうと思い、サザンGCを選びました。家からは10分ですから、近いのと、今では引っ越してしまった、ロングアイランドのメンバーだった、ジョージがここのメンバーでしたから、5年前にプレーしたのですが、ちょっと懐かしさもありました。
フラットな林間コースでレイアウトも良いコースです。難点はサンドベルトではない為、水はけが悪く、少しの雨でぬかるんでしまうこと、メンバーが多いので、ゴルフ場がざわついているところです。


日曜日の午後は空いてるというイメージでいますから、ゴルフ場に人が一杯いるのをみると、さすがはサザンという感じです。
1番ティーに着くと、すぐに我々の後ろの組もやって来ました。我々の番になったので、私がティーアップすると、にぎやかな後ろの組の人たちは、話に盛り上がっています。
気づいていないのか?もっとも、多少の話声なら問題は無いのでセットアップに入りましたが、その時、突然、大きな笑声。
私は動作を解いて、すみません。と声を掛けました。普通であれば、ごめんごめんと謝るところでしょうが、話すのはやめましたが、無言です。


全くついてこないので、快適に9ホールを終えました。10番には人が見えたので、クラブハウスに寄ってコーヒーを飲んだりと時間を潰してティーに向かうと、さすがに後ろの組も来ていました。前の組がセカンドを打って行ったので、私がティーアップをすると、先ほど同様に会話の真っ最中、暫く彼らを見ていましたが、一向に気づきません。
さすがに頭に来て、打つんだけど、話はいつ終わるんだい。と言うと、謝るどころか、文句言ってないで早く打て。とこう来ました。
普段、穏やかで、紳士な私もこの時は、ブチ切れモード。半沢直樹の10倍返しには及びませんが、5倍返しはしたでしょう。先ほどの男がまた、言い出そうとした時、彼らの1人が彼を制止したので治まりましたが、理解に苦しみます。


スタート時間のアナウンスの際、ハンティングデールからとあったので、私に対して偉そうにと思ったのかも知れません。または、本当に無知で、何を文句を言っているんだ。そう思ったのかも知れません。しかし、打とうとしている人がいる際、音をたてないようにすることは、説明の必要もない常識だと思うのですが・・・
2度もこんなことがあると、サザンの評価は悪くなりますが、このような際、当事者より周りで見ていた人の方が、だんだんエキサイトして来ます。こんなところ2度と取らないように、事務局に話さなきゃ・・・だから、こんなコースはダメなんだと。


良く考えてみると、日曜日ですから、彼もゲストだったのかも知れません。ゴルフをあまりやったことがないのかも知れません。仮にメンバーだったとしても、彼のような人はごく少数のはずです。
一般的にこちらの人たちは、マナーの良い人たちが多いので、ちょっと驚きですが、折角、懐かしんでやっていたゴルフも、これでは台無しです。