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休憩中に思うこと オーストラリア支局長メルウェイ

すっかり気持ちも萎えている、今日この頃ですが、クラブを持たずゴルフもせずの日々にもリフレッシュ期間と思うと、もう暫くは続けてみようと思います。
もっとも、試合までの時間があるとやらないのは何時ものことですが・・・来週末にはナショナルチームの試合がありますが、個人戦ではないので楽ちんです。

私の動向に関係なく、世間は動いています。
ゴルフオーストラリアからメールがありました。次のニュージーランドとの対抗戦に選ばれる資格と人数に関するものでした。
試合は6月にあるのですが、この場合、去年の5月NTシニアから今年の4月末にあるNSWシニアクラシックまでのポイント上位7名が自動的に選出され、残りの1名はキャプテンピックということになっていますから、合計で8名です。

既に数か月前にポイント上位でノミネイトされた選手に対して、説明と選考方法の連絡がありました。私の場合、その時点では全くお呼びではなかったのですが、それから数試合が終わった現在、対抗戦の選手選考ポイントが7位になっていました。ノミネイトされた選手のポイントは、全て表にして順位が付けられていますから、誰が見ても一目瞭然で、そこに不正の入り込む余地はありません。
決定までには、これから対象になる試合が4試合もあるし、私の場合、その内2試合の欠場も決めているので、どうなるのか、まだ分かりませんが、非常にわかり易く、また公平だと思います。

日本では先日も陸連が話題になっていましたが、選手えらびに対してのいい加減さは酷いものです。選考する為にやっているレースで、勝った人より下位の選手を選ぶなら、そんなレースはやらない方が良いのでは?
一生懸命走って勝った選手は、その怒りをどこにぶつければ良いのでしょう。陸連だけでなく、概ね、どの競技でも常に不透明なやり方をしているように見えますが、何故、変えることが出来ないのでしょうね。

NSWシニアの際、去年のアジアパシフィックシニアの話になりました。
オーストラリアが優勝して日本は3位でしたが、その差は20打以上も離れていました。ポールが疑問に思って、私に聞いてきた話を紹介しましょう。
日本の選手の中で2人はとても良い選手だったけど、他の選手はイマイチだったという話から、日本には上手い選手が少ないのかな?というのです。
私は日本のシニアの現状を良くは知らないと言ったうえで、ただ日本にはポールが良い選手といった2人と同等の選手は、他に何人もいると思いますよ。という話をしました。
それでは、どうして彼らは出ないのか?ということになりました。
メルウェイの実績なら、日本の代表には絶対になれただろう。話はなかったのかい?・・・日本にいない私に話が来るわけないでしょ・・・そうか・・・笑
私は日本代表がどのようないきさつで決まったのかを知らないので、それは分からないと答えましたが、確実に他にも良い選手はいることを知っていますから、確かにそう尋ねられると、どうしてだろう?とも思います。

取りあえず、日本にはシニアのランキングをする為の試合自体がないという話をしたのですが、彼にはそれ自体が理解出来ないようです。じゃぁ、どうやって選んでいるの?
JGAが決めることになっているはずだけど、今回は出たい人がいなかったんでしょ。・・・こんなことで逃げるしかありません。打診しても出られなかった人もいたかもしれませんが、ほとんどの人が知らないところで、決まるんじゃない。とは言えませんでした。

先週のPGAの試合に日本から藤田選手と小田選手が参加しました。石川選手と松山選手はPGAのメンバーですから、別と考えなくてはいけないのでしょうが、藤田選手は体調が良くないとありましたが、予選落ち選手の中でダントツの最下位。小田選手も下から・・・石川選手もほとんどの試合で予選落ちをしています。唯一、松山選手が活躍してくれているのが救いですが、日本のトッププロ達は全く世界で通用しないのが現状です。
青木選手はハワイで勝って、シニアでは何勝もしていますし、近年では丸山選手が3勝しています。女子では岡本選手、数年前までは宮里選手が頑張っていましたが、近ごろはめっきりです。この数年、日本人選手と世界のレベルが大分離れてしまったのではないか?・・・私から見ると、日本の選手のレベルが下がったというのではなく、この数年一段とレベルアップした世界のゴルファーに日本人はついて行けなくなってしまった。こんな印象を持っています。
原因は幾つもあるのでしょうが、大くくりで見て日本式ゴルフのシステムに限界、金属疲労があるように思えてなりません。書きたいことは色々とありますが、これも書いていると不愉快になるのでやめておきます。

水泳を再度、始めて何か月が経ちました。少しづつ距離を伸ばし、今では2キロを週に2度ないし3度泳いでいます。近ごろ、今まで着ていたゴルフシャツが、きつくなっているので、肩から胸に対して一回り大きくなったように感じています。
肩のことを考えると平泳ぎが良いと言われたので、450m平泳ぎ、50mクロールを2セット、1キロ泳いで5分程度休憩、再度2セットといった具合で泳ぎます。時間にして1時間20分程度でしょうか?
ほとんどの人はクロールで泳いでいますから、私よりペースが速いのですが、驚くのはその持続力です。1キロで休憩する私に対し、彼らは2キロぐらいは連続して泳ぎます。
恐らくは私の2キロに対して、彼らは4,5キロは泳いでいるでしょう。
ゴルフの際も感じるのですが、私が嫌いでやらない筋トレをしている人が多く、その上、身長も10センチから20センチも違うのですから、私の5番アイアンは、彼らが構えると9アイアンぐらいにしか見えません。どうすりゃいいんだ?とよく思っています。
そんな感じですから、試合がちょっと続くと、バテバテになってしまう私に対して、彼らにはまだまだ余力があります。
TVで丸山選手が、遼は排気量が2000cc、英樹は5000ccなんだから、そりゃ、違いますよ!と言ってましたが、レベルは全く違えども、抜群の排気量をもつオージーと戦うには、同じ土俵でのパワー戦では絶対に勝てないので、スケジュールを含めて、戦い方を再考しなくてはなりません。

数日前、タムからゴルフをしようと連絡がありました。引越をして遠くなってしまったこともあり、彼の店には年に1.2度しか行けませんし、ほとんど連絡を取ることはありませんから、個人的な用事としては、2年ぶりぐらいでしょうか?・・・タムからの誘いにNoはありません。めったに話さず、会いもしませんが、何時もニコニコと笑っている彼は、誰からも好かれているナイスガイというだけでなく、男気があり、誠実な男です。私がオーストラリアで1番信頼をしている人ですが、出来れば彼のような人になりたいと、いつも考えています。
もう3年位経つでしょうか?オージーの奥さんと離婚をした後、ダブルスコアほど離れた若いベトナムの女性と再婚していますが、近ごろすっかり太りました。
子どもの頃ボートピープルとしてやって来たという彼も、家族みんなの頑張りで、今では大成功しています。写真はタムとその友達のティム。久しぶりのロングアイランドでした。今ではナショナルに吸収されてナショナルGC,ロングアイランドコースです。