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移動と連戦、更に怪我、不調と色々と要因はありますが、このところ疲れ気味です。
ビクトリアのシニアイベントだけでも、月に３試合は必ずあるので、ランキングイベントに出ながらは、日程も被るので毎試合は出ていませんが、それでも何だか毎週試合をしている感じです。
ランキングイベントは年間１６試合ありますが、パースの２試合、ノーザンテリトリー、ゴールドコーストそれぞれ１試合は出ないことにして年間のスケジュールを決めました。それでも１２試合ですから、毎月州外に出るようです。それに今年は出られるかどうか分かりませんが、全英シニア、USシニアに行くと仮定すると、これまた長期の移動になります。
ゴルフオーストラリアからも連絡があり、ナショナルチームVSディフェンスフォースとの対抗戦に出ることになったので、３月はNSWシニアチャンピオンと翌週はビクトリアのイベントですが、ここから５００キロ離れているブライト、次の州はナショナルチーム、その次はここから４００キロ離れたワランボールと毎週移動と試合です。

４月以降にしても、状況は余り変わりませんが、もう少し試合数を減らすようにしないと、ゴルフをすることに追われてしまい、折角の試合も楽しめなくなりそうです。
私のような掛け持ち組は、同じようなスケジュールで試合に出ることになるのですが、皆さん本当にタフです。
ランキングイベントを調べてみると、毎試合１４０人から出ますが、ランキングイベントを優先にしている人は、オーストラリア全土で５０人から７０人程度ですから、それ以外の選手は地元の選手です。ほとんどの選手は試合に出てもポイントが取れませんから、仕方がありませんが、その分、戦える可能性がある地元のイベントは人気が高いので、年間で４０試合も組まれることになります。

考えてみると、今年からビクトリアの試合にも出るようになりましたが、試合が多いので、１．２月ともほとんどホームコースでゴルフをしていません。恐らくはこれが続くと思われますが、そうなるとHCの維持は極端に難しくもなります。当然ですが、どこの試合に出ようが全てのスコアカードが自動的に入力される為、慣れているホームコースのスコアの代わりに、毎回、初めてのコースのスコアカードが入るのですから、平均のスコアは確実に悪くなります。
そう考えると、トップ選手たちのHCが本来より１つ２つ下になるでしょうから、私の疑問であったHCだけでは判断できないと思った、彼らの強さも理解出来ます。
今朝、たまたまステファンから練習ラウンドの件で電話が入ったので、ついそんな話をしたところ・・・やってみるとわかるだろ、きついよね、もし私がホームコースだけでゴルフをしていたらHC＋2をいつでもキープ出来るよ。・・・仰る通り・・・

先週はロイヤルメルボルンでオーストラリア女子OPがありました。モー・マ ーティンも出ていましたし、今年は予選も通りました。去年は同じく予選落ちをして、ハンティングデールで一緒にやったメリッサ・リードも活躍したので良かったのですが、みんなから見に行くんでしょうと言われると、どうもその気にはなれず、また疲れている、暑いなど幾つか理由もあった為、TV観戦をすることにしました。
女子の試合ですからティーこそ前ですが、つい先日、同じセッティングでやったばかりなので、ピン方向に飛んできたボールが、あれよあれよとグリーンから出てしまう砲台グリーン。バンカーから打ったボールが、また反対側にという場面を何度も観ましたが、
アプローチでピン方向と違う方に打っているのを何度も観ると、このホール、来年はあそこに打って行こう。あそこに行ったらこうしようと考えながら観ていると、試合展開とは別に楽しみが出来て、TV観戦は正解だったと思いました。

リディア・コーが優勝しましたが、彼女のゴルフを観ていて、自分に対するヒントも見つけました。このところ、何を血迷ったのか、スコアには関係のない、綺麗に見えるスイングなどに取り組んだりすると、気になるスイングは、マキュロイなど若手選手になりますから、結果は自ら調子を崩したということになります。
もっと言えば、何時も同じタイミングで機械的に振るには、リズムが大切です。速く振る人もいれば、ゆっくり振る人もいますが、どちらが良いというのではなく、どのスピードで振れば、一定のスピードで打て、更にバランスを保って打てるのかを優先すると、おのずと自分に合ったスピードが分かります。

TVに映るリディアのスイングは、とてもゆっくりで、観ていても曲がる気がしません。
一緒に回っていた、タイのアーリアは豪快なスイングで、将来性を感じるし、個人的にはリディアのスイングよりアーリアの方が私の好みのスイングです。しかし、安定感、リズムという点では、やはりリディアですね。
そんな時でした、そういえば、私は本来、もっとゆっくりと振るタイプであったはず・・・
実際に試してみると、ゆっくり振ると、全く合わなくなっていました。それどころか、速く振れば振るほど合うのですから最悪です。近頃、インパクトで深く入り過ぎているのも気になっていましたが、ゆっくりと振れるようになってくると、ボールだけを捉えていますから、ちょっと手ごたえを感じるようになっています。
先週のカーリンガルの試合もスコアこそ７５，７４とまずまずでしたが、ウエッジでもグリーンを外れるほどの醜さでした。パッティングが良かったので何とかなりましたが、８０を打ってもおかしくない状態でしたから、来週のNSWシニアチャンピオンシップは、気が重かったのですが、少しでも上向いて欲しいと願っています。

宮里プロとモーの写真は、見に行って来た、Oさんから送って貰いました。