ゴルフ会員権 ゴルフライフ

ビクトリアではガッカリするほど、無名だった私・・・ オーストラリア支局長メルウェイ

ゴルフライフ>オーストラリア支局長メルウェイ>ビクトリアではガッカリするほど、無名だった私・・・

高齢化の影響もあるのでしょうか?オーストラリアでは、シニアの試合の盛り上りは右肩上がりです。
オーストラリア全土で行われるランキングイベントの数も、5,6年前から増やされて来ましたが、ビクトリア州で行われる試合数は、年々、増えているだけでなく、参加者の人数も増えています。
先日、ゴルフ場に行った際、色んな人から試合頑張ってるね!と声を掛けられたので、どうしてだろう?と理由が分かりませんでした。
ほどなくしてディビット(キャプテン)と会ったのですが、私に近寄ってくると、”読んだ”・・・何だか分からないので、読んでない。そう答えると、如何にも残念そうな顔つきになりました。・・・なんだぁ、メルウェイのことを書いたのに、見といてよ!
それでぇ・・・やっと意味が理解できました。

ハンティングデールで毎月発行されている、ニュースレターの欄に、ディビットが私を取り上げて、試合成績など詳細を書いたからでした。


今年からビクトリアの試合にも出ようと考えていたので、一昨日、キースボローシニアに行って来ました。去年と比べると倍近く参加者が増えていたのにも驚きましたが、組み合わせを見ると、ゴードンの名前まであったのでちょっとびっくりです。
全国ランキングイベントは全ての試合3日間で行われますが、ビクトリア州の試合は合計で36試合、ビクトリア州内のランキングもされますが、全国ランキングイベントになっている3試合の他に2試合が3日間で、その他は2日間、1日という試合もあります。
この試合は1日で行われるので、3日間、2日間に比べるとポイントが低い為、私もどうしようかと考えたぐらいです。
去年ゴードンはビクトリア州の当然、No1プレーヤーになりました。
今年はビクトリアの試合が増えたことで、全国区の選手は全国ランキングイベントと日にちが被ったりするケースも多く、ゴードンも州内の試合に出られない場合が多くなることを考慮して出て来たようです。


既に年間の予定、日程が発表されていますが、双方の試合にまんべんなく出ることは難しいようです。
全国で戦うのはハードルが高いので、ほとんどの選手は州内の試合を優先しますから、ビクトリア州では10人ぐらいでしょうか?全国ランキングイベント優先の選手は・・・
そうなると、例えゴードンでも試合数を考えると、州内のNo1を取ることは難しくなります。
そのゴードン、何と82も打っていたではないですか、どこか体調でも悪いのか?彼らしくなかったですね。私は何とか2位。
ゴルフが終ると、集計があるので、その間、食事をしながら表彰式の開始を待つことになります。円卓ですから、8人が同じ席に着きます。
その際、初めて会う人とは名前を言って握手を交わすのが習いです。
始めのうちは、今日のゴルフはどうだった?そんな話でしたが、来週はロイヤルメルボルンで全国ランキングイベントがありますから、誰かれなく、その話になりました。

メルウェイは出るの?とゲイリーに聞かれたので・・・出ますよ。・・・あなたは?(私はその人と初めてですから、彼の実力は分かりません)すると、横に座っていたジョンが、さえぎるように・・・彼はビクトリア州のTop25以内の選手だから、シード選手なんだよ!メルウェイは彼を知らないのかい?
あっ、そうなんですか?・・・御見それしました。と、そんな感じでゲイリーをみると、彼もまんざらではない顔でうなづいていました。


ロイヤルメルボルンシニアクラシックは参加人数を110人と限定している為、今年はHC4.1までの選手しか出られません。オーストラリアだけでなく、ニュージーランドやアメリカからも選手が来るので、70数人がウエイティングリストになっています。
そんな試合だから、シードされている彼としては鼻も高いのでしょうが、正直なところ、私としては、ナショナルランキングの上位選手は、全員顔見知りですから、彼がそれほどの選手でないことは分かっています。もっと言えば、彼も去年のビクトリアシニアには出ているのだろうから、その際、表彰されている私を知らないのだろうか・・・他の人も、私を知りません。
確かに去年は全国ランキングイベントになっているビクトリアシニア、1試合しか出ていませんから、ビクトリアのランキングは82位ですが、ナショナルランキングでは19位なので、少しは知っている人もいるのでは?・・・そんな期待もただ空しいだけです。
私はビクトリアでは、全く無名の選手であることが良く分かりました。


そんなことをしていると、表彰式が始まりました。それまで誰も順位を知りませんから、私が2位で表彰されたので、一緒の席の人も大きな拍手をしてくれましたが、それでもどこか偶然なのか?ゲイリーもきっとそう思っていたのでしょう。
表彰式が終わると、知らない人が数人、おめでとうと握手を求めて来ました。
その直後、ゴードンが私のところに来たので、一言二言、話をしたのですが、さすがにゴードンのことは全員が知っていますから、ゴードンと別になると、メルウェイはゴードンと知り合いなの?・・・おいおい、さっきと随分、違うじゃない・・・何だか更にショック・・・
来週の試合は、注目度としてはかなり高いのでしょうから、少し良いところを見せないと・・・

写真はキースボローGCです。コースも良いのですが、とにかく11.5から12というグリーンでしたから、みなさん手こずりました。早かったです・・・