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NTチャンピオンシップ オーストラリア支局長メルウェイ

今回の試合はジュニアからシニアまで総合の為、競技は4日間で行われました。
日曜日に日本から戻り、次の日の夜中にはメルボルンを出るという日程はちょっと疲れましたが、ダーウインは、至る所に南国情緒が感じられて良いイメージのところです。
ちょっとグアムに似ているかな?ただし、気温は+10度・・・


とにかく暑いところです。
すでに秋になり、本来なら乾期で気温も30度程度になるはずということでしたが、連日38度と、涼しいところから来た私にとっては、厳しい暑さです。
メルボルンなら、こんな日は誰もゴルフをしていないし、競技会も延期になるはずです。
しかし、そこは暑さには慣れっこのダーウイン、この程度ではへっちゃらなのでしょうか?
水をたくさん飲んで下さい。とキンキンに冷えたペットボトルは何本でももらえますが、すぐにお湯になってしまいます。私は冷蔵庫で凍らせたペットボトルを4本を持参し、コース内でも4,5本はもらって飲みますから、1ラウンドで相当量の水を取りましたが、ラウンド中は1度もトイレには行きません。
練習ラウンドの際は、とにかく水が欲しいので、冷たい水を何度も一気に飲み干してしまい、お腹を壊してしまいました。

日本の試合なら決してないことでしょうが、先月の試合でもあったように地元びいきはここでも否めません。
シニア単独の試合ではないので、参加者が多いため、午前、午後とスタートが分かれていますが、早いスターなら5,6ホールは酷暑を避けられるし、午後からは風も出るので、誰しも早い時間のスタートを希望しますが、何故か外部者には良い時間がもらえません。
私を例に取ると、12時58分、8時57分、1時6分、11時58分でした。
初日は最終組の1つ前、2日目は午前の最終組、3日目、4日目は最終組でした。


コースは平坦で、ビジターにも不利はありません。グリーンも暑いところには珍しく、中々のスピードでした。ただ芽はきついので、早い高麗グリーンといった感じです。
4日間、満足のラウンドは1度もありませんでしたが、酷暑は皆も同じですから、それぞれが同じ思いだったのではないでしょうか?
例年よりスコアは悪く、結果として私は2位タイになりました。全てのカテゴリーで優勝は地元選手、シニアの部も優勝、2T、4位と地元選手でした。私は優勝を考えていたので、とても残念ですが、本当に強ければ勝てるはずの試合です。
長年ゴルフをしていますが、距離を間違えたり、3回も違うクラブで打ってしまうなど、考えられないミスもありました。もっと精神的に強くならないと勝てません。

毎回、人との出会いは楽しいものですが、プレゼンテーションの際には、トムの提案で、シニアミーティングと称して上位者が集まりました。次はどの試合に行くのかなど、話題になりましたが、メルウェイはオーストラリアシニアには出るのか?と聞かれたので、全米シニア次第と答えると、もし出られるなら一緒に練習ラウンドをしようということになりました。
このトムですが、今回は調子が悪く4位でしたが、地元では有名な選手で、去年はこの試合で優勝をしており、今期はとても良いゴルフをしていたのに、今回の自分がどうしてこれだけ、調子が悪いのか信じられないと言っていました。最終日は一緒の組でしたが、始めの9ホールを終えた、10番のセカンドを打って、歩いている際に、何を思ったのか、突然、メルウェイ、我々は前に一緒にやってるよ!と言い出したのです。
当然、私はここに来るのも初めてだし、彼のことなど全く覚えていないので、否定しましたが、ロングアイランドでやったと言い出しました。具体的な名前が出て来たので、詳しく聞いたところ、2年前にお兄さんの所に行った際、ロングアイランドのメンバーのお兄さんが彼を連れて来たそうで、私と組み合わせになったということでした。
トムはそれまで気になっていたそうですが、私はその話を聞いても、全く思い出せません。私は覚えているぞ、どうだ!得意になっていましたが、偶然とはあるものです。
フェアウエーの真ん中で、改めて握手を求めて来ましたが、これだけの選手なら、名前や顔は忘れても、ゴルフを見れば記憶にあるはずですから、私が覚えていないということは、最近になって上手くなったのか、それとも当時は考えられないほどのスランプだったのか?
未だに思い出せません。

今、空港で書いてますが、フライトの7時間も前に来ています。
これだけ時間があれば、ゴルフをするとか、海に行くとか、幾らでも選択肢はありそうですが、とにかく1分1秒でも外には居たくない暑さです。良くこんな中で5日間も連続でゴルフをしたものです。本当に疲れました。