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ランキングイベント オーストラリア支局長メルウェイ

クラチャンは腰痛が出てしまい、酷いものでしたが、何とかプレーオフを勝ち抜くことが出来ました。1回戦はハーフで6アップをしたものの、腰はどんどん悪くなり、後半はずっととられる展開で、結局18ホールをやることになりました。準決勝は私の相手はダーシー18歳、もう一方はやはり18歳のダーシーと20歳のネイルとなりました。早朝のプレーオフ、午前中の18ホールで、私の腰はどうしようもない状態になりました。準決勝は9ホール2ダウンという中、歩行も厳しくなってしまい、これ以上続けられないと判断して棄権しました。ゴルフの調子自体は悪くなかったので、残念ですが、歳を取ると、こんなこともありますね。

普段なら誕生日など全く興味がないので、忘れてしまうこともある程度のものですが、今年は、今か今かと待っていました。こんな思いは車の免許を取った時以来でしょうか?
誕生日の2日後に始まるNSWシニアクラシックの日程が発表になっていたので、詳しい内容が発表になる3か月も前にチケットを買ってしまいました。
3日間の日程で行われるため、身体の疲労を考えると、2日前の夜に現地に入り、前日の練習ラウンドから試合という日程を立てました。ところが詳しいことが発表になると、3日間違うコースで行われることが分かりました。
オーストラリアンOPを3年連続で開催されているザ・レイクス、オーストラリアで1番古いコースとして有名なオーストラリアンゴルフクラブ、最後はアバンデールとそれぞれ名門と言われているコースです。

試合に出るのに練習ラウンドなしでやるのですから、今回は少し前が掛かりになり過ぎです。100数十人の参加枠に10人程度多く申し込んだようで、8人がウエイティングリストになりました。この場合、HC下位の人がそうなります。
55歳以上のおっさんが集まるのですから、それほど揃わないだろうと思っていたのですが、さすがに公式戦です。+ハンデが2人、HC0が6人、HC1〜3で全体の3分の1、4〜6までの人で9割を占めています。もっとも勝負になるのはHC1ぐらいまででしょうから、20人程度でしょうか?

試合の数日前まで日本にいたので、15日間もクラブを握っていませんでしたが、こちらに戻った次の日にゴルフをした感じでは、休んだせいなのか?腰の状態も良くなったし、決して悪くはなかったと思います。
ちょっと期待していたし、ゴルフ自体も良かったのですが、如何せんコースを知らないのは厳しかったですね。試合の前日に1日あるので、ゴルフ場のHPを観て、3つのコースの中で1番厄介そうなコースに行ってみようと思いました。
ザ・オーストラリアンGCに電話をして、練習ラウンドをさせて欲しいと聞いたところ、うちはメンバーの同伴がないと出来ません。・・・けんもほろろに断られてしまいました。

余談になりますが、この1番古いゴルフ場ということですが、コースの改造も何度もされているし、クラブハウスも新しいので、とても1882年開場とは思えません。
コース内、クラブハウスどれをとっても素晴らしいのですが、スタート前に目土の砂を探したのですが見つかりません。プロショップで聞いてみると、ディボットはクラブで直す程度で構いません。ですから目土の砂もありません。ということでした。入場者が少ないということなのか、メンテナンスのスタッフがやるのか分かりませんが、これには、びっくりです。

運悪く試合前日は大雨です。レイクスとアバンデールはハンティングデールとレシピカル(交流がある)なので、最終日のアバンデールに電話して、コースだけでも見せてもらおうと思いました。
さすがにレシピカル。プレー代はタダですし、12時過ぎなら何時でもどうぞ!とても親切な対応でした。雨なのでコースだけでも見たいと言ったところ、ではカートで見てきたらどうですか?とカートまで貸してくれました。

結局、試合の結果は6位タイ。
調子も悪くなかったのですが、ショットはとても良く、何度もピッタリというのがあり、3日間で12個のバーディーを取りました。その一方でトリプルボギー、ダブルボギーを4つも打つというゴルフですから、全く話になりませんが、正直なところ、初出場で初優勝なら史上初の快挙になると思っていたので、ちょっとガッカリです。
しかし、今回出場したことで、収穫もたくさんありました。こちらの公式HPにも優勝候補の1人として私が紹介されたこともあり、最終日にはランキング2位と4位の人と同じ組になっていました。
試合後のプレゼンでは、協会の役員にも紹介してもらいました。また3コースで試合をしたので、総合の順位とそれぞれコースごとの表彰もありましたが、最終日アバンデールでは私が3位になったので、多少顔も憶えてもらえたと思います。

今週は再度日本に向かいますが、もどったらすぐ、今度はNTチャンピオンシップに出るため、ダーウインに向かいます。国が広いのでどこに行くにも大変ですが、飛行機で4時間半も掛かるのですから遠いですね。
試合はたくさんありますが、各州でそれぞれ年間20試合以上が組まれています。例えば私のいるビクトリアでも20数試合ありますが、その成績でビクトリア州のランキングが500位ぐらいまで出されます。そこでトップ10になるとビクトリアの州代表に選出されますが、各州のメジャーな2,3試合がオーストラリアのランキングイベントとして認定されているので、その成績でオーストラリア全体のランキングがやはり500位まで発表になります。そこでトップ10に入るとナショナルチームに選ばれます。

したがってほとんどの人はデビューする際、まず地元の試合に出てランキング上位を狙うとともに州代表を目指します。その中の上位の数十人がオーストラリア全土で行われるランキングイベントに出て行くわけです。
試合の順位でポイントが配点されますが、試合に出ても上位に入らないとポイントがもらえません。今回、私のポイントは6位タイで10.81でしたが、それでもこの1回で146位にランクされました。これだけ見ても、ほとんどのポイントを上位陣で分け合っていることが分かります。

先日、全英シニアアマチュア選手権と全米シニアアマチュア選手権にエントリーをしました。全英は本戦から行けるので、すでにホテルも予約をしてあります。全米はコーリファイに出なくてはならず、40以上ある予選会場で、それぞれ2、3名程度しか通過しませんから、難しいとは思いますが、予選会場も決まったので楽しみです。