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今年は忙しいかも? オーストラリア支局長メルウェイ

4月末からシニアの試合に出られるので、日程を知らべたり、どの試合に出ようかと、自分なりのスケジュールを考えています。オーストラリアではジュニアからシニアまで各カテゴリーに分かれて、ランキングがされます。各州で月に1度ないし2度、公式戦が開かれますが、その試合の成績で1位から500位ぐらいまで順位が付けられます。毎年11月に始まり翌年10月末にその年度が終了します。これらの試合をランキングトーナメントと呼びます。ちなみに今月はロイヤルメルボルンシニアクラシックがあります。参加費は公式練習日、試合の3日間、表彰式などすべて込みで数十ドルですから、どの試合に出てもかなり格安です。
私の初戦は誕生日の2日後にシドニーで行われるNSWクラシックで、すでに飛行機の手配も済ませました。

全豪テニスの際、錦織くんのお父さんやスポンサー、女子のコーチの人たちとゴルフをする機会がありました。Sさんは埼玉の名門Kのメンバーで日本アマにも出ていたそうです。
数ホール行ったところで、メルウェイのパットは構えを見るだけで、どこからでも入りそうに見えると言われました。私は長年に渡り、ずっとパッティングに悩んでいたんです。と話しましたが、全く信じてもらえません。
ショットは曲がらないし、ショートゲームも素晴らしいので、日本のシニアにも出て下さい。日本のシニアゴルフの底上げのためにもなどと、お褒めの言葉を頂きましたが、お世辞だと分かっていても嬉しいものです。
パッティングの悩みが解消された今、相当チャンスがあると思っているので、実際に日程も調べては見ました。まずは関東シニアからになりますが、予選は7月で本戦が10月、日本シニアは11月になっています。
予選から本戦まで2か月も開くのはどうしてなんだろう?・・・とも思いますが、10月はビクトリアシニアと全豪シニアアマと私にとって重要な試合があるので、残念ながら参加は出来ません。

オーストラリアの上位選手は8月の全英シニア、10月の全米シニアにも出て行きますが、この2試合は世界から選手が集まるので、参加するだけでも高いハードルがあります。
オーストラリア選手の過去の実績、ランキングのシステム、HCに対する信用度があるので、私の場合、全英シニアアマには本戦から出場出来そうです。全米シニアアマは60か所ぐらいの予選会場のどこかに出て、予選を通過しなくては出られません。
例年の優勝スコアをみると、3日間アンダーパーでなくては勝てないし、全米に至っては7,8アンダーにならないと勝てません。55歳を過ぎたおじさんが、タフなコースを相手に7アンダー?・・・アマチュアですよね。・・・どんな人たちなんでしょうか?



写真の人たちは、赤の縞シャツがケンさん、真ん中、エンジのシャツがジャスティン、白いシャツがローリーです。前田さんたちが去年来た際、小雨降る中サンドハーストに同伴してくれたのが、このお2人です。招待券があるからと言われ、久しぶりにやって来ました。
前回も別のケンさんのことを書きましたが、このケンさんもハンティングデールのメンバー歴、60年選手です。

”私の父親は左利きだったので、ゴルフを始めた時、新しいのを買ってもらったんだけど、そのシャフトは竹で出来てたんだよ。”・・・ヒッコリーですね、それは・・・父親のバックの中に入ってたんだと、今でも大切にしているというボールも見せてもらいましたが、それはスモールボールでした。このボールの存在を知っている人は、相当古いゴルファーだと思いますが、私が始めたころは、まだこのボールが全盛でした。私が18歳の頃だったか、当時の話で、今度、ラージボールが発売されるけど、今後はそのボール以外、ルール違反になるということで、一気に普及したのを覚えています。スモールボール、ラージボールなどという言葉はすでに死語になっているので、今では誰も使いませんが、実際にそのボールを見せられると、とても懐かしいものです。


スタート前に、ローリーを紹介されたのですが、「メルウェイはHC+1で、今やっているハンティングデールのクラチャンも初日は72でトップなんだよ。クラチャンはオーストラリアンマスターズと同じセッティングでやるから、コースレートも75で69回ったのと一緒なんだ。こんな上手い奴とやることないんだから、良く勉強しろよ。」などとジャスティンとケンさんが交互に私を宣伝するので、ローリーはかしこまってるし、1番のティーショットは、曲がったらどうしよう。そんな気持ちでした。

1番、2番と2m、3mとぴったりと付けましたが、ともに外してパー・・・すっかり上手くなったパッティングに陰りか?・・・狙ったところには打ってますが、続けて外すのは嫌なもので、今までの私なら、こんな日は、ずっと外れまくるものでした。
3番は8m、下りのラインなので寄せるつもりで打ちましたが、ラインに乗って、入ってしまいました。それ以後は5,7,9とバーディーで32。後半は風も強くなってきた中、3バーディー2ボギーの35で久しぶりの67になりました。
私がバーディーを取るたびに、3人が自分のことのように喜んでくれるので、とてもやりがいがありましたし、ケンさんの話が余りに面白いので、久しぶりに1日中笑いっぱなしの楽しいゴルフをさせてもらいました。