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タイムシート(予約表) オーストラリア支局長メルウェイ

今日はタイムシートについて・・・・
こちらでは、ゴルフ場のHPからメンバーのサイトに入り、自分で予約をしていきます。
当然、パソコンのない人はゴルフ場に電話を掛ければ予約することも出来ます。

予約はプレー日の8日前から受け付けるのが一般的で、コースによって朝の10時から、午後3時からと様々です。大体週に4回、多いところは毎日競技会をしているので、メンバーはほとんど競技会に参加します。
その中でもメンズコンペが平日に1回、毎週土曜日はメインコンペの日ですから、他の日の参加者が60,70人でも、この両日は150人以上の人が参加します。

基本的にメンバーシップのゴルフ場は土曜日のビジターのプレーを認めていません。
平日は3人まで同伴が出来ますが、厳しいところではプレー日、2日前の夕方まではビジターの登録が1人しか出来ません。
日曜日や祭日は家族で過ごす人が多いので、本来ゴルフ場は空いています。ですからゲストデイ(メンバー1人に付きゲスト1名は無料)を祭日に行っているコースが多いのが特徴です。

日本との大きな違いは、メンバーのスタートが確保されているといった点ですね。
コーポレートコンペなどもありますが、試合などで、仮にコースを貸切にする場合は、必ず他のコースでプレーが出来るよう手配されています。
私も長く日本でゴルフをしてきましたが、何時も感じていたのは、何かにつけて不透明な点が多く、残念ながら日本には純粋なメンバーシップのゴルフ場が存在していないことです。

こちらのタイムシートは公開されているので、予約日の予約開始時は誰の名前も入っていません。予約日の前にコンペの予約がされていたり、月に1度の月例にメンバーが予約を取れない、メンバーがフリーで行ってスタートが出来ない。もしこちらでそんなことがあれば、大変なことになります。
日本でも名門と言われているところでは、メンバーのスタートに関して言えば、問題はないでしょう。
しかしメンバーの権利があらゆる点で保障されているということを考えると、如何に名門といえどもこちらには及びません。

今朝キムからメールが来ました。・・・キム・オルセンがもうすぐUSシニアオープンでプレーします。
数週間前に一緒にゴルフをした友達が、メジャーそれも世界最高峰のUSシニアオープンです。アメリカのデビュー戦がメジャーなんて、なんて素敵なことでしょうか・・・
いきなりは難しいでしょうが、彼があの舞台でどんなゴルフをするのか、本当に楽しみです。