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ノーストレス・・・ノープレッシャー オーストラリア支局長メルウェイ

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ゴルフはとても不思議です。
調子が悪い時は、ボギーが出ると、次もボギーかと思ってしまうし、たまに良いスタートをしても、こんなわけない。と思った瞬間に、ボギーが出ます。
良くなると、ボギーなど出る気がしなくなるから不思議です。仮にボギー、ボギーと悪いスタートを切っても、何時でもバーディーが取れる気がしているので、そんな時は簡単にバーディーが取れるものです。

どれだけ上手くなれるのかと始めたゴルフも、今振り返ってみると、その取り組み方に明らかな間違えがあったのだと気付きました。
当初考えていた、55歳からのシニアの試合から、急遽、トーナメントに出てみようと思うようになったことで、1年間でこれだけ上手くならなくてはいけない、その為には、これだけのことをやらなくてはいけないと、無理な計画を立ててしまいました。今思えば、プロの連中にも、休息が必要だから、ラウンドは減らした方が良い。ジムのインストラクターには、無謀だと言われたにも関わらず、短い時間で彼らに追いつくためには、決めたメニューを消化しなくてはとばかり考えていて、冷静になった今考えると、まさに年寄りの冷や水状態でした。
シャンクを止めるべく、少し練習をしたり、太り過ぎて体に悪いと、週に2度程度、泳ぐ。といっても、以前に比べればほんのエクササイズ程度しかやっていません。ラウンドも週に2,3度と半分程度に減りました。それなのに、あんなにやっても出来なかった壁を、あっという間にクリアしているのですから、自分自身、どうなってるの?そんな感じです。



今年になって換えたクラブの結果も、今でははっきりとしています。ドライバーはシャフトを換えて距離は伸びましたが、今までに比べると曲がります。3Wはロフト15度に変えたので、ボールも簡単に上がり、易しくなりました。UTは抜群に良く、特に5番アイアンを抜いてUTの6番を入れたことは大正解でした。アイアンは見かけよりずっと易しく、当たりも軟らかいのでこれも大正解でした。ウエッジは外れでもなく、良くもなく。
一番高価なパターについては、買って良かった。と思っています。ばらつきはありますが、入らないのは元々で、パターの問題ではありません。1番影響しているとすれば、老眼でしょうか・・・
6年間ずっと使ってきた、3WとUTは満足していたから換えなかったのですが、思い切ってもっと易しくと考えて換えたところ、良い結果を得ました。今度のクラブが良いだけでなく、6年前に比べて私自身のパワーが落ちているので、以前のスペックではもうキャパを超えていたのでしょう。それが証拠に、3Wは簡単にボールが上がるし、UTも今までの2番18度と今度の4番21度の飛距離が全く一緒です。
当初、古いUT2番と新しいUT4番の組み合わせで使いましたが、ボールの高さこそ違うものの、距離がほとんど変わらないと思ったので、同じ場所から何球かづつ打って比較してみましたが、やはりそうでした。そこでUT2番を抜いてUT5番を入れたわけです。5番アイアンも違和感なく打っていましたが、パワーが落ちてスピン量が減ったので、距離こそ同じでも明らかにキャリーが減り、大きなミスまではなくとも、明らかに正確性は落ちていました。
5番アイアンに変えて入れ換えたUT6番は、距離は同じでも、キャリーは出るし、パー3などはティーアップしたり、じかに打つことでスピンコントロールも出来るので、本当に易しくなりました。自分が思っているより明らかにパワーが落ちていることも、改めて実感することが出来ました。

焦りもなく、重圧も無くなったので、来年の55歳で試合に出られるまで、上手くならなくて良いから、何とか今に近い実力と体調をキープしたいものです。


今日はスワップデイでビクトリアに行って来ました。
スワップデイとはハンティングデールのメンバーがビクトリアでプレーして、ビクトリアのメンバーがハンティングデールでプレーするということです。今日は土曜日ですから、こちらではメインの日になります。わかり易くいうと、日曜日に霞ヶ関と東京ゴルフ倶楽部のメンバーが入れ替わってゴルフをするということですね。勿論料金は一切掛かりませんし、競技会も当然行われます。我々のところはサンドベルトクラブと言いますが、年に10回ぐらいでしょうか、平日と土曜日に行っています。日本ではあり得ないとなりますが、霞ヶ関のメンバーになると、程ヶ谷や武蔵、我孫子など10数回、日曜日にレシピカルのコースでゴルフが出来るのですから、こんなシステムが出来たら最高ですね。

もっともこれは限られたコースで行われているのではなく、ランクと言っては語弊になりますが、同等のゴルフ場が互いにグループを作って行っていますから、むしろどこのクラブに入っても経験することになります。

ビクトリアは落ち着いたクラブハウス、レストランの雰囲気は最高です。今では悪しき伝統と呼ぶ人が多いのかもしれませんが、未だに女の人はフルメンバーにはなれないので、つまりメインの土曜日にはゴルフが出来ません。二階のバーも男女別々の部屋に分かれています。私の個人的な思いですが、クラブハウス内の調度品の素晴らしさ、またクラブハウス周りのロケーションの良さは、ビクトリアとコモンウエルスは双璧です。
ただ、コースという点では、この2つはちょっと、どうでしょうか?ハッキリと言って、私のタイプではありません。