ゴルフ会員権 ゴルフライフ

全豪オープンテニス オーストラリア支局長メルウェイ

数年前に知り合ったTさんとは、何度かゴルフをしていますが、日本から来られるのは決まって1月の中旬です。
毎年、全豪オープンテニスの取材に来られます。
昨年の錦織選手の活躍はTVで観ていましたが、近くでやっているのですから、今年こそ見に行かなくてはと思って居ましたので、アメリカから戻ったその日に、Tさんに連絡をしてみました。
翌日に錦織選手の試合が組まれていたので、これを逃すわけにはいきません。
明日のチケットはありますから、一緒に行きましょう。・・・・試合は3時からなので、午前中はハンティングデールでゴルフをしてそれからテニス観戦というスケジュールになりました。

会場には当然、大勢の人が観戦に来ているのですが、あちこちでイベントをしているので、お祭りのような感じもあります。Tさんから会場の中を案内してもらい、さまざまなエピソードや由来など聞いたりしていると、なるほど、と、興味深い話を教えて頂きました。
何度か電話が入っていましたが、その中には錦織選手のお父さんからの電話もありました。テニスの選手もオフにはゴルフをするそうですが、ツアーを取材していくのは、選手と一緒にツアーを回るようなものですから、ゴルフだったり食事だったりと選手やその家族の方々とも繋がりが出来てくるそうです。

試合がある2番コート入ると、あちこちから日本語が聞こえてくるので、見回してみると、メルボルン中の日本人が集まっているのか・・・と思うほど、多かったのですが、考えてみればこの試合を目当てに日本からもたくさんの人が来ているのですから、これも不思議ではないですね。
学生のころ友達の家にコートがあったので、何度かテニスをしたというより、真似事をしたことはありましたが、初めてみる試合会場の印象としては、普段ゴルフをしているせいなのか、とても狭く見えます。そういえば、野球を見に行ったときもそう感じました。

ほどなく錦織選手と対戦相手のドンスコー選手がコートに入って来ましたが、あらためて目の前で見てみると、TVを観て、小さいと思っていた錦織選手が結構、背が高いのに驚きです。
ランキングが示すとおり、試合が始まるとすぐ、素人の私から見ても錦織選手の勝を確信したので、終始安心して観戦していましたが、相手のドンスコー選手は、どんな時も全く表情を変えず、良くも悪くもほとんどアクションがないので、見ている観客には地味で面白くないのかもしれません。会場のほとんどの観衆も錦織選手に声援を送ります。

始めから終わりまでずっと劣性の中、腐ることなくひたむきにやっている姿をみていると、心を動かされるもので、錦織選手に勝ってほしいのですが、彼にも頑張ってもらいたいとそんな思いになりました。

余談ですが、日本のTVを観ると彼をドンスコイと呼んで、そう表記もしています。どんとこい、ドンスコイみたいな、間抜けな感じでなく、彼の名前はドンスコーと表記すべきです。
ドキッチをドキックとしてみたり、いつも思うのですが、何を思ってこうなるのか、何時ものことですが、私にはまったく理解できません。