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鬼怒川 オーストラリア支局長メルウェイ


すっかり、ゴルフ熱も冷めてしまったのか?疲れているのか?バケーションを取って日本に立ち寄りました。 美味しい蕎麦を食べたいと思うと、思い出すのは栃木県・・・ では行ってみようと、用水くんを連れて、鬼怒川へ・・・ついでに温泉にも入ってこよう。

浅草から午後1時30分のスペーシアに乗って行きます。
売店で飲み物とつまみを購入して、準備は万端です。20分も走るとすっかり田園風景で、眺めは最高潮!
遠くの山には雪が掛かって美しく、思わず写真が取りたくなりました。私がIPHONEをカメラモードにすると、横から用水くんが一言。「メルウェイさん、今の設定だとカメラを出すのに時間が掛かるので、設定を変えたほうが良いです。シャッターチャンスを逃しますよ!」
彼のを見ると確かに・・・しかし、この男、IT関係の仕事をしている割りに、機械に弱い・・・大丈夫だろうか?

「僕のを見てください。ここを押すだけです。」
そういって、カメラのマークを押した彼・・・いきなりセキュリーティー画面になり、暗証番号をいれてくださいと出た・・・・これじゃ私のより時間が掛かる・・・

「そういえばさぁ、暗い時、どうやれば取れるか知ってる?」
聞かなきゃ良かったのだけど、つい2人なので、私もバカな質問をしてしまった。・・・・「そんなことも知らないんですか、カメラのことなら何でも聞いてくださいよ!僕は高校のとき、写真部の副部長だったんですから・・・」

「それはですねぇ・・・・」彼がどこかのボタンを押すと、彼の顔が画面に・・・この瞬間に、私は全てを悟り、外の景色を見ることに・・・しばらくいじっていた彼・・・
「やっぱり写真は、こんなものを使わず、デジカメを使ってください。・・・」まるで落語

目指す蕎麦屋さんは新高徳の駅を降りて目の前です。 この蕎麦屋さん、飛び込みではまず入らない・・・店の構えは、出前やってます。って感じで、どう見ても、うまそうには見えない・・・ 美味しいよ!と聞いていったときも、食べるまでは、にわかに信じられませんでした。 行くようになって分かったのですが、メニューには載ってませんが、餃子は美味しいし、親子丼もとろとろ卵で絶品です。 と、これじゃ、蕎麦が美味しいなんて、と思えないでしょうが、味は私が保証します。

絶品です。何にせ蕎麦だけ食べに行こうというのですから・・・・

ただ、行く際には必ずやっているか、確認が必要です。ここのご主人は旅行が大好きで、気が向けば出かけてしまいますから、定休日に関係なく休むことが多く、また営業していたと安心していると、売り切れで早仕舞いをしてしまうことも少なくはありません。

用水くんは我侭ですから、鬼怒川カントリーに電話を掛けて、蕎麦屋さんまで迎えに来て、なんていってるではありませんか・・・私はよしたほうが良いと言ったのに・・・
コースに着いたのは4時半ごろだったでしょうか・・・午前中が激しく雨が降ったので、キャンセルも多かったらしく、もうお客さんはどこにも見当たりません。鬼怒川カントリーのお風呂が天然温泉なので入って帰ろうとしましたが、無理のようです。
ここでまた用水くんが、「じゃぁ、川霧温泉まで乗っけていって」と、まるでクラブバスを私物化するような一言。
行ってくれるというので、心苦しいと思いながらも、再度、バスに乗り込み目的地へ・・・・鬼怒川カントリーとは、このような我侭な人たちにも、快く対応してくれる、すばらしいゴルフ場です。

この温泉には何度か来ていますが、泉質も良いし、露天風呂から鬼怒川の川面が見え、その向こうには鬼怒川カントリーのコースが見えるといった、景色の良いところです。日帰りで入るのは初めてでしたが、入選料は400円です。タオルを買ったら、200円でした。

少しひんやりの中、露天風呂に入るのは最高の気分でした。帰りの電車の時間まで、ゆっくりと入り、タクシーに乗ったら、駅までは10分弱でしょうか・・・・地元の人が入りに来ていましたが、宇都宮から50分も掛けて来てるそうで、このあたりでは、ここの湯が1番だと言っていました。 スペーシアに乗って一眠りしたら、浅草に到着です。 午後からでも行ける、掛け流しの温泉・・・・悪くないですよ!