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やはりトレンドは千葉でございます。 独りごと

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2015年12月21日

 現在営業中のゴルフ場数って知ってますか?
 一季出版発行のゴルフ特信によると、現在の全国営業中ゴルフ場総数は2238コースだそうです。ちなみに最盛期は平成16年でその総数は2356コースでした。この10年余りで約5%の118コースが姿を消した模様です。
 現在、一番営業ゴルフ場数が多い都道府県は千葉県で160コースとなっています。続いては、兵庫県の157コース。3位が3年前までトップだった北海道の153コースです。4位が栃木県の131コース、そして、5位が茨城県の117コースとなっています。
 以上の5道県が100コース以上であります。(一季出版・ゴルフ特信より)

 先日、ある雑誌社の取材を受けました。テーマはゴルフがより上手くなるにはどうしたら良いか?そのための一つに会員権購入という手があるのではない?ということで私の許に取材にお越しになられたのです。
 上手くなりたいがために会員権を買って会員になる。では、それを主なる目的として買う場合、どういうゴルフ場の会員権を買えばよいのか?
 で、お薦めコースはと尋ねられた時、私は千葉県のゴルフ場ばかりの名前を私は挙げたのです。編集者の方としては、やはり、それら中のエリアからまんべんなく聞きたかった模様で、私の答えに少し困ったお顔をなされました。

 さて、上手い人ってどういう人をいうのでしょう。ドライバーが飛ぶ人でしょうか?アイアンをまっすぐ打てる人でしょうか?
 上手い人とはやはりスコアを作れる人を指すでしょう。つまりは、ローハンディの方となります。

 スコアを作るのにもっとも大事なことは、何と言ってもパター力があるかないかでしょう。何度かプロゴルファーの方と廻っていますが、プロとアマの一番の違いはパター力の差にあるでしょう。
 パットが上手くなるには?
 確かに、パットの練習は家でも十分積むことは可能ですが、やはり、良いグリーンを提供してくれる、または、良いパッティンググリーンを付帯しているゴルフ場で毎週のようにパターを転がせるって重要です。
 ですので、そういうゴルフ場を選ぶ必要があります。

 そして、スコアメークの鍵といえばやはりアプローチです。プロはグリーンを外してもしっかりパーを拾ってきますが、アベレージゴルファーではなかなかそうはいきません。
 つまり、上手くなりたいがために会員権を買うのなら、アプローチ練習が十分出来る環境があるゴルフ場会員権を買わないと意味がありません。

 確かに、お金をある程度出せば神奈川や埼玉にもそういう(グリーンが素晴らしく、かつ、アプローチ環境が整っている)ゴルフ場はちゃんとあります。しかし、総額100万円以内で見つけるとなると、なかなかないのです。
 しかし、千葉県には100万円以内でそういうゴルフ場が割と多いから千葉のゴルフ場の名前が挙がっているんですよ、とお話しました。

 数年前に魔法の道路と私が評したアクアラインは現在、土日は渋滞が酷くなりました。が、千葉は湾岸線から東関道・東金道・館山道へと、また、京葉道路から東関道・東金道・館山道と路線がいくつもあります。
 また、関東の中でもワイドに感じるつまりはレイアウトが良好と思われるゴルフ場が多くあるのも千葉県のゴルフ場の特色でしょう。
 
 12月9日は最近人気が出て来た房総に行って来ました。活気がありましたよ〜。
 房総は私が一番長く会員となっているゴルフ場ですが、相場が安くなってきたにも拘らず名変料がそれに比べて高く、バランスが良くなかったので、長らく弊社の推薦コースからも外れていました。
 そのことは当時、この独りごとのコーナー(2005年10月28日号・悲痛な叫び)でも書きましたが、それがようやくそのバランスが良くなり始めました。
 吉野総支配人が「社長、相場が上がってくれたことで、会員さんも喜んでいるでしょうが、一番喜んでいるのは実は社員だと思います!」と嬉しそうに仰っていましたが、皆さん、実に楽しそうに働いているなーと実感しました。そりゃそうですよね〜。だって、ご自身が働いている会員制ゴルフ場の評価をズバリ数字で表している会員権相場がとんでもなく安いとしたら勤労意欲も失せますよね〜。ですが、評価が上がって来たとしたら士気も高まるのは当然でしょう。
 また、その折、吉野総支配人及び加藤支配人が口を揃えて仰ったのは財務面での安定さでした。「財務面が安定しているから社員を他より多く雇用できる。ゆえに、ハードソフト両面でのサービスの低下がないのでそれなりの単価でお客様をお呼びできる。だから、また、いつも来場者がウチは多いんです!」と。

 ある方が仰っておられました。「何コースかに所属している場合、入会しているコースの会員権相場が下がってくると、不思議とそのコースへは行きたくなくなる。というか、本当に行く回数が減ってくる。」と。
 本当にそうで、私も房総が数万円になってた時は全く行かなくなってしまっていました。
 弊社の房総のお金ちゃんマークを見てみると分かりますが、弊社は房総の扱い件数はもともと多かったのです。そして、相場はと申しますと、平成13年、14年までは約定金額が100万円以上していました。が、平成18年以降は無残な金額になってしまい、当方から“ここ房総は良いですよ!”と皆様に勧めることが出来なくなっていました。そして、同時に、そういうコースに自身がプレーに行く気力も乏しくなっていったのでした。幸い、他もありましたので。で、この6年ほど自身がプレーに行く事もなかったのでした。
 ですが、今後はまた時々はプレーに行くようになる気がします。2018年にはメジャー競技“日本プロゴルフ選手権”が房総・東で開催されます。
 房総の評価が高まり、人気が出て、それによって会員権売買が多くなってくれることを期待しています。
 相場に活気があるコースは会員は勿論、働いている社員さんにもハッピーを与えるでしょう。
  
 えっ、前田信吾が入会しているコースの今年の相場推移はどうだったんだ?ですか?
 そうですね〜。調べてみましょうか。KGKの12月18日発表のデータをもとにしてみましょう。
 結果、ほぼ横ばいから1割程度下落しています。最大上昇金額コースはきみさらずで昨年同時期100万円→185万円でなんと85万円8割5分のアップです。続いては、房総の10万円弱→35万円です。25万円強3.5倍です。
 この結果に興味が出た私は房総に引き続きまして、12日土曜日にきみさらずにも行って来ました。
 きみさらず、まず、すべてに高級感がありました。キャディ以外のスタッフが多かったのが印象的でした。で、ここの素晴らしいのは、会員を重視していると会員自身が思う点です。なかなかこれって当然と思われがちですが、なかなか感じないものなんです。
 きみさらずがどんどん相場を上げている要因は、そういうきみさらずの姿勢が会員及び入会希望者の方々に理解されてきているからなんだと思います。
 そして、私は、先日金曜日オリックスの会員権担当のMさんと違うゴルフ場の件でやりとりしていたのですが、少し面倒なことながらもそのことに真摯に向き合い、お客様の立場に立ったMさん並びにその上司の方の応対はまさにあっぱれでした。
 私は、名変料が高いことからガメツイとオリックスを正直評価してませんでしたが、真の姿を私はよく判っていなかっただけだったのかもしれません。
 今後のきみさらず、オリックスのゴルフ場に注目したいと思います。

 以上、今週の独りごとでした。