ゴルフ会員権 ゴルフライフ

　新緑の季節。５月中旬のこの時期はゴルフには最高の季節であります。
　そして、来週には各倶楽部の威信を賭けた関東倶楽部対抗競技が開催されます。
　また、この季節には、各倶楽部においても競技が目白押しであります。おそらく、理事長杯やキャプテン杯といったボード競技で各倶楽部が盛り上がっているのではないでしょうか。
　ボード競技といえば、弊社ＨＰでもお馴染みの芝先案内人さんも理事長杯のベスト８に名を連ねており、もしかしたらもしかする？？と私も夢膨らませているところです。

　私はこれまで１６３５回ほどのゴルフ日記を弊社ＨＰに書いて来ていますが、実に様々な方々とゴルフをして来ております。
　ゴルフ大好きな私は大概において大体が楽しいゴルフになりますが、１６００回の中には、確かにウーンと唸ってしまう方とご一緒した事もありました。でも、気分を害したという思いは思い返すに、幸運ながら私の場合はほとんどない気が致します。というより、そうですね〜、大体がご機嫌で廻っている感じがします。

　１３日の日曜日、私は河口湖で初めて倶楽部競技に出ましたが、その時の同伴競技者は私より一回り以上お若い方でしたが、丁度我々が東コースの６番を廻っていた時、その方は林に入れてしまわれました。ホール終了時、その方がスコアは７ですと仰ったので、私は６ではないですか？と尋ねると素振りで葉っぱを落としてしまいましてと仰られました。
　何のことはない当たり前のことです。ですが、この当たり前をさりげなく出来るこの方を私はカッコイイと思いましたし、そういう方とのゴルフは実に清々しい気持ちにさせてくれます。
　また、藤ヶ谷では何度もゴルフをしたことのある方々と笑いに溢れた愉快なゴルフをし、アー楽しかった！という言葉が皆の口から自然と出たゴルフでした。
　更に昨日の小金井でのゴルフでは、ご一緒させて頂くのが２回目の方と初めての方とのラウンドでしたが、実に気持ちが良い方々でした。
　お一人の方が前のホールで９アイアンを忘れて来られ、キャディさんが前のホールへ取りに戻られました。そして無事クラブを発見しキャディさんが戻って来た時、キャディさんに対し「面倒を掛けたね、ありかとう！」と声を掛けられました。
　これも当たり前の光景であり、なんら感じ入るところではないかもしれませんが、この言い方がなんとも言えない温かみがある話し方だったのです。
　また、昨日の同伴競技者はゴルフ（自分のプレーだけではなく人のプレーに対しても）に実に真摯に取り組んでおられ、ゴルフを鍛錬の場（決してスコアだけを競い合うのではなく）と思っておられる方々に感じられました。
　だから、他人のプレーにも注目し、他人の良いショットを素直に褒めることが出来、ラフに入ったボールを皆で探し合うゴルフでした。
　このような方々とのゴルフは、ゴルフというジャンルの仕事に従事している私にとってはまさに至福のひと時なのであります。
　
　まず、ゴルフって思い描いたスコアではなかなか上がれないときがほとんどではないでしょうか？また、思い描いたショットが出ないのがほとんどではないでしょうか。
　上手く行かない時のゴルフ、誰でも面白いはずがありません。でも、そのような時でも普通に他人に接する事が出来るゴルファーって素晴らしいですよね。
　そういう意味では、ゴルフではまず他人に不愉快な思いをさせないが一番なのではないでしょうか？

　上手く行かないのをゴルフ場のせいにしたり、キャディのせいにしたり、同伴者のせいにしたり、また、ミスショットした悔しさのあまりクラブを叩きつけてしまったり。確かに事実そういうこともあるでしょうし、そうなる気持ちもよ〜くわかります。
　でも、きっとそれを聞いたり見たりした周りの方々のハートはどうでしょう。きっと気分が良ろしくはないでしょう。というより、寒い思いをするゴルファーが多いかもしれません。
　かく申す私もこのような言動を吐いた（２００８年５月６日ゴルフ日記参照）ことがありますので、このような事柄を書くこと自体生意気であり、僭越かと存じます。が、自分の過ちを認め、次回からその過ちを犯さないうようにすることも大事なこととも思っておりますので、あえて書かせて頂きました。

　私は常々“今日のゴルフは実に楽しかった！また、廻って下さいね”と言われるゴルファーになりたいと思っています。そんな中、今週の河口湖、藤ヶ谷、そして小金井での３ラウンドにおいては“他人のプレーにも注目し、他人のショットを素直に褒め合うことが出来るゴルファーの方々とゴルフを共に出来るって素晴らしい”を再認識した次第であったのです。
　そして、ゴルフって素晴らしい！そして、ゴルフはやはり楽しい！を痛感した週でありました。

　今週の独りごとは、その為のゴルフ会員権をここ加賀屋ゴルフで購入しませんか（笑）と結ばせて頂きます。