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PGMが創業10周年を記念し発表したプラン 独りごと

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2011年1月21日

 今週18日、PGMホームページからビッグニュースが飛び込んできました。
 PGMでは創業10周年を記念して、グループ内の名義変更をより活性化するための『2011年名義変更入会プラン』を発表しました。
 このプランの主旨は、このプランにより名変諸費用を減額させることで、会員権を購入しやすい環境を更に整備するというものであります。
 また、同時に会員権相場の上昇も見込まれ、入会希望者のみならず、売価を検討される皆様もが売却しやすい環境が整うのを期待していると記しています。
 このプランを発表した背景には、昨年キャンペーンとしてPGMグループ全体で名変料を約40%下げたが、そのお陰で名変が前年度対比154パーセント増となった事実があるようです。

 今回のプランを具体的に申し上げると、どうせ将来入会者から退会申請がなされた折には返還しなければならない預託金を預かっているなら、入会時に預託金返還を前倒ししてその一部を名変料に充当してもよろしいですよ!というプランです。
 そして、『2011年名義変更入会プラン』の素晴らしい点は、普通このようなスペシャルプランは他のお得な特典とは併用が出来ないのが多いのですが、今回の素晴らしいのは、半分しか組み入れ併用できませんがP−CAPなどとの併用も可能になることです。
 金額的には最大栃木県のプレステージカントリークラブの名変2回目以降の80万円(8割)が最大充当・減額となりますが、大概は10万円〜20万円・3割〜5割の充当・減額になります。
 また、PーCAPを使うとすれば、更にお得に入会出来るようになります。(例えばシュミレーションして見ましょうか?-----京カンにメンバーの奥方が入会するとして、P−CAPを使うと名変料は半額の175,000円となり、また、充当金額も半分は組み入れることが可能となります。で、額面190,000円の会員権を購入したら「額面を90,000円に減額して100,000円分を充当して入会します」と申請すると、一体奥方は幾ら払えば良いのでしょうか?-----答えは75,000円+(175,000円の消費税の8,750円の合計83,750円)となります。ちょっと計算はややこしくなりますが、いずれにしても、入会者にとっては、か・な・り初期拠出費用が安くなり、間違いなく入りやすくなるはずです。

 PGMは、このプラン前におきましても、2010年9月13日号の独りごとでも触れましたとおり、会員権相場と入会諸費用とのバランスが宜しいと思われるコースを関東で一番多く(12コース)所有している運営会社でした。
 それが、更に減額して入会しやすい環境を企画立案したのですから、イチゴルファーとして、またイチPGMメンバーの一人としても大変好感の持てるプランの発表でした。が、なにより私が嬉しいと思ったのは、前記しましたが、報道資料の中に会員権相場の上昇が見込まれるの文言でした。
 とかく、最近のゴルフ場経営会社の傾向は、ゴルフ場経営会社の利益・収支だけを鑑み、メンバーの資産としての価値、もっというなら自身が運営するゴルフ場の会員権相場には関知せず、であるを私自身感じていたからです。

 このように、今回のPGMの『2011年名義変更プラン』は2月1日から年内一杯までの期間限定ではありますが、大変インパクトの強いプランであると云えるでしょう。

 入会者にとって最も大事なのは、入会後の自分を大事に扱ってくれるコースかどうか、そして、楽しい倶楽部ライフを送れるかどうかであります。が、同時に、入会者は購入後、せっかく買った会員権の会員権相場が上がらずとも下がっては欲しくはないと思ってるのではないでしょうか?
 とすれば、万が一、どうしてもの事情で退会しなければならない時も、PGMのコースなら相場が崩れ難いんじゃないかという思惑も働くのは必至ですので、我々業者も相場に適した名変料並びにメンバーの資産価値をも考えてくれているPGMグループのコースを勧めやすいし、ゴルファー自身もそういうコースなら入会してみようかなと思う筈です。
 但し、入会後、前記したとおり、PGMが入会後の自分を大事に扱ってくれなければ話は別です。が、これまでの10年を見た限りはその心配は無用に私は感じます。
 
 いずれにしても、昨年あたりからゴルファーのゴルフ場(会員権)選びが鮮明になってきました。
 どういう傾向かと申しますと、例え、どんなに名門コースであっても、どんなに大事に扱ってくれそうでも、会員権相場より著しく高い名変料を設定し、入会後もメンバーの財産価値を下げてしまう恐れのあるゴルフ会員権は極力購入を避けるという傾向です。
 これらの現象は会員権相場を注視しているとよーく分ります。どうしてなの???というコースがかなり多いことに気づくはずです。

 昨年は全く買いが入らなかった会員権市況でしたが、今年は人気銘柄には買い件数がどんどん増えてきています。どうやら、今年の会員権相場は動きが活発になりそうです。

 以上、今週の独りごとでした。