2008年06月27日

知らず知らずの内に17回連続で違うゴルフ場へ行く

 ゴルフ会員権は春先に比べて動き出して来ましたが、依然動きを止めたままの状態に変わりはありません。この停滞する経済情勢では、あまり期待できないのも道理でありましょう。

 梅雨真っ只中でありながら、相も変わらず私のゴルフ場探訪の日々は続いています。
 そんな中、ホームページ開設以来、私は初めての経験をこの1ヶ月あまりでしたようです。どう云う経験かと申しますと、5月23日の東京よみうりを皮切りに、6月25日のザ・カントリークラブ・ジャパンまでの約1ヶ月間、その間に廻った17回のゴルフを私は全て違うゴルフ場でプレーしたのです。そして、この私にとっての珍記録は、昨日の中山で途切れました。
 毎年、多くのゴルフ場さんにプレーに参りますが、私の場合はいくつかのゴルフ場のメンバーにさせて頂いている事もあって、同じゴルフ場に月に何度も行くケースが多く、1ヶ月間というスパンでみた場合、全てが別のゴルフ場ということはこれまで一度もありませんでした。
 が、今回だけは違っていて、今回の34日間においてのプレーした17コースは、全て違うゴルフ場へ出向いて行ったのであります。
 
 私がゴルフ場に行って一番感じる事は、そのゴルフ場毎にみんな違いがあり、それを目の当たりに出来る事で、その違いをつぶさに比較対照出来る事が私の仕事には大変役立ちます。そして、その期間が短期間であればあるほど、ゴルフ場毎の違いが鮮明に見えてきます。
 今回、実に興味深かったのは、6月22日に廻った中山と26日に廻った中山は同じ時期の中山でありながら、この2日間においての中山の私の感想は、全然違った感想となってしまった事でした。この違いがどうして起きたかについては、ここでは詳しく書けないので、皆様に想像して頂くことに致しましょう。ご興味のある方・お答えが判った方はこちらまでご連絡を。

 その間に私が行ったゴルフ場は、林間コースであったり、丘陵コースであったり、池が多くあるアメリカンタイプのゴルフ場であったりとレイアウトも様々です。
 グリーンが1グリーンのゴルフ場や2グリーンのゴルフ場もありますし、そのグリーンの芝にも違いがあり、そのスピードや硬さもゴルフ場によって全く違います。
 更には、フェアウェイが洋芝のゴルフ場やヒメコウライのゴルフ場や野芝のゴルフ場もあります。
 今年の傾向として、現在、フェアウェイの芝はどこのゴルフ場も最高に近い状態です。

 グリーンやフェアウェイは、短く刈り込んであるのが最高でしょう。何処のゴルフ場もそうなっていたなら、最高の状態でゴルフを堪能する事が出来るでしょう。なんと云っても、速くて滑らかなグリーンでパッティング出来る事がゴルフの一番の醍醐味だと思います(それにしても、5月末にプレーした廣野のフェアウェイには感動したな〜。そして、硬くて磨き上げたようなグリーンにはセンセーショナルを感じた次第)。
 しかしながら、特にグリーンの芝は大変デリケートな為、ちょっとしたフラストレーションで青々した状態から、すぐさま変貌を見せ始めます。
 私が思うに、グリーンを素晴しい状態に維持していくには、一番大切なのはやはりお金(充分なメンテナンス費用を掛けているかどうか)だと思います。そして、更にはキーパーのそのゴルフ場に対する愛情と情熱だと思います。
 グリーンに関しては、おしなべて、名門コースと呼ばれるコースへ行けば行くほど素晴しいグリーンにめぐり合える確度が高くなるように感じます。

 また、食事についても、何を食べても食事が美味しいゴルフ場から、そうでないゴルフ場があります。
 ゴルフに来ているのだから、食事は食べられればいいんだ!という方もおられますが、私はそうは思いません。むしろ、私は大事な要素だと思っている位です。
 接客が素晴しく、又来場したいと思わせるゴルフ場もあれば、真心が感じられず、もう来たくないなーと思ってしまうゴルフ場もあります。
 食事と接客には相通じるものがあると思いますが、厨房から出来上がったものを、ただお客さんに出せばいいんだと思いながら接客しているレストランスタッフもいると思いますが、そのようにサーブをされるスタッフと、出来上がった暖かい食事をテキパキと迅速にお届けし、すぐさま食事をなさってもらいたいと思いながらサーブをするスタッフとでは天と地の差があります。
 今のゴルフ場は、レストラン部門を自前で行っていないゴルフ場も多いわけですが、料理長とレストランマネージャーの考え方一つで、これらは大きく変わって行きます。
 
 そして、それら全てを総括しているのがゴルフ場の支配人であります。私はゴルフ場の支配人の考え方一つで、そのゴルフ場は素晴しいゴルフ場になったり、もう行きたくないやのゴルフ場となってしまうと常々思っています。
 
 支配人が常にお客様からの声をヒアリングし、どうしたらもっとお客様が喜んでくれるだろうか?を考えて行動している支配人、そして、その声をキチンとオーナーサイドに伝え、了解を取りながら改善して行こうとする支配人がいるゴルフ場は、きっとこれからも伸びていくでしょう。
 メンバーになるなら、そういうゴルフ場のメンバーになりたいですね。

 さて、今週は、私にとって嬉しい事がございました。
 今週の23日(月)は、7月10日開催の加賀屋杯のドロー(組み合わせ)表発送の日であった訳です。そして、その事を私は先週の独りごとで触れていました。
 この日(23日)の私は、鳩山カントリーでの『民事再生終結記念杯』に出席しておりました。ドロー表のほとんど大部分は、先週の金曜日に作成し終わっていたのですが、発送日の月曜になり参加人数の増減などのお話がございました事から、ドロー表の一部を変更し直さなければなりませんでした。
 適当に組み合わせるわけには行きませんから、このドロー表作りはなかなか骨の折れる作業となります。主催者と致しましては、参加者の方のお人柄であるとか、年齢、或いは参加人数など諸々を考慮しながら、一日充分に楽しんで頂けるであろうと思われる組み合わせにする必要があります。
 そこで、私はパーティが終わるや否や会社に引き返し、再度頭を悩めたのでありました。当然の如く、時間は掛かろうとしており、私は、ドロー表発送担当者の孝子に「すまん、遅くなるかもしれん」と話すと、孝子は「社長が今日の夜にはドロー表を発送すると先週の独りごとに書かれたのを私たちは知っています。ですから、なんとしても今日の発送に間に合わせますから、社長はなんとしても今日中にドロー表を仕上げて下さい!」と私に言ったのである。
 私はこの一言で急に目の前が明るくなり、鼻歌交じりでドロー表を仕上げ、それを孝子に渡し、そしてこの日、疲労困憊の体調の中、3日分のゴルフ日記をも黙々と仕上げていったのです。
 
 この話は、企業戦士である以上、当り前の話であろうと思います。ですが、私はこの当たり前のことを当たり前として感じ、当り前に行ってくれたスタッフに感謝したいのであります。

 あっ、もし万が一、ドロー表が届いていない方がおられましたら、すぐにご一報下さいませ。
 尚、ドロー表の一部に誤りがございました事、深くお詫び申し上げます。

 以上、今週の独りごとでした。