2008年06月20日

平成2年と平成20年との相場較べ

 全米オープンでトリプルグランドスラムを達成したタイガー・ウッズは、傷む左足を庇いながら、5日間90ホール+1ホールを消化し、全米オープンに勝利したのであるが、夕刊フジは、なんとタイガーは疲労骨折していたと報じている。
 信じられない話である。が、タイガーなら・・・と思わないわけでもない。

 ゴルフの回数だけならタイガーにも見劣りしない(笑)私ですが、4月から6月(7月も多くなる見込み)に掛けてのゴルフの回数は特に多くなっています。
 私の最近のゴルフはと申しますと、日曜日の競技ゴルフ以外では自分からゴルフへというケースはほとんどなく、ゴルフ場さんからのお話や顧客の方々からのお誘いがほとんどであります。 
 ゴルフ場に行き、生の情報を知る事が出来るのは、私にとって最上の喜びでもありますが、連日違うゴルフ場へ自らハンドルを握り、18ホールを歩き続けるのですから、時に、体が悲鳴を上げる場合もあります。そんな時は、「前田信吾、何を贅沢云ってるんだ!ゴルフしたくても出来ない人がいる中、ゴルフが出来るだけでも幸せと思え!」と自らを鼓舞しています。
 私が平日に行くゴルフの場合は、ほとんど100パーセント近くの確率で事務所に戻って、仕事をするわけですが、その仕事の合い間にも来客の方があったりもするので、スタッフとのコミュニケーションが不足する事が多くなります。
 実は、今週、コミュニケーション不足からお客様への電話連絡を入れ忘れる失態が発生しました。
 その事実が判明するや否や、すぐさま、その方にお詫びを申し上げると共に、早速、緊急ミーティングを開き、今後の対応について協議致しました。

 という事で、今週もじっくりと独りごとの作成が出来ませんが、今週は、バブル期のゴルフ場と今年のゴルフ場の相場とを比べてみたいと思います。
 1都3県(共通も含む)の主だったコースの相場の変化を下記に列記してみます。

  平成2年3月 平成20年3月 バブル期との比較
青梅 5300万円 150万円 3%
小金井 41000万円 7350万円 18%
桜ヶ丘 13000万円 1735万円 13%
相武 2950万円 103万円 4%
多摩 7300万円 1000万円 14%
東京よみうり 13200万円 2825万円 21%
八王子 8300万円 530万円 6%
府中 9100万円 765万円 8%
よみうり 25000万円 5700万円 23%
太平洋 1875万円 418万円 23%
厚木国際 10000万円 965万円 10%
磯子 9150万円 1965万円 22%
相模湖 4370万円 360万円 8%
相模原 19000万円 2110万円 11%
戸塚 15000万円 2825万円 19%
長竹 5300万円 305万円 6%
箱根 14200万円 1150万円 8%
平塚富士見 8700万円 950万円 11%
本厚木 7600万円 1675万円 22%
レイクウッド 30000万円 2375万円 8%
横浜 8100万円 945万円 12%
川越 3700万円 103万円 3%
熊谷 3400万円 283万円 8%
狭山 9200万円 965万円 11%
高坂 7200万円 440万円 6%
日本カントリー 5400万円 255万円 5%
飯能 7900万円 765万円 10%
東松山 4700万円 298万円 6%
日高 8100万円 590万円 7%
武蔵 11600万円 1315万円 11%
嵐山 5250万円 163万円 3%
我孫子 15400万円 1780万円 12%
鎌ケ谷 3600万円 235万円 7%
キングフィールズ 13700万円 625万円 5%
総成 5600万円 335万円 6%
総武 4800万円 停止中(300万円) (停止中)6%
袖ヶ浦 8000万円 1030万円 13%
鷹之台 17200万円 3025万円 18%
千葉カン 8450万円 840万円 10%
鶴舞 3125万円 370万円 12%
中山 6200万円 530万円 9%
習志野 2500万円 88万円 4%
船橋 4900万円 348万円 7%
茨城ゴルフ 5850万円 1013万円 17%
江戸崎 3570万円 243万円 7%
大洗 4550万円 625万円 14%
大利根 11900万円 1750万円 15%
金乃台 3250万円 173万円 5%
筑波 7700万円 1150万円 15%
取手国際 4450万円 330万円 7%
龍ヶ崎 6950万円 760万円 11%

 となり、率的に下がっていないコースのランキングは、1.よみうり2.太平洋3.磯子4.本厚木5.東京よみうりとなっています。
 上記の5コースはいずれも数値が20%以上と、会員権としては大変高い率をはじき出しています。入会希望者が他のコースより多く、そして退会希望者が他のコースより少ないことを如実に示しています。
 また、10%以上の数値となっているコースは、価格の大小はあるにしても、相場が安定していて、安心度数は高く、バブル期から18年経った今でも、以前と較べてもさほど遜色はないとメンバーさんや入会希望者はみておられ、比較的メンバーさんの満足度は高いと見るべきではないでしょうか。
 つまりは、ゴルファーから見て、入会してほぼ間違いなく満足出来るだろうと思って間違いないコース群と思われます。
 そこから1ランク下がっているコースなのかなと思われるコースが6%から9%のコースとなるのでしょうが、しかし、これらのコースでもかなり高い確率でまずまずのクラブライフを送れるものと私は想像します。
 上記のコースのほとんどは6%以上のコースなのですが、残念ながら数値的には5%以下になっているコースもございます。
 今週は残念なコースの一つとなってしまっている嵐山について書いて見ましょう。

 嵐山は、数年前には日本シニアオープンを開催し、そして過去にはナショナルオープンの日本オープンをも開催したことのあるコースです。インコースは丘陵的コースが続きますが、アウトコースは林間コースとなっています。
 そして、毎週のように競技会が行われ、メンバーライフを充分に送る事の出来るコースで、歩き+キャディ付きの正統派コースであります。
 メンテナンスも素晴しく、ディボットはほとんどなかったと記憶しています。キャディさんも自分のコースに自信を持ち、更には愛着を持ちながら仕事に従事されておられると私はプレー時いつも感じていました。
 18ホールでメンバー数も1300名ほどと決して多くはありません。
 食事のメニューは豊富ですし、クラブハウスは古いとはいえ、雰囲気を充分に醸しだしています。
 確かに埼玉の雄である武蔵と較べれば、グリーンのクオリティーは低いかも知れませんが、武蔵同様に嵐山は、日・祝日にはメンバーオンリーの姿勢を今でも続けています。
 入会審査が厳しいと言われていますが、本当に入会したいというのであれば、ルートも見つけられるはずです。

 しかしながら、実際の数値を見る限りは、ウーン嵐山?たいしたことないんでしょう!という数値になっています。コースをよくご存知ない人だと、コース選定の際、ハナから除外されているかも知れません。(今日プレーした船橋がそういう感じだったように自分には思えました)
 もし、そうだとしたならば、コースにとっても、更にはコース選定者にとっても不幸なことです。
 同様に、このことは、東松山にも当てはまるでしょう。
 
 入会諸経費(東松山も同様)及び年会費(東松山は安い)は確かに安くはありませんが、きっと入会後の満足度は非常に高いものと思われます。
 私が思うに、入会預託金と名変料の額を逆にすれば、相場展開はきっと違って来ると思いますし、40歳代で元気があって、そして倶楽部にとってプラスとなるであろうゴルファーが集まってくると思うのですがねぇー。
 
 埼玉県は今、確かに関東では相場が弱いエリアではあります。また、巷では、相場は正直という言葉もよく耳にもしますが、私は今、特に東松山周辺のコース(嵐山・東松山)の評価が低すぎると感じて仕方がありません。

 埼玉県で良いコースは?と入会希望をお考えの方には、ぜひ嵐山を推奨したいと思います。そして、同様に東松山も推奨したいと思います。
 関心のある方には、私前田信吾がじっくりと諸々のお話をさせて頂きますぞ!

 最後に、加賀屋杯のお知らせを少々。
 来週月曜日夜、加賀屋杯ご出席の皆様方に、ドロー表及び競技細則を書いた用紙をご郵送致す予定です。
 88名のエントリーですので、早いスタートの方と遅いスタートの方とではどうしてもタイムラグが生じてしまいますが、早めのスタートの方にはいつもの通り、京カン自慢のお風呂にゆっくりと入って頂き、更にはラウンジでおくつろぎ頂ける様に配慮させて頂きますので、宜しくお願い申し上げます。
 もしも、前々回同様にホールインワンを達成された方には、今回も驚くべき会○権を会場にお持ち致しますので、どうぞ、お楽しみに!

 以上、今週の独りごとと致します。