2008年05月09日
ゴールデンウィークも終了し、企業戦士が職場に戻ってきたが、会員権の相談件数は少ない。これまでのところ、今年が売り買いともにここ数年では一番問い合わせ件数が少ない年ではないだろうか。
さて、私の今年のボード競技参加は、先日の江戸崎・理事長杯で4つを数えた。そして、成績はと云えば、中山・スクラッチ杯と江戸崎・理事長杯の2回予選を突破している。
そこで、今週は、この江戸崎・理事長杯での予選ラウンドでご一緒したプレーヤーのお話をしたいと思います。
競技にご一緒して大変嬉しく感じるのは、同伴プレーヤーの気持ちを察して下さるプレーヤーとご一緒した時ではないでしょうか。ま、これは競技の時に限っただけではありませんが、、、。
今回、ご一緒したY.Yさんがそのような御仁でありました。
私がY.Yさんとプレーしたのはこの日が初めてで、当然の如く、初顔合わせでありました。ドロー表からこのY.Yさんがハンディ10の方であることだけは知っていました。
当日、少しお話をさせて頂き、Y.Yさんが茨城県にお住まいの方で、私より7歳年下ということだけは分りましたが、後のことは全く分りません。また、Y.Yさんも私のことを、幕張に住んでいる事と年が7歳上であることしか存じておられません。
江戸崎カントリー・東コースは林間コースの代表的コースですが、砲台グリーンになっているホールが多く、セカンド地点からはボールが最終的にどこに止まったか、プレーヤーに分らないホールがいくつかございます。
そんな砲台グリーンへセカンドショットを放った時、各プレーヤーが気になるのは、一体自分のボールがグリーン上のどの位置に止まったのか、はてまたグリーンからこぼれてしまっているのかではないでしょうか?
この日、一番最初にこのシテュエーションが訪れたのは、12番ホールでした。
江戸崎・東の12番ホールは直角に曲がった左ドッグのミドルホールですが、セカンド地点から急激に上っていて、通常は1クラブは番手を上げなければ届かないホールです。そして、グリーンとカラー部分以外は富士山のような形状である為、前後・左右にボールが飛べば、必ず蹴っ飛ばされるホールなのです。
この日の私は左ラフからの130yを8アイアンで打ったのですが、距離的には届いているはずだが少し右に飛んだため、ボールがグリーン右端もしくはカラーに止まったのかが不安で一杯だったのです。
不安一杯でグリーン方向へ向かった私より少し早くグリーン近くに進まれたY.Yさんは「前田さん、カラーに止まっていますよ」とにこやかに私に仰られました。
私はホッと胸を撫で下ろすとともにY.Yさんのことを、あ、なんと気配りのあるプレーヤーなんだろうと思いました。
それから今度は15番ホールでも、残り200y付近からの林越えを5wでグリーンを狙った時、林でランディングポジションが全然分らない私に「前田さん、ナイスです!カラーにボールはあります」と声を掛けて下さいました。
思った以上にスライスしてしまい、狙った方角以上に右方向へボールは飛びましたが、右方向には林があり、自分としては大変不安だったのですが、この一言でかなり楽な精神状態でグリーン方向へ向かう事が出来たのです。
更には、午後の3番ミドルホールでも、セカンドの110y(ピン奥)をPWで打ったのですが、このホールもセカンドから打ち上げている為、グリーン上で止まっているのか自分では分りませんでした。自分としては、フェアウェイからPWで打っているので止まっているとは思っていましたが、かなり奥に突っ込んだ為、絶対止まっているという自信は自分にもなかったが、ここでもY.Yさんは「前田さん、ナイスです、ピンハイに止まってますよ!」と声を掛けて下さったのです。この一言も私には大変ありがたい言葉でした。
Y.Yさんの倶楽部ハンディは10とハンディキャップだけで判断すればハンディ7の私より多くのハンディを貰ってはいるが、自分のゴルフタイルをキチンと確立しておられ、見ていても大変安定したゴルフを展開する誠にステディなプレーヤーであった。が、それにも増して私が素晴しいと思ったのは、上記に書いた通りの同伴競技者に対する思いやりを持った素晴しいプレーヤーであった事である。
ゴルフは大変メンタルなスポーツです。
よくプロの試合をテレビ観戦していると解説者の方が、優勝争いをしているプレーヤーがパットをする時、よくOKの位置につけてお先に!のパットをしたいですね〜という会話をなさっているのを皆さんもお聞きになられた事があると思います。
これは、そのボールをマークして次のパットに神経を注ぐより、お先に!の距離に寄せればそのホールを無難に速やかに終了させて、さぁ、次のホールだ!とすぐさま気持ちを切り替える事が出来るからです。
ゴルフとはいかに安定した気持ちでプレーが出来るかでスコアの良し悪しが出るスポーツです。
そういう意味では、今回、私が無難に予選を通過出来たのは、Y.Yさんから頂いた精神安定剤のお陰だったかもしれません。
一般の月例とは違い、同一のボード競技は各倶楽部で年に一回しか開催されません。その為、各プレーヤーは、年に一度のこの日に標準を合わせて調整してきます。
従って、私のいつものような賑やかゴルフは同伴競技者にも迷惑となるでしょうから、ボード競技の時は私はなるべく静かにしています。ですから元来声が大変大きい私ではありますが、いつものような声とは全く違う同伴競技者への掛け声(小さめのグッショ)になります。
というより、私の場合はむしろ、自分の予選通過の為にも、逆に無口になるといった方が正しいかもしれません。
私の場合は、とにかく話し始めると緊張感が途切れてしまい、いつまでも元に戻らずダランとしてしまう気がしてならないからです。
その典型が先日の中山・理事長杯の予選の時で、昼食時にベラベラと話し始めてしまい、緊張の糸が解けたのか午後イチのホールで大叩きをしてしまい、それを取り返そうとし更に泥沼に入り、予選敗退となっています。
予選を伴うボード競技の場合、一番大事なのはまずは予選を突破し、決勝へ駒を進めることです。
余程技量が他の人より優れている方は別として、大概の方は予選を突破することすら、なかなか難しい事だと思います。
無論、その日の体調やゴルフの調子、或いはツキがあるかどうかが一番の要因だと思います。しかし、今回の江戸崎・理事長杯予選から、私は、同伴競技者に恵まれることも重要な要素であると感じた次第でありました。
という事で、私はBUNちゃん、マンブリさんと共に日曜日のマッチプレーを大いに楽しんでプレーして来たいと思います。
PS お陰さまで弊社HPも200万ラウンドを突破致しました。有難うございました。これからは300万ラウンドを目指して、これまで以上に精進して参る所存ですので、これからも加賀屋ゴルフを宜しくお願い申し上げます。
さて、つきましては、その記念行事・加賀屋杯への参加申し込み者数は現在28名で足踏み状態となっております。ぜひとも、皆様方のご参加の程を、何卒お願い申し上げまして、今週の独りごとの結びとさせて頂きます。
以上、今週の独りごとでした。