ゴルフ日記
不吉な予感がしたのか、音がしたのかどうなのか分らないが、４時に起きる。で、あまりの風の強さでルーバルとベランダに置いてあった数個の物置の上ブタがめくれ上がって大きな音を立てている。正直、外に出たくはなかったが、頑張って外へ出た。時折吹く突風に、腰を落とし、作業を行っていくのだが、自分自身が吹き飛ばされる感じがして、思わず腰を落とすことが数回。
４時半にはついに大雨が降って来た。もう、私のパジャマはずぶ濡れである。トイレの水までが風のせいであろう、揺れている。まるで、地震の時のようである。
そんな中、今日は中山でのスクラッチ予選２ラウンドの為、６時にはこの雨風の中自宅を出発。途中、大洪水のようになっている数箇所を通る。ゴルフ出来んの、この雨風で。
６時４０分、途中山田うどんで蕎麦を食し、コースに到着。
結局７時、９時からの１ラウンドで予選を行う事が決定。２階レストランで、弊社縁の出場者Ｍ．Ｈさん、Ａ．Ｆさんとコーヒーブレイク。自身初となる２ラウンド競技がなくなり、ガクッとされるＭ．Ｈさん、気持ちは分りますよ、だってこの時期に２ラウンドを廻れるってゴルファー冥利に尽きますものね。
８時過ぎ、雨が上がる。で、２コインを打球場で打つ。
９時過ぎ、インコースから、昨年のクラチャンＨ．Ｄさん、Ｎ．Ａさんと３サムにて。
コースは異常事態的。ここは砂漠（砂地がフェアウェイとラフであちこちに落ちている松の小枝がサボテンの様）か？。スタート前に競技委員から裁定がなされ、松の枝が多く落ちているが、それらは全てルースインペディメントと見なすので、取り除く場合は、球が動かないようにしなければペナルティーの裁定が下された。だから、今日は運も大事となる。
１０番516ｙロングは、ドライバーはフェアウェイヘ。いつもなら３ｗでセカンドを打つが、イマイチ不安なので、４アイアンでフェアウェイヘ打つ。残り100ｙからのＡＷが右に出てバンカーイン。寄らず入らずボギー発進。惜しくもバーディならずのＨ．Ｄさんがパー。不思議と風もなくなくなった感じ。
しかし、このコースは本当にモンスターである。確かに８時過ぎから雨は上がったが、あれだけ降っていたにも拘わらず、この中山、雨なんて降ってました？状態だもの。あり得ないでしょう。
１１番402ｙ左ドッグのミドルは、３ｗで打つも曲がりが早く、左ラフヘ。４アイアンでのフックでグリーン脇へ。アプは冴え、ナイスパー。
１２番455ｙミドルは、ドライバーは右のフェアウェイヘ。残り距離からして３ｗで攻めたくなるが、じっと我慢して３アイアンで打つ。が、これが竜巻球で暫定球を打つ。なんとかセーフで、６アイアンで林から転がして３オンのボギー。フー。
１３番503ｙロングは、ドライバー、これまた４アイアン、ＳＷでピンハイ６ｍに３オン。で、お先の３０センチをまさか・・・外してボギー。痛いミス。
１４番462ｙとこれまた長いミドルは、ドライバーはフェアウェイヘ。３アイアンでグリーン手前の花道へ。１ピンに寄せたが、これまた入らず。パターは相変わらず状態。
１５番163ｙショートは、７アイアンでカラーに運び、無難にパー。この１３，１４，１５番でＨ．Ｄさんも大苦戦を強いられてしまう。
１６番410ｙミドルは、ドライバーは竜巻球。暫定球を打つ。またまた竜巻球。再度暫定球を打つ。初球はタイトの２番で、次が１番、で、最後が３番であった。40ｙほど手前から球を発見して、２番であることを祈った。が、番号は１番であった。ま、初球は仕方がない、２発目がセーフだけラッキーと思い直し、チョン出し。で、２ｍに６オン。渾身の力で狙いに行くも惜しくも外れ、８となる。
１７番174ｙショートは、４アイアンで打つも左のバンカーイン。ナイスバンカーショットを見せるが、惜しくも２ｍを入れられず。しかし、この中山、従来からフェアウェイとラフは雨が降ろうと全く問題なしだったのだが、逆に、全く雨の日はダメだったバンカーも排水工事が効いて全く問題なしになったのはコース選定の際の重要ポイントとなろう。これで、重馬場でのプレー安心度は天下無敵かもしれない。
１８番393ｙミドルは、ドライバーは完璧。だが、ライが悪い。残り105ｙ上りをＰＷでのライン出しで、なんとか１０ｍに２オン。で、この難しいフックラインがなんとスルスルとカップインのバーディ。４４回。２時間丁度。奇しくも３人ともが４４で並んだことになる。
ランチは、焼肉弁当を食す。また、例によって、出来ている方を先に食し、暖かいものを後で食すという食し方をする。相変わらず、この焼肉弁当は美味い。
アウトへ。
１番516ｙロングは、ドライバーはクロスバンカーイン。６アイアンで脱出。３打目は７アイアンで打つも当たりショボイ。が、なんとか１ピンに。で、これを放り込みナイスパー。２ホール続けてナイスパターが入る。
２番406ｙミドルは、ドライバー、４アイアンでピン左６ｍに２オン。入ったかに思われたが、惜しくも入らず。
３番401ｙミドルは、ドライバー、７アイアンでピン右７ｍに２オン。これまた入ったかに思われたが、惜しくも入らず。しかし、ショットは完璧である。
４番418ｙミドルは、ドライバーはフェアウェイヘ。６アイアンで打つも引っかかり左のバンカーイン。で、ここから１ｍに寄せてナイスパー。実に危なげないプレー。久し振りにゴルフしてるっていう感じ。
５番178ｙショートは、７アイアンで打つも右手前に外れる。１．５ｍに寄せたが、これまた入らず。ウーン、パターがなー。
６番490ｙロングは、ドライバーは左サイドのクロスバンカーイン。で、ここで不運がやって来た。落ちている松の小枝の中にボールが入っているのである。皆、多かれ少なかれこのような不運は誰にでもあるのだからと落ち込まず、あるがままをあるがままに受け止め、何食わぬ顔で６アイアンを振り抜く。ペシャッという音と伴に右に飛んだが、まずまずであろう。残り100ｙから大木の上をＡＷでカチ上げ、３ｍに３オン。先に８ｍをＮ．Ａさんが放り込みナイスバーディ。で、近かった私とＨ．Ｄさんは入らず。
７番198ｙショートは、４アイアンで打つも右のバンカーイン。ＳＷでなんとか１ピンに寄せるも入れられず。
８番385ｙミドルは、３ｗで左のラフヘ。届かないと思ったが、残り140ｙ打ち上げ追い風を９アイアンで打つもショート。で、１．５ｍに３オン。またまた入らず。
９番383ｙミドルは、５ｗで打ちフェアウェイヘ。「前田さん、クリークですよね！？」とキャディさんから声が上がるほど飛ぶ。残り140ｙから９アイアンでピン右３ｍに２オン。で、これも惜しくも外す。が、今の私の実力では３９回はナイスラウンドであろう。兎に角、今年初の３０台なのだから（笑）。昨日の泣きながら（笑）の特訓が実を結んだ感じ。
今日の同伴者全員（８３・８３・８６）が予選は通過した。
この雨風で出場者は減ったが、それもあり、８７ストローク（メダリストは７７）までの２０位タイが次週の決勝へと進んだ。