45歳アンパンマンのゴルフ再入門
2005年11月
秋葉原に出来たヨドバシカメラの9Fに大規模なゴルフショップと練習場が出来たということなので、近くまで仕事で出かけたついでの昼休みにのぞきに行ってみた。 ショップは有楽町のビックカメラよりも大きいようだが、ビクトリアなどの専門店に比べるとそれほど大きいという印象でもなく、ただ単に商品が並んでいるだけで、あまり魅力的な印象はなかった。また、試打については練習場で行っているということで計測器室も無く、これはちょっと拍子抜け。 一方、練習場の方は思ったよりも広く、時間があったので少し打ってみることにした。 プリペイドカードを買わされるのはちょっと抵抗があったが、まぁ、いずれ使用することもあるだろうと¥5,000円を購入。(最近、ちょっと財布の紐がゆるんでいるなぁ・・) 貸しクラブは試打クラブを兼ねているということで無料。ただ、PROギアが中心という感じだった。一応、ドライバーと5番アイアンを借りる。 5番の打席を割り当てられたのだが、丁度、打席の後ろにガラスがあって自分のスイングが写るので、結構良いチェックができる。 昨日のレッスンでヒントをもらったアドレスを早速試してみる。 真っ直ぐに立ってくるぶしの真下あたりに重心を感じる。腰を後ろに引きながら、足の付け根から前傾して膝を少し折って身体全体の重心を下げる。この時、最初に感じたくるぶしの真下から前や後ろに重心が移動しないように注意。 これまでのアドレスに比べて、かなり身体全体の重心が下がるのと、身体全体の太い軸というか、身体全体を太い柱の中に入れるようなイメージが自然に出来る気がする。 クラブの上げ下げはV字軌道。早速、素振りをしてみるが、下半身がどっしりした分、スイング軌道も安定するような感じだし、何よりハーフウエイバックからトップが楽に感じた。鏡代わりのガラスに映る自分のスイングを見てみるが、ほぼオンプレーンに見える。 球は1打25円! 都心を考えれば安い設定なのかもしれないが、ほいほい打てる金額とも思えない。おばさん軍団が数名キャッキャッと言い合いながらダフった球を打っているが、どんな身分の人たちなんだろうか。支配人がおばさん連中に無料でアドバイスをしている。そうそう、ここはメンバー登録をすると少し安くなる制度だった。 アドレスに気をつけながら50球ほど打つ。アドレスが以前のように立ち気味になると、手打ちになるが、きちんとアドレスが出来た状態からゆっくりとスイングできると、非常にきれいに芯に当たった感触が伝わってきて、きれいな打球がネットの上方に一直線に飛んで気持ち良かった。 あまり気持ちよくバックスイングをするとオーバースイングになるがシャフトクロスは起こしていない。アドレスを修正しただけなのに、この変化は本当に不思議だった。 また、やはりリズムが打ち急ぎになるとトップ気味の打球になる。これはリリース時期の問題ということだろうか。 ゴルフ科学研究所で聞いた「原理」と昨日の「レッスン」だけでも、随分とスイングをどうすればどのような打球になるのか、ということが理論付けられる。 やはり、きちんと一から理論を教えてもらって、それができているかどうかをチェックしていく、という方法が上達には必要なようだ。 愛車の12ヶ月点検が2時間以上かかるということだったので、ディーラーの近くにある練習場へ行ってみた。 亀有ビックゴルフという名前の練習場だが、そんなに大規模というわけではなく、一階、二階にそれぞれに10打席ちょっとのこじんまりとした練習場だった。ただ、一階はフラットな芝がネットまで約50〜60ヤードぐらい続いており、アプローチの距離感を養うには最適だと思う。休日8:30〜10:00まで打ち放題のメニューがあって、かなり有効に使えそうな気がする。 丁度、10時前に入ったのだが、打ち放題の終了を待って打席に案内してもらった。打ち放題が終わると3名ぐらいしか残らず、ひなびた雰囲気でじっくり球が打てた。 アドレスの修正から下半身の安定感が増したのと、ある程度下半身の可動域が制限されるのが有効で、本当に土台がしっかりする気がする。また、腕の動きを身体の正面で抑える意識を強くすることで、トップが安定してきたようだ。まだ、飛ばそうとか、しっかり打とうとか思うとトップが崩れてしまったり、リズムが早くなってしまうが、もう少しすればスイングから力が抜けるのではないか、と思えるようになってきた。 7番アイアンを中心に打ったのだが、ボールの汚れによって記録されたヘッドの汚れを見ても、かなり打点がまとまってきていることが判る。 ドライバーはまだ打つ意識が強すぎる。むしろ、スイング軸を強く意識してそれを動かさないようにする方が、方向性に狂いがなくてアベレージの結果は良いと思える。 でも、ドライバーはやっぱり飛距離も欲しいんだけどな。 こんな意識じゃスコアをまとめるのはまだまだかもしれない。 テイラーメードが提供しているスイング分析サービス「MAT−T(マット)」を受けに、神楽坂にあるテイラーメード(ソロモン)本社まで行ってきた。 18:30の予約ぎりぎりに社屋に到着。受付から電話をするとオペレーターの方が迎えに出て来てくれた。エレベーターに乗って地下一階へ。前の時間帯の客がまだ使用中ということで、待つ間に簡単なスイングのアンケートに記入。 ほどなく、MAT−Tが据え付けられた少し広い一室に案内された。 MAT−Tは、言ってみれば全方向からのスイング撮影装置とも言える。 スーツの上着とシャツを取ってTシャツになり、しばらく身体を暖めるために7番アイアンでウォーミングアップ。それから、撮影用の白いボタンのついたベルト類を、胸や肩、肘、腰、膝、足などの所定の位置に取り付け、最後に帽子をかぶって準備完了。 指導してくれるのは、プロの久保田さん。 まず、7番アイアンから撮影してみる。 最初に身体の動きを静止して、装置がピッと鳴ったらスイングを開始するのだが、何となくタイミングが取りづらくて遠慮ぎみのスイングになってしまった。 すぐに自分のスイングがCGになって表示されるのが何だか不思議だが、それはそれで正確に身体の動きを再現しているのには驚くばかりだ。 まず指摘を受けたのはインサイドアウトのインパクト。フェースも開いているし、かなりのフックボールになっているのだろう。そして、その原因として、インパクトでの重心移動がかなりつま先寄りになっている点にあることを、重心の移動を示すラインで説明される。自分のスイングが一瞬にしてデータになり分析されてしまうのは凄い。 これは、バックスイングの際に、右膝が流れてしまっているのが原因とのことで、この修正を行ってみることになった。 また、アドレスではスタンスと膝、腰、肩のラインが全て平行になっていて非常に良い状態と褒められたのだが、インパクトでは膝、腰が周っておらずパワーが完全に足りない状態とも指摘を受けた。 2〜3球練習をしてもう一度撮影する。 今度は右膝にばかり意識がいったせいか、ギクシャクしたスイングになっていまいシャンク気味のインパクト。 もう2〜3球練習して再度撮影。 今度は、きっちりと球を捉えた感触のとおり、きちんとバランスの取れたフィニッシュになった。 再現されたCGのスイングは、シャフトクロスはあるもののスイングプレーンはきれいにトレースされておりなかなかのフォーム。ただ、まだフェースが開いて入っている。 今度は、フォローを投げ出すようにすると共に、フィニッシュに向かって腕を上に上げる動きを意識するように指導を受ける。 更にもう一度撮影する。 今度はほぼ満足のいくスイングになった。 インパクト時に肩はスタンスに平行に戻り、膝、腰のラインが周ってパワーをためているのが画像から良く判る。 ふ〜む、こうして修正していけば、自分の動きの変化を自分で見て納得しながらレッスンを受けられるし、感覚と動きの差を縮めることができるのが非常に有効だと思える。 最後に、もう一度撮影してドライバーに移行。 ドライバーはアイアンでの修正点に気をつけながらスイングしたせいもあって、最初から非常にきれいなスイングプレーン上をヘッドが動いてきちんと芯を捉えており、ベリーグッド。 ヘッドスピードを出すために、バックスイングで真っ直ぐになっている左腕の力を抜いて、少し曲げてトップを迎えるように指導を受ける。 実際に意識はしているものの、なかなか左腕は曲がってはいかない。むしろ上半身の脱力としなやかなシャフト使いを指導されたものと思う。 3回撮影して、いずれもきれいなプレーンで芯を食った当たりでまずまず。 最後にマン振りをしてみたが、これも芯を食ったヘッドスピードも45m/s近くを記録した。 シャフトクロスについては、バックスイングもダウンスイングもきちんとプレーンに乗っていることやインパクトが非常にきれいに入っていることから特に気にする必要は無いとのコメント。 また、現在使用しているr7TPの8.5度についても、特に変更の必要は無いとのことだった。 CD−ROMにデータを焼いてもらって持ち帰る。自宅のPCで映像をじっくり見たのだが、やはりインパクト直前からフォローのかけて左肘が引けているのが気になる。ここで随分とエネルギーをロスしているのだろうなぁ。 やはり、きちんとスイングの指導を受けて、ここも矯正したいと思う。まだまだヘッドスピードを上げられる要素はあるみたいだ。 蒲田にあるゴルフ練習場のスクールを無料体験させてもらった。 練習場のスクールということで、打席料、ボール代はもちろんレッスンフィーに含まれており、今後、長く通うことを思えば練習場をベースにするのも悪くないという考えだった。 2階の奥、5打席がキープされている。最初に準備運動を行い、アプローチショットで身体を暖めてから本格的な練習を始める。初めてということもあり、インストラクターに自分の状況を理解してもらうために7番アイアンだけを使用し、ハーフ、スリークォーターショットからフルスイングへと打っていく。 インパクト以降に左脇が開くことに悩んでいることを申告。インストラクターからは3つの原因が考えられると教えてもらった。 一つは、左腰が十分に回っていないことが原因で下りてきた手の行き場所が無くなり、仕方なく左手を脇から離して空間を確保している可能性。 一つは、インパクト以降も右足体重が残っていて左肩が上がった状態になっている可能性。 もう一つは、右手が強すぎて左手が負けてしまっている可能性。 ただ、現状ではどれが原因とは特定できず複合的な要素もあるとのことで、修正の方法について明確な指導は得られなかった。 自分なりに左腕を伸ばすことを意識しながらスイングをしてみるが、インストラクターは状態をチェックしてくれるだけで特に打ち方の指導を受けられるわけではなかった。また、やはり1時間以上の練習でも、インストラクターは順番に回ってくるだけだし、個人用カルテのようなものがある訳でもなく、その場その場での指導になることは否めない。 練習場の雰囲気は非常に気に入っているのだが、スクールについては別の機会にしたいと思う。 エスゴルフの体験コースに通うことにした。 ビルの地下一階。練習打席は6席あって、8回の体験コースでは1時間の練習時間のうちプロの指導は15分ということになっている。 まず最初の7番でスイングチェック。すくい打ちになっているとの指摘を受け、シングルを目標にフォームのリストラを目指したいと申告。 まず、クラブのフェースの向き変えないでインパクトを迎えることの理屈を学ぶこととなった。 「クラブはボディターンをしない状態では、アドレスから右肩へ上がって元の位置に下り、左肩へ上がっていくV字の動きをします。」 「この間、フェースの向きは常に飛球線を向いており、特に手でフェースを返すような動きはしません。」 「この動きを理解するために、バックスイングでボディターンをさせずにクラブだけを上下させてインパクトをしてみて下さい。」 クラブの上下の動きについて、この動き方そのものには気づいてはいたが、実際にそれだけで打ったことはない。プロが手本を示す。カット打ちをしているようにも見えるが確かに打てるようだ。 そして、徐々にバックスイングを加え、最終形としてハーフスイングまでデモをしてくれたが、びっくりするような強いインパクトに驚いてしまった。 そう、これを求めていたのだ。 自分で打ってみる。 ボールの下半球にソールをぶつけていく感覚だけに集中すると、案外きちんとボールを捉えることができた。 「30Yのアプローチショットと同様、フォロー側で左足に乗ってフィニッシュを取るようにして下さい。」 左足の付け根、股関節に体重を乗せる状態に気をつける。 「ほんの少しバックスイング側にクラブを上げて下さい。」 肩や身体を回すという意識ではなく、斜めにクラブを上げるという意識だけを持つようにしてみる。 ビシッ、ビシッという感じの打球がネットに刺さる。 クラブを単に上げて下ろすだけ。インパクト付近にだけ集中して、クラブを上げ下げする時には力は必要ないことがよく判る。 左脇が自然に締まってフィニッシュでも左肘が曲がらず、かちっとしたインパクトの感覚だけが残る。 なるほど、これを中心に前後に動きを延長していけば、しっかりしたインパクトのスイングになることは間違いない。 最後に、インパクトに集中したクォータースイングをビデオ撮影して見せてくれた。 自分でもなかなか良いフォームに思えるのは自惚れだろうか。 残りの時間は、ただただ、ひたすら教わったことの再現に務める。 動きそのものを身体に覚えこませる必要があるし、普通の練習場で行うと変な方向に打球が飛ぶような気がして動きに集中できないように思えた。 少しだけ欲を出して、バックスイングを延長してみる。大きくバックスイングを取ると、インパクトが乱れるので、インパクトが乱れないぎりぎりの大きさで練習をして、少しずつ振り幅を広げると良さそうだ。 次のレッスンは来週土曜日。できれば、平日にももっと間隔をつめて通いたいぐらい、先が楽しみだ。 エスゴルフ体験コースの2回目。 前回の、「フェースの向きを変えないV字スイング」の確認をした後、強いインパクトの打ち方について教わった。 釘を打つように右手を使え、ということは良く言われているが、実際にはなかなかできるものではなかった。 今回、実際にゴムティーを釘に見立て、まず真上から打つイメージを作る。打つのはクラブのソール。この動きを少し斜めにしてスイングプレーンに当てはめると、丁度、ボールの下半球にソールを打ち込むイメージが明確に出来上がった。 スイングは、ボールをすくって上げるのではなく、ボールに向かってソールを打ち込む、というイメージが必要。 実際に斜めになった釘の代わりにゴムティーを斜めにセットし、それを叩くイメージをもってスイングしてみると、結構、うまく打ち込める。 打ち込んだクラブはそのまま左に抜いてやれば、全体として「コンパクト」な「インパクト前後だけのスイング」ができていた。 バックスイングでクラブがシャットに上がるのを修正を受ける。 ほとんどフェースを開いた状態に感じてしまうが、身体を立てて元に戻して確認すると、当然のことながら修正を受けた方がフェースが真っ直ぐに向いていた。 かなりのフック打ちのスイングになっているということが、自分でも良く判る。フェースの向きとプレーンの感覚を指導してもらう。 最初は凄くカットに打っている感じがしたが、慣れるに従って普通の軌道で打てるようになっていった。また、その軌道に合わせてフェースの向きを修正してグリップを握り直すと、本当に奇妙に感じるほどインパクトゾーンが長くなっているのが不思議だった。 やはり、きちんと基本は習うべきだと改めて思う。 バン、バンとマットにクラブを叩きつけるようにボールを打つ。 だんだんと大胆になって、インパクトの音が迫力のあるものに変わっていく。 ただ、少しダフり気味に入っているということで、次回はこれを修正する方法を教えてくれるとのこと。 インストラクターのレッスンが終わってからも、終了時間まで延々飽きもせずバン、バンと叩く。インパクトがどんどん強くなってくるように感じで正直嬉しい。 また、左腕を伸ばそう、と意識しなくても自然にリリースのタイミングが修正されて、ボールの位置で両腕が伸びている。 イメージの持ち方だけで、これほどまでにスイングって変わるものなのだなぁ。 次のレッスンは来週土曜日。でも、別の用事が入る可能性もあるので、できれば平日に時間をとって来たいと思う。 ますます先が楽しみになってきた。 フレンドリーサークル会員の募集があり、早速、申し込んだ。 実はお袋がここの平日会員で推薦人が確保できていたということもある。 A会員は土日祝日を含む全日に優待があり、土日祝日に真名コースで7千円、ゲーリープレーヤーコースで4千円の割引があるほか、HDCPの取得や平日にフレンドリー会員の競技会が開催される。また、早期に入会手続きをすると会員の期間は2006/4〜2007/3だが、2005/12〜2006/3も優待対象になるというもの。 年会費が5万円ということで躊躇もあったのだが、お袋が心臓手術の影響でフルショットができなくなってしまっているのにコースを歩きたい、という希望が強く、それなら一緒にプレーできるようにしておきたいと思い、思い切って申し込むことにした。 ちなみに、真名CCはリゾートとしての施設も持っているし、独自のスクールでコースレッスンも受けられることから、以前から注目していたコース。ゲーリープレーヤコースの方はコースレートが73.2あり、フレンドリー会員で何度かラウンドしたらバック(6,941Y)から打たせて欲しいと思っている。でも、フルバック(7,199Y)は無理だろうなぁ。 とにかく、早い機会に一度行きたいところだ。 10月末に名義変更の申込書を東京事務所に送付しておいたところ、昨日、コースの方から面接の日程調整の電話が入った。 面接はコースで支配人相手に行われるため、コースまで出かける必要があるのだが、ただ面接のためだけにアクアラインの高速代(社会実験やマイレージの割引を勘案しても往復で4千円)を支払うのももったいないので、何とかプレーができる日に行きたいと思って日程は別途調整することにした。 最短でも11/23だろうか。 でも、11/20も会社の関係で「かずさCC」に行く予定だし、12/3には会社のコンペで「長南CC」へ行く予定。 ちょっと厳しいかな・・。 最悪の場合は、午前半休にして電車で行ってみるのも悪くはない。 駅近(タクシーで900円)のゴルフ場というのも便利なものだなぁ。 千葉の外房にあるカレドニアンCC。 まだラウンドしたことはないのだが、富里GCに行った時、ついでに近くまで行ってコースをのぞいてきたことがある。 芝付きも非常に良さそうだし、ホームページを見ているとコースレイアウトも凄く面白そうで良い感じ。GDOの評価もかなり高い。 中間法人になるとかで、この夏に会員権の追加募集について営業とコンタクトしたことがあった。 募集金額は約400万円程度なのだが、営業経由で少し安い金額が出せるとのこと。 興味はあったし食指は動くのだが、いかんせん400万円を寝かせてしまえるほど資金に余裕も無く、当面、東京湾CCに通うことに決め、話も立ち消えになっていた。 ところが、ここ、フレンドリー登録会員という制度もあって、グリーンフィーがゲストの半額(結構大きな額になる)、フレンドリーカップという登録会員のための競技会参加、HDCPも取得可能というもの。 平日オンリーの特典ではあるが、年間4回以上プレーすると十分に元が取れるぐらいの年会費負担だし、また、300Y級の練習場や50Y以上あるアプローチ練習場が土日祝日でも使用可能ということもあり、結構使えるかもしれないと思い直し、結局、申し込むことにした。 東京湾CCの面接に行ってきた。 何時でも良いとは言われたものの、フロントが込み合う時間では申し訳ないので10時のアポイントを取った。 8時過ぎに大田区の自宅を出たのだが、ちょっと池上付近で寄り道、海ほたるに久しぶりに上がって遊んだり、コンビニで朝食をとったりしながらのんびりと移動して9時50分、フロントに面接に来たことを告げる。 2階の奥にある応接室に通されると、間もなく支配人がやってきた。 面接と言っても堅苦しいものではなく、ゴルフ暦やコースへ出る頻度、最終学歴や家族構成等を聞かれて世間話をするような感じで人となりを確認していく感じだった。 東京湾CCは東京湾スプリングスが倒産してアコーディア傘下に入ったもの。 倒産前は肥料も買えない状態でコースもかなり傷んでしまったが、外資になってから、まずは一番の資産で売り物であるコースのメンテナンスに資金を投下。今年は9Hのグリーン張替えを実施。来年、再来年と更に9Hずつグリーンを張り替えて行く計画とのこと。 また、詰め込みすぎについては、まず多くの人にコースを知ってもらうこと、コースのファンを作ること、を命題として与えられ無理して多くの組数を入れたところもあるが、来年以降は土日でも75組程度に抑えたいとの意向。また、安かろう悪かろうでは顧客が離れていくので、コースに資金を投下しながら多少のビジターフィーの値上げも視野に入れているようだ。 メンバー重視の運営とまではいかないが、ビジターとメンバー同伴者には料金格差を付けて行く方針で、これは実際に平日の特別料金では実施されていた。 フリーの来場については、土日で平均10人程度はあるようだが、断ることはなく組合せでスタートさせているとのこと。ただ、その分、予想外に組数が増えることも多くコースが込み合ってしまうので、土日のフリー枠設定の見直しをしていきたいとの意向も示された。 当日でも良いので、来場の際には事前に電話をいただきたいとのこと。 まぁ、メンバーのマナーとしても当たり前の要望に思える。 ゴルフ人口の若年化や指導層が減った結果としてマナーの低下はいろんなメディアでも指摘されているが、傍若無人な客も確かにいるようで、ゴルフ場側としても二度と来て欲しくない輩も実際にいるとのこと。インターネットの掲示板にやたら悪口を書いている人たちの一部は、もしかしたらそんな人の一人なのかもしれない。 HDCPについてはクラブハンディを採用しており、最初は5枚のスコアを提出すると月末のHDCP委員会で査定されハンディがもらえるとのこと。また、JGAのHDCP取得も可能。 バックティーの使用はHDCP14以上ということであり、是非とも14はクリアしなければ面白さが半減してしまう。 会員権の購入金額を尋ねられ素直に答えたのだが、できればコースとしての評価を上げて行って、市場でも100万円ぐらいにしていきたいという希望を持たれているようだ。 30分弱話しをして面接完了。この後、書類がアコーディアの事務所に送付され、名義書き換え料の振込み依頼と年会費の自動引き落とし書類が送られてくるとのこと。 ただ、面接を完了した旨フロントに伝えれば、明日からでもメンバー扱いでプレーさせてもらえるとのことで、非常に安心した。 レンストランの窓のまん前に、長浦コースの9番グリーンがあってプレーをつぶさに眺めることができる。これ、下手な3パットとかをすると恥ずかしいだろうなぁ。 ショップは品揃えも充実しており価格も量販店並みになっている。工房もあるし、試打クラブをコースで試せるのは凄いメリットだろう。また、アコーディア所属プロによるラウンドレッスンも5千円強の出費で受けられるようであり、なかなか期待できそうな感じだ。 総じて落ち着いた雰囲気は無いものの、実用本位に考えれば非常にリーズナブルに楽しめるゴルフクラブという見方ができると思う。 帰路はどこにも寄り道をせずにまっすぐに戻ってきたのだが、約1時間という所用時間だった。 朝早くスタートして昼過ぎにはラウンド終了。温泉に入って15時には自宅に戻れる計算が成り立つ。 なかなか良いかもしれない。 10/2以来、1ヶ月半ぶりのラウンド。 横浜駅西口に集合して4人同乗でアクアラインを渡り、カーナビに従ってかずさCCまで約1時間。思ったほど遠くはないが、やはり東京湾CCよりはかなり山に入る感じがする。久留里線のひなびた風景もなかなか良いものだ。アクアラインもETC料金が2,320円となり利用者がかなり増えているようだ。 早く到着したので練習場で肩慣らし。200Yの練習場は30球で210円。 久しぶりに広い場所でドライバーを打ってみたが、やはり現在のスイングにはフェースがオープンすぎるようで、プッシュアウトスライスを連発してしまう。 思い切ってもっと振り切れれば良いのかもしれないが、まだ、そこまでスイングに自信が持てない。 仕方なく少しグリップを左に捻ってフェースを被せて構えることによりきれいなストレートから若干のフェードに落ち着いてくる。ただ、アドレスの都度、このグリップを正確に再現するのはかなり難しいかもしれない。 アイアンは少しトウ寄りに当たっているが比較的好調。 ウェッジは距離の感覚がまだ良く判っていないのと、ブリヂストン特有のグースネックを三浦のストレートな形状に変更したため、何となくだがエッジがボールを捉える感覚に若干の違和感がある。でも、これは慣れるしかないだろう。多摩川河川敷のアプローチ練習場に通わなければ・・。 グリーン練習場が結構込み合っている。ベントBグリーンとのことだが、状態が良く非常に転がりがいいため、下りだとどんどん伸びていってしまう。 新しいスコッティキャメロンのパターを持ち込んだのだが、まだタッチが合っていない感じで、少し強めに入るようだ。 10時過ぎ、つばめコースのスタート。 前の組は女性一人を含む若い3人組みのセルフで、マン振りの素振りを何度も繰り返してからティーショットをしていることからコース初心者といった感じ。 コースに出るならトラック一杯の球を打ってからなどと言われた時代と違って、コースに出るのに抵抗が無くなったということだと思う。また、昔のようにやたら威厳ばかりを振り回すプレーヤーを見掛けなくなったのも良いことだと思うが、マナーはどうやって指導されていくべきなのか、は早急に解決されるべき課題だとも思う。 進行が少し遅れるのは覚悟したが、日の短い季節でもあり日没だけは避けたいとも思った。 キャディさんをお願いしたのだが、残念ながら乗用カートは40台しかなく80組近く入っているとのことで完全に歩き。午後のさくらコースはホール間のインターバルが長く、エスカレータが故障しているところもあって、かなり足にきた。 いくらか体力が戻ってきたように感じていたが、まだまだ下半身は弱ったままだということを思い知らされる。 ドライバーはフェースの被せ具合で曲がりを調整しつつ、大きく曲げることは無いが、やはり寒い季節は身体が完全に回らずアスリート仕様は多少つらい部分も感じる。ただ、身体が暖まってくると距離は抜群に伸びる。コンスタントに250〜260Yは出るようになってきた。 7番470Yのロングではドライバーとユーティリティでグリーン横のバンカーまで運ぶことができたし、8番270Yのミドルではグリーンをオーバーしてエッジまで飛んでいた。でも、パーさえも取れないのはアンジュレーションの強いグリーンにタッチの合わないパターでグリーンを往復したせい。(> <) ウェッジは全くダメダメ状態。 上半身に完全に力が入って打ち方を完全に忘れた感じでダフってばかり。また、バンカーの距離感が全く合っていない。まぁ、このウェッジでバンカーショットをするのは初めてなのだからコースに申し訳ないぐらいだ。 後半、ついにプッシュアウトスライスでOBを出してしまった。日が翳ってら寒さの影響が強く出てどんどん体調が悪くなってくるのが判る。7番でドライバーを曲げ、急な斜面を登り降りしてからひどい頭痛となり、8番ではドライバー2連続OB。9番は日没で完全に集中力を欠き3ホールで14オーバーの大たたきだった。 でも、ショートホールのティーショットでエスゴルフで習い始めたスイングを試してみたところ、自分でもびっくりするぐらいきれいな弾道の打球がグリーンを捉える。クラブのロフトはストロングロフトからスタンダードなものに変わっているが、距離はむしろ伸び、高い弾道の打球が自分でも誇らしいぐらい。 このスイングを早く自分のものにしたい! 全てのクラブが新しくスイングも修正中でスコアは49、57の106と二歩も三歩も戻ってしまったが、久しぶりのコースはやはり色んな面で勉強になる。 せっかく東京湾CCのメンバーにもなったことだし、もっとコースに通いたいところだが、やっぱりその前にきちんとスイングの練習をしたい。 17時過ぎにコースを出発。409号線の合流でかなりの渋滞があったが横浜駅まで約1時間半程度だった。でも、抜け道が判ればそんなに苦痛に感じることはないだろう。 マンツーマン指導とビデオ撮影による客観的なレッスンを売りにしている代々木の「ツーサムゴルフスタジオ」で初回診断レッスンを受けてきた。 代々木の駅から徒歩3〜4分。比較的小さなビルの一階に、オシャレな感じで2打席のインドアスペースがある。 打席は結構余裕を持って作ってあり、打席前と後ろからビデオ撮影ができるようカメラが備えられている。受付カウンターは打席のすぐ後ろにあって、これはホームページの写真で見るよりも狭い感じ。打席優先の配置とも言える。 必要な持ち物はグローブだけで、靴やクラブは無料で貸してもらえる。 約束の時間より少し前に着いたのだが、仕事帰りと思われる同世代の男性が右手の片手打ちドリルを教わっていた。 簡単なアンケートと申し込み用紙に記入して早速打席へ。指導をしてくれるのは20代と思われる中肉中背のインストラクター。 最初に肩慣らしで球を打った後、現在のスイングをビデオに撮りPCで画像を確認する。 現在の平均スコアは95ぐらいと申告したのだが、とてもそうは見えないとのコメント。 まず、アドレスは問題無しだが、バックスイングが始まった直後に頭が右に動いている。そしてトップからダウンに移行する際に肩から動きが始まっているため、下半身主導の動きができず、スイング軌道もアウトサイドインになりがちな動きとの分析。 確かにビデオ画像は偽らない現状のスイングを記録しており、指摘はもっともだと思った。 修正だが、左足を踏ん張ってバックスイングをすると良い、とのこと。 試しにやってみると、確かに下半身に張りを感じられるし、余分な左右にスライドする動きが無くなって非常にGoodだった。 薄暗い打席に上後方から光が当たっており、自分の頭の動きが確認できる。できるだけ頭を動かさないように、左足を踏ん張ってスイングすると、非常にコンパクトなスイングになる。 トップをどこまで回して良いのか今ひとつ理解できていなかったが、このスイングだと自然にトップの位置が決まってしまうし、極端に意識しなくても右膝が外へ流れるようなことは無い。 それと、もう一つ良かったのはフォローで自然に右膝が左腿の内側に入っていくこと。 これは驚きだった。 多分、腰や下半身の動きはこういうことなのだろう、と何となく思った。それと、一部分の現象を指摘されるのではなく「どこをどうすればきちんとしたスイングになるか」を教えてもらえそうな気がして、このスクールに通ってみる気になる。 修正後のスイングも録画し、合計3スイングをCD−ROMに焼いてもらって持ち帰った。 40分間のレッスンだが、ポイントが明確であれば、むしろ時間的には適当なのかもしれない。ただ、一回6千円はやはりかなり負担になるだろう。 でも、一応入会金を払って何度か通ってみようと思う。 ストレッチの重要性を認識し、「球を打つよりストレッチ!!」のはずなのだが、どうしてもドライバーのスライスの原因を把握したくて練習場へ。夕飯近い時間だったので距離のある練習場まで行くことはできず、とりあえず一番近い「久が原」へ行くことにした。 まず8番で肩慣らし。昨日指摘を受けたとおり左膝をできるだけ動かさないよう下半身をどっしりと踏ん張る感じで、頭というか身体全体の重心を動かさないようにスイングする。 つい昔の「掬い打ち」が出て引っ掛けぎみになるので、エスゴルフで教わった打ち方を思い出しつつ修正。かなり安定して鋭い打球を何球も続けることができるようになった。 あまりトップを深くせず、早いテンポで切り返し、クラブに任せてフェースがインパクトで飛球線に正対するようにすれば、右膝がきちんと左腿内側に入り、きれいなフィニッシュときれいな弾道の打球が得られる。 求めていたものに出会えた感じで、少し上気した。 多分、エスゴルフで教わっているのは、フェース面とボディターンの一体化だと思う。今日もいろいろ試してみたのだが、そう理解するのが正しいと思える。 もう一つ忘れていたことに気付いた。 トップを深くしようとして手の甲側に折れるようなコックが癖になっていたのだが、これだと当然フェースが開いてしまう。アイアンだと何とかインパクトまでに修正することができるが、ドライバーだとフェースの向きをコントロールできずにフェースを開いたままインパクトするしかなくなる。 どスライスを打ってしまう時、必ずフェースが開いたままで返ってこなくなるのは、間違いなくこの間違ったコックのせいだと確信した。 ドライバーに持ち替える。 身体が左右にスライドしないよう、また、コックが甲側に折れないように気をつけるとストレートな強い打球が確実に打てる。 う〜ん、ドライバーをフックに入れ直そうかと考えていたのだが、もう少し打ってみてからにしよう。(^^; ただ、ドライバーはどうしても、きちんとボディターンで打ってフォローで手をロールすることができない。どうしても上半身の回転だけで打っている。 これは上半身の力でなんとか上手く当てるスイングが染み付いているからなのだが、それでも250Yという飛距離を得られていることもあって、どうしても改善ができないでいる悪癖。 でも、今日は下半身をしっかりさせる意識が強く持てたせいか、上半身の力を上手く抜くことができて、まがりなりにも8番と同じような打ち方が試せる状態だった。 力一杯振る感覚はないのに、鋭い打球が飛ぶことに少し驚きを感じつつ、やはりこの打ち方を追求しないと更なるヘッドスピードアップは望めないことを実感した。 打ち方を変えていくのは簡単ではないが、ショートアイアンから順にでも良いので、何とかきちんとしたスイングをものにしたい。 やっぱり、もっと練習したい!! 毎日でもいいんだけどなぁ。 中嶋常幸を復活させた石渡コーチのDVDを買ってきた。 身体が硬くなっていることが、かなりスイングに影響を与えていることは間違いないと考えたからこそDVDを購入したのだが、肩甲骨や股関節の硬さが非常に悪さをしていることが具体的に指摘されていて身に染みる内容だった。特に、左膝が流れたりする悪癖が股関節の硬さに影響されているということは、実際にスイングをしていて感じるものだった。 硬さのチェック・・・股関節は本当に硬い。若い頃から硬かったのだが、本当に硬くなっている。ため息しか出ないほどだった。 で、とくかくメニューをきちんと決めて、毎朝、ストレッチをやっていくことにした。 <ストレッチ手順> 1.肩甲骨ストレッチ1 ・手を頭の後ろでつないで、左右にスライドさせる 2.肩甲骨ストレッチ2 ・両手を前へ伸ばし甲をあわせた状態から、両肘を背中の方向に引く 3.肩甲骨ストレッチ3 ・両手をY字に上げ、左右に捻じる 4.首の回旋 ・両手をY字に上げ、手から前方下、反対の手へ視線を移し首をまわす 5.股関節(立位) ・肩幅に足を開き腰から90度前屈、腕を垂らして尾てい骨を軸に左右にゆっくりまわす 6.股関節(座位)1 ・足の裏を合わせ両肘で股関節を押し 7.股関節(座位)2(左右5回) ・手を後ろに置き膝を立て、片方ずつ内側に倒す。 更に、シングルを目指すのであれば、身体を鍛えることも必要とのことで、次のメニューが用意されている。 <トレーニング> 1.バランス ・目を閉じて片足で立ち続ける 2.腹筋 ・半身を起こして手のひらを膝の外側に ・左右の肘を反対の膝 3.背筋 ・四つんばいから左右逆の手と足を伸ばす ・身体の下で肘と膝をつけてから伸ばす 4.肩 ・仰向けで両手を横に伸ばし、肘を支点に上下に倒す ・両手を伸ばしゆっくりスイングしながら、各ポイントで両手を左右に捻じる 5.股関節 ・仰向けで足を挙げ、足の付け根から左右に捻じる 続けられるかどうかは、ゴルフに対する情熱がどれぐらいあるか、ということなのかもしれないが、寒くなる季節に向かって早起きして身体を動かすのは結構つらいのも事実。 でも、頑張りたい、と思う。 土日に練習場をハシゴしてドライバーのスイング修正に取組んではみたのだが、スライスが止まらずかなり悩んでしまった。 寒さで身体が回らないことも問題かと思い、比較的やさしいスリクソンW-505 Diamana73(S)も試してみたが、程度は軽くなるものの基本的なスライス傾向は変わらない。確実にスイング軌道がおかしくなっているということだ。 以前、購入したままになっていた練習器具の「テンポマスター」を引っ張り出してきて、室内で少しずつ振ってみることにした。 この器具は、非常に柔らかいシャフトに小型のヘッドが取り付けられたもので、実際に球を打つこともできるが、切り返しやスイングテンポが狂っていると、インパクトでまともにヘッドが戻ってこないのと、そもそもスイングがきちんと完結しないような仕組みになっている。 更に、この器具を全力で振る、なんてことはとてもできないため、自然にスイングスピードが遅くなって各部のチェックができるのも利点に思える。 しばらく振ってみたところ、あきらかにトップでの切り返しが早すぎてヘッドが開いたままインパクトを迎えていること。また、身体がかなり先に開いて、左膝が棒立ちになっていること。スイング軌道が極端なアウトサイドインになっていること等が確認でき、基本に返ってスイング軌道の修正を行うことができた。 練習器具を万能視するつもりは毛頭ないが、使えるものは有効に使って行きたいと思う。 |