45歳アンパンマンのゴルフ再入門
2005年10月
2005年 10月 01日 ロイヤルオーク(群馬) |
2005年 10月 09日 馬込ゴルフガーデン |
2005年 10月 10日 加藤農園ゴルフ |
2005年 10月 29日 ゴルフ科学研究所 |
2005年 10月 30日 久が原ゴルフ練習場 |
2005年 10月 31日 エスゴルフ |
行きつけの西麻布のおでん屋さんのコンペで群馬県の「ロイヤルオーク」へ行ってきた。 安中榛名まで新幹線で東京から1時間強。クラブバスで山道を20分。思えば遠くに来たものだ。 本来は泊まりでゆっくりする企画。今回は家庭の事情もあって日帰りとさせてもらった。 コンペ4組目で10時半を過ぎてのスタート。同伴者はいずれも初対面の方ばかりで多少緊張するが、それなりにゴルフのレベルも合っていて結果的には非常に楽しいラウンドだった。 緊張のファーストホールの第一打。ドライバーは前夜に鉛を5g追加したもので、素振りの感覚は非常に良いのだが打球がどうなるかは判らないといった状態。慎重にアドレスをして脱力に気を付けて軽めのスイング。まっすぐに出た強いボールが途中から右にスライスしていく。う〜ん、こすっている感じはないんだがなぁ。。 結局、この日のドライバーはずっとスライス気味の球で、それを加味して狙う方向を決めていくことで対処した。本当は鉛を一つはずしてみたかったのだが、一応コンペなのでそうもいかず、まぁ仕方のないところだ。 でも、距離は相当飛んでいる。短めの打ち上げミドルホールでバンカー越えを狙った打球は、ぐんぐん伸びてグリーンの30Y手前まで届いていた。 アイアンは、ネットオークションで入手した三浦技研のCB3002(ダイナミックゴールドライト)をしばらく打った後でもあり、ViQ Forged(ライフル90)がやけに頼りなく軽い。 やはり、アイアンセットはなじんだものを一つだけにしなければならない、と強く感じた。 また、ウェッジだけがダイナミックドールドでやけに重いせいか、何回もダルるミスが続いたり、もともと構えにくさを感じているピッチングでは、予想通りミスの連発になったり。それと、ピッチングと52度との距離のギャップは、やはりコースに出るとかなり厳しいことを確認した。 グリップの太さをミドルサイズにしてから距離感が出なくなってしまったパターは、グリップの重さを元の60g近辺に戻したため、まずまず好調。2〜3mのパーパットも読み通りに転がすことができたりして、かなり気分が良かった。3パットが3度あったものの33パットはまずまずというところだろうか。 この日、初めてオリンピックという握りを理解できた。 結局、グリーンオンした後、ワンパットで沈めれば握りをもらえるということ。この日は6回のワンパットがあり、結構稼げたのかもしれない。(実は精算しなかった) 昼食の休憩が短かったので、午後は食べてすぐの状態でラウンドを再開したのだが、やはり昼食は軽めにしないと良くないことを確認。豚が美味しい、ということで生姜焼き定食を食べたのだが、胃にかなり負担をかけたようだし、生ビールの影響が3ホールぐらい残ってしまった。最近、飲みつけていないせいか、耐アルコール性が弱くなっているのかもしれない。 前半は45、後半は出だし2ホールで8オーバーとたたいたが、あがり4ホールを連続パーとして盛り返し47。 パーを粘り強く重ねていく感じは、久しぶりにゴルフに集中できた感じで非常に良かった。 トータル92は今年のベストスコア。 ショットはどれもあまり褒められたものではなかったが、80台もそんなに難しくないという印象で、今後、更に練習に意欲が沸く。 大田区に引っ越して初めてゴルフ練習場に行って来た。 「馬込ゴルフガーデン」まで車で約5分程度。 距離は50Yしかないが、打球の感触を確かめるには十分だと思う。 6時から9時までが早朝割引で入場料込み¥1,000で75球。@13.3円は安いとは言えないが・・。 7時過ぎに到着したのだが、駐車場は満杯。たまたま出て行った車があって止めることができたが、もっと早く来ないと厳しいようだ。同様に打席も1階は満席だった。 1階の2番打席に何とか入れたのだが、前がレフティ用打席で当然のようにレフティの方がいて既に練習中。向かい合うと何となく妙な感じ。それと、前の打席からシャンク気味の球が連発されるのもなかなか怖かった。 できるだけ打つタイミングが合わないように気を遣いながらの練習になったが、打球を打つことに集中してしまえば、大して気にはならない。 6番アイアンのみで、高くティーアップして球をクリーンに打つ練習の中で、右手の動きを気にしつつトップの位置を決めることを意識した。 あとは、リズムの変更。 一拍目をフォワードプレス。二拍目でバックスイング。三拍目でインパクトという感じにしたのだが、インパクトを急ぐ傾向になりがち。 三拍目のリズムに合わせると、バックスイングが超早い感じになるので、これもNG。 やはりリズムの変更は難しい・・。 日ごろから何かにつけてスイングリズムを考えていけば、何とか身体になじんでくれるかもしれない。 ちなみに、耳につけるメトロノームを買ってみたのだが、三拍目がどうしても合わないため、今日のところはあまり使用しなかった。自宅で素振りをしながらリズムの改善を図っていきたい。 大田区に転居して気軽に通える練習場を探しているのだが、蒲田の少し南側にある加藤農園ゴルフに行ってみた。 距離は40Y程度しかないが、明るい雰囲気の練習場で、比較的広いグリーン練習場、バンカー練習場が併設されているほか、ビデオ撮影を利用したスイングチェッカーによるレッスンも受けられる設備がある。また、ジュニア教室にも積極的に取組まれているほか、バスによる送迎付きのツアーもあるようだ。 日曜の午後だったが、特に待つこともなく一階の打席に入ることができた。 前の打席の方のスイングリズムが非常に良く、それを見ながら自分のリズムを作っていったところ、下半身主導のダウンスイングが出来て調子が良い。 フェース(左手の甲)をボールに向けたままテークバック。肩まで上がったら、トップに少しヘッドを置いておいて、下半身から切り返し、体重をボールにぶつけるように打つ。クラブは大森のユーワールドで組んでもらった三浦技研CB3003(ダイナミックゴールドSL)。新しいクラブだが、最初からしっくりと馴染む感じがするのと、何より久しぶりのダイナミックゴールドの感触が良い。やはり、長年使っていたシャフトを変更するのは良くないということなのだろうなぁ。 SYB FC-614の13度のヘッドにNS-Pro Tour85を組んだスプーンは、しっかりしたシャフトで安心して振れるが、マットからだとロフトが無いせいか、ちょっと難しく感じるのは仕方のないところだろう。でも、叩きにいっても絶対に左には飛ばないだろうなぁ、と思わせるクラブに仕上がっている。特に、今日はリズムが良いので、気持ちよく振れる感じがする。 スイングのリズムと調和が取れず、上半身が勝手に回るようなスイングになると、ろくな球が出ない。 スイングリズムの重要さを再認識した一日だった。 ゴルフ科学研究所の無料レッスンに行ってきた。 場所は八雲にあるDo柿の木坂ゴルフガーデンの2階。専用打席を3席確保し、事務所の中にも3方向からビデオ撮影ができるスイングチェックスポットを備え、多数のインストラクターが在籍しているようだ。 まずはアンケートを記入。 いろいろとゴルフ雑誌に書かれているエッセンスに対し、日頃、気をつけている事項があるかどうかというもの。身体の内的感覚に関するメッセージはあるけれど、物理的なスイング理論とは違うものであるということを言いたいようだ。 次にビデオ撮影。 最初はドライバーによるスイングプレーンのチェック。 ついで、サンドウェッジのハーフショットという課題に対して、バックスイングの上がりすぎることを実際に自分で体験し、身体の感覚と実際の動きにタイムラグがあることを実感させるものだった。 次に骨格模型を使用して、スイング時の骨格の動きを説明。 背骨のねじりは構造上17度以上はねじれない。ゴルフスイングは鎖骨と肩甲骨がつくる肩の可動域を一杯に使って大きなスイングアークを作ることが重要とのこと。 実際、プロのトップスイングの分解写真を見ると、前から右の肩甲骨の盛り上がりが見えるぐらいに肩を動かしている。 これは、今まで知らなかったことで、新鮮な驚きを覚えた。 もう一度、打席に戻って社長が流暢な語り口で独自のスイング理論を語り始めた。 要点は3つ。 1.首の後ろ(軸のことか?)がボールより左にあればフック、右にあればスライス 2.ヘッドがスイングプレーンの下から入るとフック、上から入るとスライス 3.リリースが早いと弾道が高く、遅いと弾道が低い ストレートボールを打つためには、理論上、3つの要点を全てスクエアにする必要があって非常に難しいものであり、むしろ、インテンショナルに球の高低、左右の曲がりを打つことによって、自分の意図通りの球筋を打てるように練習をするべし、ということだった。 実際にドライバーを持って球を打ち実演されると説得力がある。 更に、サンドウッジに持ち替えてピッチエンドランでの球筋の実演。 アプローチショットでもボールを右においてヘッドをクローズに持ってスイングすることにより、球足のあるボールが打てる。 逆に、ボールを身体の左においてヘッドをオープンにしてスイングすると、スピンの効いた高い球が出る。 また、球の高低についてはリリースのタイミングで変わるというのは新鮮だった。 その後、実際にドライバーを打たせてもらったのだが、ダウンの半分を過ぎたあたりで思いっきりリリースをする感覚で丁度インパクトのヘッドスピードが最大になる感じ。 そして、初めてグリップにヘッドの動きによる遠心力を感じることができたように思う。 これまで、腕の力で振っていたのだが「クラブに振られる感覚」というのが、何となくつかめそうな気がして大きな収穫だった。 また、軸が右にずれていることからスライスになっていることを指摘され、極端なフック打ちのドリルをやってみたが、3球も打つと元のスイングに戻ってしまう。ただ、軸が右に傾いているためにスライス系になっていることを指摘されたのは有益だった。 ただ、ミズノゴルフスクールでは、当初スライスばかりになっても軸をボールよりも右に置くことを教えられている。こちらにもそう指導する論拠があるはずだ。最後まで指導を受けられずに中途半端で終わっていることが悔やまれる。 また、ダウンスイング途中の早い段階で思いっきりリリースをしてしまうというのも新たな感覚だし、是非、取り入れてみたいと思う。 自分ではきちんと振り切っているつもりでも、上手く球にヘッドを当てに行くスイングになっているのかもしれないと認識を新たにした。 肩甲骨を意識したバックスイングと自覚したリリースによって、かなり大きなスイングアークが描けることが確認できた。 この感覚を忘れないうちに、早く球を打ってみたい。 前日の「クラブに振られる感覚」を忘れないようにと、休日出勤の後、少し無理をして近くの練習場に行ってみた。 久が原ゴルフ練習場は自宅から一番近いのだが、HPが無く、これまでその存在を知らなかったもの。照明料込みの入場料が400円で、後は600円で50球の自動販売。距離は60ヤードぐらいだが、球を打つ感覚と方向、高さを見るだけなら必要にして十分かとも思える。何より、この近辺で@12円は安いと思う。 7番とドライバーで、ダウンスイング途中での早期リリースを試してみたが、ついつい力が入るのと、スイングのリズムが完全に壊れてしまって、7番では何となく感覚がわかる感じだったが、ドライバーは完全に崩してしまった感じだった。 帰宅後、女子プロのビデオを見ながら宮里藍のスイングリズムを覚えるように努力する。ドライバーからショートアイアンまで変わらないリズムでクラブを振れるのは本当に凄いことだと思える。 やっぱり、ゴルフって難しいなぁ・・。 インターネットで自宅近くの練習場やスクールを検索していたところ、E-GOLFのサイトで奥沢にある会員制インドアスクール「エスゴルフ」を見つけた。自宅からも比較的近いのと、きちんとしたティーチングプロが指導してくれること、スイング分析にビデオを活用し自分のスイングを自分で確認できることから有益かもしれないと考え、早速、無料体験レッスンに行ってみた。 会社から都営三田線経由東急目黒線で奥沢へ。駅から徒歩2分程度のビルの地下一階に「エスゴルフ」があった。思っていたよりも大規模で、ゆったりとした練習打席が6打席とビデオ指導打席が1打席、練習グリーンに小規模ながらロッカールームもある。 会社帰りのユーザーも多いのか、運動靴とグローブ、クラブは無料で貸してくれるとのこと。ここはソフトスパイクも禁止。 ロッカーで上着とネクタイを取って運動靴に履き替えてビデオ指導打席へ。二人いるプロのうち若い方のプロが丁寧な言葉遣いで指導をしてくれた。 まずはゴルフの経験と目標、最近悩んでいることなどを聞かれる。合計して10年ぐらいの経験にはなるが10年ぐらいブランクがあって半年前に再開したこと、やるならシングルを目指すつもりであること、ドローヒッターだったがドライバーだけがプッシュアウトスライスになることやスイングリズムに悩んでいることなどを告げる。また、ウッドはドライバーは好きだければフェアウェイウッドは不得意で、どちらかと言えばアイアンが好きなことを聞かれるままに答えた。 5番アイアンを3球、クリークを2球打ってビデオを見ながら解説。 アイアンは球は捉まっているが、インサイドアウトのスイング軌道でフックを打っている。トップで身体が窮屈になると共に、シャフトが前に出てきてシャフトクロスを起こしていた。そう、このシャフトクロスにはずっと解決策を見出せないままだったのだ。 プロから、このスイングのままで一部を修正していくか、スイング全体のリストラクチャリングを行うか、どうしますか、という質問。 どうせならスイング全体を作り直したい、と即座に答えた。 現在のスイングの問題点は、まず最初にアドレスでのバランスにあるとの説明。 足の付け根から前傾しているのは良いのだが、下半身が棒立ちであることから、身体の前後方向の重心がかなり前寄りになっているとの指摘。 基本は上半身が前傾になる分、腰を後ろに引いてバランスを取り、前後バランスは丁度くるぶしのあたりに感じられるように立つことが、スイングの土台を作るのだという。 プロゴルファーのアドレスの写真をいくつか見せられたが、確かにそういう視点で見ると誰もが言われたとおりの立ち方をしているように見える。 そう言えば、後ろから見てくるぶしと膝と肩が一直線になるようなアドレスが望ましい、という記述を読んだことがあった。 実際に立ってみる。 5センチほどの角材の上に土踏まずで立って、アドレスを作る。 角材から落ちないように腰を後ろに引きつつ前傾をして行く。 何とか、バランスを保ちながらアドレスの姿勢を作ることができた。 その後、打席に案内されて10分程度、実際に教わったアドレスを作りながら球を打ってみる。なるほど、こういうふうにレッスンが進んでいくのだ、ということが良く判る体験レッスンだった。 プロの指導は約20分程度。スクールでも1時間のうち20分間、プロとマンツーマンの指導を受けられるという設定になる。 スイングの基本的な部分の理論と再構築をやっていく、というコンセプトには凄く賛同できるし、しばらくここへ通ってみようと思う。 ちなみに、最初は体験コースということで、8回のレッスンが約3万円。これは、ミズノゴルフスクール等と同等だし、特に高いといった印象は無い。 それで継続してみようということになったら、5万円の入会金が12,500円に減額されて、月会費1万円と2千円/回のレッスンフィーとなるとのこと。 ま、取りあえずスイングのリストラクチャリングに挑戦してみようと思う。 |