ゴルフ会員権の購入を悩んでいる方に特におすすめします

<購入に至った背景①>
初めての会員権は、茨城県のコースで総額45万円でした。ただ自宅から片道140kmの距離を往復する必要があります。
しかも高速道路を使うとそれだけで結構な高速料金になってしまうのが辛いところ・・・
ラウンド回数を増やすには経費も削減せねば・・と、当時のETC深夜早朝割引や、いろいろな下道を駆使して通っていました。
おのずと、もう少し近くのゴルフ場に興味が沸いてくれるのが人情ですね。
メンバーの知人が会員権を多数?お持ちの方がいらっしゃいまして、いろいろとアドバイスを頂いた中で、加賀屋ゴルフに相談するといいよと・・・・それから加賀屋ゴルフのホームページを見るのが日課に・・・
ゴルフ場研究が趣味?になりました。

<購入に至った背景②>
2008年のリーマンショックの翌年は、高速1000円とか、いろいろとありました。その中で、2009年8月からアクアラインが普通車800円になるという社会実験がアナウンスされました。ETC特別割引が2320円でしたので、一気に房総半島方面に興味が沸いていきます。加賀屋ゴルフのホームページを見てみると・・・
社長が入会しているコースというのが一等地にありますが、そこに大多喜城ゴルフ倶楽部がありました。
会員権のプロが入会するのだからきっといいに違いないと、5月に知人を誘って早速のお試しラウンド、すんなりいいスコアが出てしまい、少しコースに手ごたえが足りないかな?などと生意気なことを思っていました。
今思えば白ティーだったんですね。ゴメンナサイ。

その他、社長の独りごとの2009年9月11日号には、クラブハウスがゴージャスで練習場が充実しているとして紹介されています。
同12月18日号には”タイミングを逃すと、良い売買は出来難くなります”と、きっとこれで背中を押されてますね。
何はともあれ、あれよあれよと2010年1月に入会完了です。

<コースについて>
27ホールあるので、ワンハーフ廻るにはちょうど良いです。
ほぼほぼフルバックで廻りますが、長いホール・短いホール、打ち上げ・打ち下ろしとバリエーション豊かですね。
OBは少ない方だと思いますが、要所要所で効いていますので、それなりにプレッシャーがかかるホールもあります。
ホール毎の難易度もバリエーションが豊富で、あわよくばバーディを狙うホールや、なんとかボギーで凌ぐホール等、総じて飽きのこないコースだと思います。

過去には、男子ツアーの予選会も行われていたようで、ラフとピン位置次第では、難易度も上がります。
今年(2020年)の9月はラフも長く、手ごたえ充分?でした。自分の本当の実力(不足)を垣間見たような・・・・
中コースの上り3ホール、603yard PAR5, 223yard PAR3, 438yard PAR4(グリーンは池越え)は完璧です。

<メンテナンス>
抜群ではありませんが、平均レベルかな?と思います。少しでもコースが良くなるよう、前が詰まった時はせっせと目土作業で徳を積んでいます。イライラするよりはメンタル的によろしいようでご褒美でナイスショットが出たりしますので、徳を積むというよりは下心ありありです・・・ゴルフは不思議です。

時々グリーンがとても速いときがあるのですが、結構2段グリーンとかもありますので、ピンの位置次第では難易度が急に上がる時もあります。

<雰囲気>
ご一緒させて貰うメンバーさん達は、皆さんフレンドリーな方ばかりで感謝しております。
従業員の皆さんにも大変よくしてもらっています。追加ハーフ行かないんですか?と、背中を押してくれたりもします。

夫婦でご入会されている方がかなり多いと思います。堅苦しくない?雰囲気がきっと良いのだと思います。
もっと競技に出たりとか、時間帯を変えたりすると雰囲気が変わるかもしれませんね。
私自身は2020年は38回訪れました、きっと居心地が良いんだと思います。あと、追加ハーフの安さかも。

<クラブハウス>
3階建ての立派な建物で、エレベータが2機あります。
レストランからコースを一望できる眺めは最高です。もちろんお風呂も大きいです。何故かトイレも広いです。
乾燥室は人間が中に入れるのですが、奥行き15mくらいありますかね?中で着替えが出来ます。
ゴルフクラブを預かってくれますので、メンバーの方は結構キャディーバックを預けてますね。
アプローチ用のミニバックも預かってくれるなど、ちょっとしたサービスが心憎いです。

<自身のプレー形態>
電話や受付で週末の組み合わせ枠へのエントリーをお願いしています。
週末のラウンドも、一人だとその週の平日に電話すれば、メンバーとの組み合わせ枠で廻れます。
夫婦2名でエントリーされている方は、前もって定期的にエントリーされているらしいです。
当方はそういった方が予約された枠の空部分に上手く混ぜてもらっている感じかもしれません。
土曜日にラウンドして、不本意な結果に翌日曜日のエントリーをお願いすることも多々ありますが、大概大丈夫な感じです。少し余裕を持たせてくれているのかな・・・感謝です。

朝の早いスタートでラウンド開始し、最初のハーフはサクッと(最短で4名で90分)ラウンド、そのままスルーで行ける場合もあるのですが、最近はゴルフ場も賑わっているようで、早く廻ればその分、長めの休憩時間となってしまいます。2時間でラウンドすれば1時間くらいの休憩ですかね。
で、後半は普通の?速度でのラウンドとなります。

追加ハーフが1000円+税と格安!、ついつい1.5ラウンド廻ってしまいます。
平日など組み合わせが出来ない場合、一人でも廻らせて貰えます。寂しい反面、修行には最適です。
メンバーは練習場ワンコイン(カード)が無料、アプローチ、バンカー練習エリアあり、パッティンググリーンも複数面あるのが良いですね。練習+お風呂で500円?+税というのもありのようです。(自分がやったことは無いので、料金はご確認くださいませ)
メンバーは特に申請もなく一番後ろのティーを使っています。意外とこれってありがたい事かも?と思うことがあります。

土曜日にしっかり1.5ラウンド、茂原や近所のゴルフ場併設のホテルに泊まって、翌日さくっと1ラウンドというのも多いパターンです。仲良くしてもらっているメンバーの方と、宴会付き泊まりラウンドは楽しかったですね。
宴会が出来る日が早く戻ってきてほしいものです。

<競技>
月例はBクラスは青ティー、Aクラスは黒ティーで、違う週に行われます。
コロナ禍で現在は表彰式はありませんが、競技後のデザートサービスは継続しているようです。
コロナ禍前は、入賞予定者の方+αのこじんまりとした表彰式がありました。
倶楽部選手権ももちろんありますが、雰囲気とかは参加出来るようになったら報告したいと思います。
予選は27ホールで行われるようで、熱戦が繰り広げられている?はずです。2021年こそデビューしたいところです。

<一長一短?>
自走カートなので、速い反面、誰かが運転しないといけないので連携にはコツが要ります。慣れたメンバーと阿吽の呼吸?で最適化している時は、流れのスムーズさに感動すら覚えます。
特にトップスタートの時は、スコアよりこの流れを大事にする時もあったりします・・・・(なんでだろ?)。
ただ、ひたすら歩きたい時、特に健康診断が近く体重を落としたい?時?は、リモコンカートが欲しくなりますね。

上手くいくと7:00頃のスタートの場合はスルーで廻せて貰えて午前中で終了できることも、一方、スルーに備えて軽食を用意しておくことが大事です。その結果?、休憩が入っても持参した軽食で済ますことで昼食を取られないメンバーもいらっしゃいます。寂しい想いをすることもあるかも、むしろこの緩さ・自由さが良いという意見も多いです。

<交通>
横浜から約90kmで、アクアライン+鶴舞IC経由で1時間15分で到着、早めのスタートを選べば、ほぼほぼ渋滞無しで横浜に戻れます。一つ手前の木更津東を使われる方も多いです。
鶴舞ICに比べ、所用時間は+5~10分くらい、ただしワインディングロードを楽しく走れる人向きです。

1.5ラウンドするとアクアラインの混雑に巻き込まれがちですが、東名の上りとかに比べればかわいいものかと。
アクアラインの片道800円はいまだに社会実験らしいので、財政負担の継続論議もあり、心配ではありますね。

<総じて・・>
立派なクラブハウス、飽きの来ない個性豊かな27ホール、茶店も友人サービスありで、朝食バイキング+昼食+ドリンク付きのパスポートプランがゲストにも好評です。
メンバーになればバックティーから距離のあるホールではしっかり飛ばしていく必要もあり、ダイナミックな?ゴルフが堪能出来るかと思います。
名変料も30万円+税と良心的で、東急の経営なのでそれなりに安心、系列ゴルフ場の割引券も重宝します。
49万円の証券が50万強の相場ですから、ほぼほぼ名変料の30万円+αで会員になれるという計算もあるのでは?と思っています。

さすがに東急なので民事再生とか、突然の売却とかはしない・・・と思いたいですが、責任は取れません。
少しゲストの比率が多いかなと思いますが、友人を誘いやすいお値段なんだと思います。
緩くて?フレンドリーなクラブライフが送れると思いますが、濃密なクラブライフを求める方には向かないかもしれません。

ご夫婦での入会をお考えの方には投資対効果含め、かなりいい線行っていると思います。このあたりはゴルフ場銀座ですので、いろいろ目移りされるかと思いますが、一度ラウンドしてみられると良いのではと思います。

<余談>
2010年3月には、加賀屋懇親会が14名参加で開催され、前田社長が新ぺリアでベスグロ優勝をされていました。
颯爽と取り仕切りつつも、涼しい顔してベスグロを出されるその姿が、とても眩しかった記憶があります。

I.M

 

掲載日:2021年1月19日