よもやま話 コミュニティ

初めての倶楽部ライフを楽しんでいます  作K.Mさん

株式会社 加賀屋ゴルフ
代表取締役 前田様

 

 富士カンの新規募集でお世話になりましたMです。おかげさまで、初めての倶楽部ライフを楽しんでいます。
初めての会員権購入とクラブライフのスタート1か月について記してみました。

 

<茅場町へ>

 数年前にゴルフを始めたものの、季節に1回あるかないかというペースでは帰りの飲み会が目的みたいなものでした。いまだに、スコアは110を切れば上出来というレベルです。そろそろ上達しなきゃと周囲に聞いてみると「上達は場数だ」なんて言われます。ならば、まずは場数を増やしてみようかと一人予約ランドを利用してみました。ありがたい仕組みなのですが、仕事休みである土日祝に行けるコースが限られる上、前々からチェックしておかないと都合のよい空きが見つかりません。この辺りなら行けそうだと予約を入れますが、別予定が入ったり天気が悪くなりそうなときは見送ることになります。匿名とはいえ日程が近づいてからキャンセルするのも気が引けますし、シーズンに入ると取りづらくなり値段も高くなっていくようです。「『明日行きたい』『回数を増やしたい』のためには、(手ごろな範囲で)会員権購入かな。」と思い始めていました。

 

 そんなときに、チェックしていた加賀屋さんHPのコラムタイトルが目に入りました。「50歳未満のゴルファーにお勧めしたいコース」とあります。上限に近いとはいえ対象なので、どれどれと読んでみますとかなりお薦めのようです。ふむふむ「本物」ねぇ。問い合わせフォームに入力したあとで、送信するかしないか再考するつもりでしたが、「あれっ、送信しちゃった~?!」と会員権取得がスタートです(私が押し間違えたのか、加賀屋さんの作戦か?)。
 早速翌日にメール返信が来ています。せっかくですので相談してみようと日時を決めて茅場町を訪問してみますと、前田さんの熱い語りに気分が高まってきます。休みだというのに家に帰ってからジャケット・ネクタイに着替えて写真を撮りに行ってしまいました。残りの書類も翌週用意して書留(加賀屋さんが切手貼付済の封筒を用意してくれました)で送ります。このころは「ちょっと遠いし年会費も高いけど、手の届く額だよな。」と冷静を装いながらも期待が膨らみつつありました。これが2月のことです。(いきなり書類を送っている時点で冷静でないという気もしますが。。。)

 

<承認まで>

 推薦をお願いする方との同伴ラウンドについて日程設定をしてもらい、春分の日に初めての富士カントリー訪問です。朝、緊張気味に同組の方に挨拶をしたところ、朗らかに返してくれました。天気とメンバーに恵まれて気分よく廻れます。同組のお三方は干支2周(+αの方も)ぐらい先輩とのことですがお元気です。キャディーさんもベテランさんがついてくれて、大分助けてもらいました。プレイ終了後に面接などがあるかとも思いましたが、そのようなものは特になく「お疲れ様でした。」で終了です。「きれいなコースで雰囲気も良い、会費が少々高くても気持ちよく過ごせるならOKでしょ。」と楽しみになってきました。それに富士山が近くに見えるのはうれしいものです。

 

 視察ラウンド翌日に面接日程の打診で前田さんから電話です。もちろん、承知の旨をお伝えします。4月中旬水曜日の夜に日本橋(茅場町ではありません。)で委員の方お二人との面接となり、自己紹介含めた雑談で和やかに終了です。土曜日の理事会に諮って頂いて、翌週木曜日に承認通知を受領しました。金曜日の夜に諸費用振込処理をかけて、推薦していただいた方と加賀屋さんへのお礼状を作成します。あとは、お礼状を投函したら私のすることは完了です。応募書類の用意やチェック・間に入っての日程設定とお手間をおかけしましたが、募集の場合には加賀屋さんへの手数料が不要ということで感謝!です。

 

<メンバーとしてデビュー>

 富士カントリーは諸費用の支払前でも理事会承認がされればメンバーになるとのことでしたので、「送金は月曜だけど、メンバーになっているはず!」と日曜日の一人予約TELをしてみます。最初は同姓の別の方と間違われたのでメンバー扱いになっているか少し心配でしたが、翌日は無事(メンバーとして登録されていました。ホッ)デビューできました。メンバーとしての初日なので富士山に出迎えてほしかったのですが、残念ながら雲の向こうです。

 

 ラウンド自体は、前組・当組ともに3名だったこともあってサクサク回ることができ、8:00すぎのスタートで13:00すぎにホールアウトです。同組の方が先週廻られたときは結構かかったらしいですが、今日は順調です(スコアも順調になってほしいものですが、前回よりも増えてしまいました。こちらは今後に期待しましょう)。

 

 さて、お風呂に入りながら考えてみます。「次の土曜日にも来たいので今日はクラブを置いて帰りたい。それに、2回とも車で来たけれど、帰りの高速渋滞を考えると今後のアクセスは電車メインの方が良いかも。」ということでクラブ預けについて相談したところ、契約ロッカーとのセットということのようです。考えても仕方ないのでその場でお願いしてしまいます。早速、今日から預かってくれるとのことでした。
 クラブを預けてしまえば富士カントリーに来る際には便利ですが、別コースや練習場に行くこともありますのでもう1セットあった方が助かります。このときにはクラブセットが2つあったわけではなく、余分に持っていたのは1W、FWとAWだけでした。「今のクラブ買ってから随分経ったし、買っても良いよなぁ。」と自分に言い訳をしながら帰路につきます。早く上がれたおかげで渋滞もなく自宅の最寄ICには15:00過ぎに到着、この時間なら寄り道は十分できます。ということで、ビクトリアと中古ショップに寄り道です。家に帰ってGDOショップでポチリ(アイアン、SW、PT、キャディバッグ)。送り先は家庭平和のため富士カントリーを指定します。

 

<電車でGo!るふ してみる>

 さて、2回目候補は次の土曜日です。月曜日に調べてみると朝っぱらから東名下りで渋滞発生予測、電車でも間に合うスタート時間で2回目の一人予約をお願いしました。それとは別に電話をいれて、クラブにクラブが送られる旨を伝えます。(ん?)
 2回目当日は余っていたクラブをもって電車でGo!るふです。乗り換え2回で御殿場駅着、駅からクラブバスに乗れば10分程度で到着です。GDOで購入したクラブはフロント内に保管してありました。時間がないので入れ替えは後回しにして、持ってきたクラブは契約ロッカーに入れておきます。富士カントリーは、契約ロッカーとは別のロッカーを来場の都度貸してもらう形です。何回か誘ってもらったことのある別コースでは、メンバーの方は自分のロッカーを使っていたような気がします。どのパターンが一般的なのでしょうか。なんにせよ、契約ロッカーにいろいろと保管しておけば、手ぶらで来ること(帰りはウェアを持って帰ることになりますが)も可能になりそうです。

 

 富士山がきれいに見えて気分は上々ですが、スコアは上々とはいきません。そういえば、これまではOKありのゴルフばかりだったのですが、富士カントリーでは3ラウンドともカップインまでプレイさせてもらいました。短いパットも難しいものだと再認識です。同組のメンバーさんから「砂が入っているから遅いけど、本当はもっと早いんだよ。」とのコメントです。本調子のグリーンに向けてパット上達も目指すことにしましょう。

 

 ラウンド終了してから、マスター室前でクラブセットの組み替えを行います。段ボールやビニール袋といったゴミを大量に出してしまいましたが、マスター室の方が引き受けてくれました。新品バッグを富士カントリー預け用にして、ウッドとウエッジはこれまで使っていたもの、アイアンとパターを新品にします。新しいクラブが気になるもののドライビングレンジは終了しているとのことなので、ならばとAWをもってアプローチ練習場に向かいます。ラウンド後に練習というのもメンバーになったらやってみようと思っていましたので、やりたいことリスト一つクリアです(メンバーでなくてもできるのかもしれませんが、これまではラウンド終了後にすぐ帰宅していました。)。

 

<3回目>

 メーデーに別コースでラウンドしたにもかかわらず、富士カントリーに5/3の予約Telを入れました。4/29(富士カントリー)・5/1(別コース)・5/3(富士カントリー)と私にとってはこれまでにないハイペースです。メンバーになって浮かれているのも自覚していますが、まあ良いことにしましょう。GW後半初日ということで朝から下り渋滞が予想されますので、今回も電車で向かいます。9時過ぎのスタートとなると、いままでネットで取っていたコースだと遅れが響いてきがちな時間ですが、スムーズな進行で文句なしです。しかし、同じホールで前回と似たような失敗をしたり、前回ノートラブルで行けたホールで大たたきしてみたりとスコアはさらに成長(?)してしまいました。これでめげてはいかんと、上がった後にパターの練習をしてみます。お風呂に入ってから15:30発のクラブバスで御殿場駅に向かいます。ロマンスカーは良い時間で発車ですが、普通列車は時間が空いてしまいます。どちらにしようか考えましたが、特急券よりもビールで時間調整を選択します。

 

 帰宅したら既刊の会報数冊と50周年時の特集号、書類、バッグタグ大・小とネームバッジが届いていました。タグをキャディバッグに下げるとメンバーになったことを実感できることでしょう。ところで、ネームバッジって何につけるんでしょうか、今度メンバーさんに聞いてみましょう。

 

<1か月が経って>

 初めての倶楽部ライフは予想以上に楽しいスタートとなりました。まだHDCP申請できるラウンド数になっていませんが、競技へ参加できるようになったらさらに楽しくなってくるものと想像しています。検討しているときにはコストメリットやアクセス等についてAカントリーが良いかBカントリーが良いかなんて比べていましたが、あまり意味はなかったかもしれません。

 

 気に入れば、メリットの大小やある程度の遠近も受け入れられる気がします。明日行こうと思い立ってラウンドできるというのは嬉しいもので、入会前と比べると回数も増えてメリットもきっとあるでしょう(あまり回数が増えると大蔵省の顔色に警戒?が必要ですが・・・)。また、自宅から近いコースは、高額で比べる気にもならないということもあって、遠近もそれほど気になっていません。まだまだ下手っぴの新人メンバーですが、各回ともにご一緒したメンバーさんと楽しくラウンドできて良かったと実感しています。

 

 多く言われていることかもしれませんが、会員権購入を振り返ってみると車の購入のようなものだと思います。中古の軽自動車も新車のフェラーリもA地点からB地点までの路上移動という機能は一緒ですが、手の届く範囲で気に入ったものが欲しくなります。選んでいるときには、スタイリング・動力性能・ブランドやその車種に込められたストーリー・コスト・リセール等々も気になります。一方で、手に入れた後は愛着がでてきて「やっぱり、うちのが1番」なんて悦に入ったりします。そのうち、セカンドカーが欲しくなったり、格上の車が欲しくなったりしてくることもありそうです。持っていることでお金がかかり、使えばまたお金がかかるのも似ているでしょうか、税金・車検・保険・燃料・高速・駐車場・メンテナンス・・・。それでも、持つことで得られる楽しみがあると「これで良し!」と思いそうなところなんて近そうだと思うのですが、先輩諸氏の実感はいかがでしょうか。
 と書いてみましたが、家族の賛同を得られる率からすると車よりもバイクに近いかもしれません。バイクの復帰計画も立てたいですが、ゴルフ以上に顔をしかめられそうなので、もう少し温めておいた方が良さそうです。

 

 勢いで走り出した初めての会員権購入でしたが、加賀屋さんや富士カントリーのメンバー・スタッフの方に恵まれて、上出来なスタートになったと思います。これから、スコアも良くなるように頑張ることとします。
きっかけとなったコラムを執筆していただいたこと、また、手続き期間中もご連絡と助言をいただいた前田さんに感謝いたします。ありがとうございました。