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人と人との繋がり 2015年ゴルフ新年会に参加して --作 永光

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本日、2015年1月21日にANAインターコンチネンタルホテル東京にて行われるゴルフ関連17団体による。「2015年ゴルフ新年会」が開催されました。例年は、弊社の前田が出席するのですが、今回は前田の代理として行って参りました。私は普段は椅子に座っている時間が長く、よくよく考えると、加賀屋ゴルフに入社してから12年間で4回目となるイベントへの外出となります。

開会の挨拶後、基調講演が行われました。今回のテーマは「ジュニアの才能を開花させるチャレンジ〜錦織選手の場合〜」でした。代理の出席が決まった時に手渡された案内書に書かれていたのは、このテーマのみでした。司会者から基調講演者の紹介があったときは、本当に?と思いましたが、壇上には、あの有名な元ソニー副会長で日本テニス協会名誉会長の盛田正明氏がお上がりになられていたので、ビックリ。私はてっきり錦織プロの話を聞かれた関係者の方が講演されると思っていましたので・・。

司会者の方から「お話中は写真が撮れませんので、写真を撮影されたい方は手前の方に・・・・」、とてもおこがましく恐縮し、最初は盛田名誉会長の近くに行けませんでした。しかし、こんな機会はないと思い、慌てて前に行き写真を撮ろうとボタンを”カシャ”、撮った写真には別の被写体が写ると同時に、「では写真撮影を・・・・」
ゴルフ会員権の売買同様、決断力とタイミングは重要です!

講演の詳細は省かせていただきますが、盛田名誉会長が最初に話された言葉「私が最初にこの話を聞いたときは、てっきりゴルフ場で講演を・・・・テニスは・・・ゴルフをやらないから・・・」に、場内では笑いが起こり、この一瞬で会場の雰囲気が変わりました。この話術を私は凄いなと思いました。その後は物静かな口調で淡々と話されました。マーク・マコーマック氏との出会い、ジュニアテニスプレーヤーの育成、ジュニアテニスプレーヤーの選考方法、IMGへの留学、錦織選手について・・・を謹聴させていただきました。多くのことを知り感じましたが、その中で3点を挙げたいと思います。

一つ目は、日本人が世界へ出ていくことの難しさです。世界で戦えるテニスプレーヤーを育てる為には、早い時期に海外に出て、現地でのレッスンが必要とのことでした。日本では技術面が高い選手でも、海外に行くとフィジカル面、メンタル面で思うように活躍できなくなるようです。その為に、早くからの海外経験が必要だということがわかりました。しかし、海外生活にはお金がかかり、技術面を上げるためにプロのコーチにレッスンをお願いすると、さらに金額は増すそうです。ビジネスマンが飛行機で世界を行き来出来る時代ではありますが、プロで活躍できるようなジュニア選手の育成には、スポンサーが必要ということを知りました。

二つ目は、世界で戦い続けることの難しさとプロの現実です。ジュニア時代は全面的に援助しているテニス・ファンドも、プロテニスプレーヤーになった時から、援助が出来なくなりますとのことでした。世界で活躍し続ける為には、滞在費・生活費を含め、お金が必要です。しかし、テニス大会の賞金はゴルフ大会などと比べると安いのが現状だそうです。その為に多くのプロテニスプレーヤーは日本国内に留まらざるを得ないそうです。錦織プロのように、世界でも名が知れ、ファンが付き、スポンサーが付き、更にテニス大会で活躍し獲得賞金が増えて行くなら安心ですが、プロテニスプレーヤーーの多くが海外ではなく日本に留まっているのも、獲得賞金だけでは滞在費だけで消えてしまうなど、プロになってからの金銭面の問題が大きいということを知りました。

三つ目は、人と人との繋がりです。華やかと思われる世界で活躍されている錦織プロの裏側には、試合に勝つための努力だけでなく、異国の地での生活という大きな壁があり、これは本人の力だけでは難しく、盛田正明テニス・ファンド、IMG、コーチ、テニス関係者、その他・・・など、多くの人と人との繋がりが錦織プロを生む原動力になったという真実を知りました。

一つ目、二つ目の話については、私などには全く無縁の話ですが、三つ目の話は身近な事にも感じられることでした。他にも、高い目標を持つことなどを実体験に基づくお話もあり、最後に盛田名誉会長は、第2、第3の錦織プロを選出しないと、テニスの火が消えてしまいますと心配されていらっしゃいました。この様な大変貴重なお話を謹聴させていただけたこと、とても感謝いたします。

人と人との繋がりと言えば、ゴルフ場によっては入会時に必要となる「推薦保証人が必要」という制度がございます。その中でも推薦者の在籍年数、推薦者の年間プレー回数、年間に推薦人となれる人数、推薦者との同席面接、推薦者の保障など、更に厳しい条件がございます。推薦保証人を探す時も、メンバーが友人や知り合いならいざ知れず、メンバーに知り合いがいないとなると推薦保証人探しは大変苦労いたします。そんな時に必要となるのが人と人との繋がりではないでしょうか。メンバーさんを知り合いを通じて紹介して頂き、お会いすることで親しくなる、そのお手伝いも加賀屋ゴルフで出来ればと思います。今回パーティーにご出席されていた、ゴルフ17団体の皆様を始め、ゴルフ場やゴルフ関係者の皆様が新年会としてお集りになり挨拶し語り合う。一つの会を継続するには、このような人と人との繋がりを持ち続けることが必要なんだなと思いました。また、ゴルフ場利用税廃止についてのご報告を含め、熱くお話をなされた自由民主党衆議院議員の衛藤征士郎氏を始め、多くの団体・関係者の皆様が「ゴルフ場利用税廃止」という一つの目標に向かっている姿には敬服いたしました。これも人と人との繋がりで実施なされています。

2016年8月には、ブラジルのリオデジャネイロで開催されるオリンピックの種目にゴルフも加わり、2020年のオリンピック開催地が日本に決まりました。ゴルフの開催開場は霞ヶ関カンツリー倶楽部に決まりました。景気がにわかに回復し、皆様のゴルフ熱が上がり、益々ゴルフ人口が増え、ゴルフ会員権を沢山売買してくれるお客様が増えることを望みます。弊社HPは加賀屋ライターの皆様の多大なるご協力をいただくことで、成り立っております。本当にありがとうございます。今後もゴルフ会員権の売買を通して、また弊社HPを通じて、加賀屋ライターの皆様を始め、加賀屋縁の皆様、弊社でお取引頂きましたお客様との繋がり・輪を大事にしていきたいと思います。


久しぶりに立食パーティに参加したのですが”大事な心得”を忘れていました。油断をしていたら”食べ物はアッという間に無くなる”ということです。特にお寿司は早かった!!
ゴルフ場での打ち上げパーティーでは、このような事はないこととは思いますが、空腹の際には油断は禁物ですね。

長文となり失礼いたしましたが、これからもご指導の程、よろしくお願い申し上げます。